shima🇺🇸 @shimaintheus 鬼滅の刃、遅ればせながら夫と鑑賞してたんだけど、中盤、女の子のキャラの胸が強調されたコスチュームが多くなってきて、案の定、夫に『なんで、日本のアニメって、女の子の胸が強調されてるの?』って言われて、答えられなかったけど、この人はまともな感覚を持ってるんだな、って安心した。 2024-01-22 10:12:57
本作にはさまざまな点で現代的な「リ・イマジネーション」がほどこされており、それがヒットの一因だろう。世界的に流行している、名作の前日譚であること。ゲゲ郎と水木の「バディ」関係を前面に押し出し、現代的なアニメ表現によるアクションも魅力的であること。『ミッドサマー』『鵜頭川村事件』『ガンニバル』など、近年再び盛り上がりを見せている「因習村」ものであること。 中でも、ゲゲ郎と水木の改変は重要である。水木しげるの鬼太郎シリーズの「原作」である『墓場鬼太郎』(1960年から64年にかけて貸本漫画として発表され、2008年にアニメシリーズ化)では、鬼太郎が性格のねじくれた奇っ怪な幽霊族の少年であるだけではなく、父は不治の病に冒されて包帯だらけの醜男、水木は鬼太郎に翻弄されるだけの「しがない会社員」であった。バディ・ヒーローとして再想像された二人は本作の人気の要である。 水木 公式予告映像より これらの
『鬼滅の刃』大ヒットの背景には、既存のアニメ業界の常識を覆す「視聴の最大化」という流通戦略があった! 1兆円規模の「鬼滅経済圏」が成立した要因を、データから分析する 興行収入400億円超えと、空前の大ヒットとなった『鬼滅の刃』の劇場版『無限列車編』や、リリースから3か月で約300億円の売上をあげた『ウマ娘 プリティーダービー』。栄枯盛衰の激しいコンテンツ業界の中にあって、なぜこれらのタイトルが爆発的なヒットを成し得たのか? 2021年10月14日に発売された『推しエコノミー 「仮想一等地」が変えるエンタメの未来』は、そうした疑問を考えていくうえで非常に参考になる一冊である。 本著は、バンダイナムコにてコンテンツビジネスに実際に従事した経験を持ち、現在でもブシロードの顧問などを務める中山淳雄氏が、実務で得た経験をベースにしつつも、半ばライフワークとして調べ上げた詳細な分析内容を、まとめ上げた
町山智浩 @TomoMachi カリフォルニア州在住の映画評論家。自由民主主義者。BS朝日『町山智浩のアメリカの今を知るTV』毎週木曜よる10時30分から放送中。TBSラジオ『こねくと』毎週火曜午後3時から生出演。週刊文春『言霊USA』連載中。 note.com/tomomachi 町山智浩 @TomoMachi 「技術や品質が『下』だとみくびっていた相手に、いつの間にか追い抜かれてしまう。そんな悪夢が再び繰り返されてしまうのだろうか。 最近、専門家の間で『日本のアニメ産業が海外で負けてしまうのでは』という脅威論が唱えられることが多くなってきた」 itmedia.co.jp/business/artic… 2021-11-06 13:09:39 リンク ITmedia ビジネスオンライン 「日本のアニメ」は家電や邦画と同じ道を歩んでしまうのか 技術や品質が「下」だとみくびっていた相手に、い
2021年4月9日に、「マクロス」シリーズとして知られるロボットアニメに関する日米3社の合意が発表されました。これが歴史的な出来事として、日米のアニメ関係者から注目を浴びました。 発表は“ビックウエスト、スタジオぬえ及びHarmony Gold USA 全世界的なマクロス及びRobotechの未来に関する包括的合意を発表”としています。 日本で人気の高い「マクロス」シリーズと、米国で人気の高い「ロボテック」シリーズのそれぞれの今後の国際展開で各社が協力するというものです。 合意内容は、こちらの記事と発表を参考にしてください。 「マクロス」「ロボテック」、それぞれの国際展開で協力 日米企業が合意 http://animationbusiness.info/archives/11178 ビックウエスト、スタジオぬえ及びHarmony Gold USA 全世界的なマクロス及びRobotechの未
アニメ界のご意見番と言えばこの人! 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などの作品で知られる押井守監督に、今年のアニメ界で注目した出来事を振り返っていただいた。 取材・構成=渡辺麻紀 ◆◆◆ 「作り手として“配信”に限界が見えた」 (1)視聴者からの反響が見えづらい見放題月額制 当初、ネットフリックスやアマゾンプライムなどの配信会社はクリエイターを尊重してくれる上に、資金もあって予算的にも苦労が少ない……そんなふうに聞いていた。私も何本か企画書を出したのだけれど、ことごとく通らなかったし、そうしているうちに状況も変化していったんだよね。 こういう状況は、80~90年代のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)ブームと似ていると思う。最初はオリジナルのストーリーを作らせてくれていたのに、あっという間に人気シリーズのスピンオフなど、鉄板の企画しか通らなくなったんだ。配
今年4月、映画監督の高畑勲さんが亡くなった。プロデューサーとして支えてきたスタジオジブリの鈴木敏夫氏が語る高畑さんの記憶――それは決して美談ではなかった。(#1、#2より続く最終回) ◆ ◆ ◆ この作品はいつ完成し、世の中に出せるのか。僕としてはいっさい考えていませんでした。完成したときに公開すればいい。そう腹を括って、予算を含めた態勢を組んでいたんです。間に合う間に合わないですったもんだすることに、ほとほとうんざりしていたということもあるし、高畑さんに気のすむまでやってもらおうという気分もありました。結果的に8年の歳月をかけて、日本映画史上最大の50億円もの予算を費やすことになるわけですが、僕としてはいっさい焦りを見せないようにしていました。 「かぐや姫」と「風立ちぬ」同時公開というアイデア それでも、完成の目処がついたと報告を受けたときは心が揺らぎました。というのも、西村が言ってきた
最近のガンダムは量産機が活躍しないから、昔と違って量産機の玩具が売れないという主張がある。下記コメントが代表だ。 「今のガンダムは敵メカの見せ場がない、敵役のおもちゃが売れないのも自業自得」という論。 - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE- ガンダムはその後「リアルな戦争もの」としての評価を確立されてしまいます。「リアルである」と見られるということは、「リアルでない」というツッコミを切り返す理屈なり根拠をもってなければならない、という点がスタッフを縛り、結果として「主人公のガンダムと勝負できるのは敵のガンダム、その他量産ロボは雑魚」という方法論がひとつの定型になってしまいました。プロレスに例えるなら、中堅レスラーがやっていた「敵メカ」を練習生にやらせるようなもので、じゃあ(ただやられるだけの)練習生にファンがつくのかといったらそりゃ無理ですよね(笑)
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