IndesignCCからepubを書き出す実験のまとめです。Indesignだけで、電書協ガイドのCSSを使って、EpubCheckのエラーがでない、epubを作れます。Indesign上で設定できることを設定してやれば、中身がぐちゃぐちゃということにはならずにできそうです。 ●やったこと 『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』の紙の本の印刷用で作ったIndesignドキュメントを整理しなおして、(一部分だけ)epubに書き出す。 ●環境 OSX 10.9.4 Indesign CC(9.2.2/2013リリース)。現時点(2014.9.4)の最新・2014リリースのひとつ前のもの。 ●できたもの Indesignから書き出したままのepubファイル。 TheGeneralTheory.epub ●結果 Indesignだけで電書協ガイドのCSSを利用したepubをつくることができ
【2019.6.15】『Word文書の体裁(ルビ・文字飾り・脚注など)をInDesignに反映する』(http://mottainaidtp.seesaa.net/article/467138279.html)にて文字飾りや文字色、蛍光ペン、脚注などの処理も含む一連の作業手順を整理しました。併せてご覧ください。 ※2021.1.29/サンプルデータを更新しました(選択した部分のみ処理するスクリプトを追加)。 ※2021.5.5/サンプルデータを更新しました(「all_txt2ruby」テキストフレームがグループ化されているケースに対応)。 ※2021.5.7・14:30/サンプルデータを更新しました(「all_txt2ruby」画像を読み込んだグラフィックフレームが存在するケースに対応)。 ※2021.5.7・19:00/サンプルデータを更新しました(「all_txt2ruby」try-c
このページでは弊社がこれまでに実際に利用してきましたInDesign用スクリプトを無償で配布しております。 スクリプトのダウンロードおよびスクリプトのご利用につきましては、以下のリンク先にあります免責事項を必ずお読み頂きまして、記載されている内容にご同意していただきました場合に限り、ダウンロードしてご利用ください。 以下のリンク先にあります免責事項にご同意頂けない場合には絶対にダウンロードしないようにお願い致します。 動作確認を実施した詳細バージョンにつきましてはダウンロードデータ内の「README.txt」をご確認ください。 最新バージョンのリリース時に動作状況の確認を実施しておりますが、お使いのOS・CCアプリのバージョンの組み合わせ等により動作不良が生じる可能性があることを予めご了承ください。 InDesign用のスクリプト以外にも、組版ソフトのEdianWingにおいて使用できる「
表組みをうっかり左揃えで作ってしまった。本来はセンター揃えにしなくちゃいけなかったのに! なんて経験は誰にでもあるだろう(え? ぼくだけ?)。 こんな時に限って、本文と同じ段落スタイルなんだな……。そんな時はどうするか? テキスト検索で「<0016>」を検索して、センター揃えの段落スタイルに置換したらいいです。 すべてを置換すれば、ほらこのとおり。 これ、(おもしろいことに)表組みの直後の改行を含められない。「<016>^p」とか「「<016>^b」とかで1行がマッチするわけじゃないってこと。「<0016><0013>」もダメっぽい。 ちなみに正規表現で「\x{0016}」だと表組みにもマッチしない。なんか不思議だなあ。
InDesignにIllustrator(およびPDFの)を配置するときのオプションが、ちょっと難解です。ちょっと自信ないので、ツッコミ歓迎です。 InDesignのヘルプには次のように記述されています。 PDF(または Illustrator 9.0 以降のバージョンで保存されたファイル)を配置する場合、配置ダイアログボックスの「読み込みオプションの表示」を選択すると、ダイアログボックスに次のオプションが表示されます。 オプションを表示にしてみました。 PDF ページのバウンディングボックス、つまり、ページマークも含めて、ページ上の全オブジェクトを囲む最小限の領域を配置します。「境界線ボックス(表示中の レイヤーのみ)」の場合は、PDF ファイルで表示されているレイヤーの領域のみで配置され、「境界線ボックス(すべてのレイヤー)」の場合は、PDF ファイル内のすべてのレイヤー(非表示のレイ
先日、知人の@macneko_ayuさんたちが開催した「DTPerのスクリプトもくもく会 #2」に参加してきました。まあセミナーじゃないのでその場でみんなもくもく何かを作ってるだけなんですが、家で一人でやるっていうとどうしても気が散るのでなかなかよい会だったかなと。で、#3も近いことなので、当日もくもく作ってたものを出しておこうかなと思います。 InDesignから書き出せるファイル形式のひとつにIDML(InDesign Markup Language)というものがあります。これはInDesignの通常の記録ファイルと完全な互換性はないのですが、ほとんどの内部情報を保ったまま下位バージョンで開けるようになるため、やむを得ず下位バージョンでデータを開くような場合に使われたりしています。で、このIDMLは実はZIPのパッケージファイルで、解凍すると中にXMLファイルや画像ファイルが階層化され
昨日の続きです。 20Qで打った文字が小さくなっていますが、実際文字は何級になっているのか? 重ねて調べてみるとだいたい14.6Qくらいです。さてこの数字、いったいどこから出てきたのでしょう。 ↑おおまかですが、14.6Qくらい? 約73%に縮小されているようですが、何が何だかわからないのでsigilでコードを見てみましょう。 ↑文字列のCSSコード すると、フォントサイズは1.54emという指定になっています。これを逆算すると1emは13Qということになります。 これは標準段落スタイルのサイズが13Qなので、そこから1.54倍して20Qになっているという計算でしょうか。試しに13Qの文字を打ってコードを見ると、サイズの指定が入っていませんので13Qが1emで間違いないのでしょう。 ↑ためしに13Qの文字列を打ってコードを確認 ということは、iBooksでデフォルトの1emの大きさがわかれ
TeX2imgはSVGファイルも書き出せる 昨日ダウンロードした「TeX2img」は、SVGファイルも書き出せるようなのでやってみました。TeX2imgにコードを入力します。出力画像ファイル名の拡張子を「.svg」にして画像生成します。 無事にSVGファイルが書き出せました。 Safariでもちゃんと表示されています。 EPUBにSVGファイルを使用する InDesignから書き出したEPUBを解凍して、OEBPSフォルダのimageフォルダに書き出したSVGファイルを入れます。 OPFファイルの編集 content.opfファイルを開いて、manifestタグにSVGファイルを追記します。SVG形式のメディアタイプは「image/svg+xml」です。
(「アンカー付きオブジェクト」の続きは少し後回しにして、少しだけ関連のあることを先に……) 全角以上の括弧類を作成するための(合成用の)括弧類はU+239B〜U+23B1に集中しています(画像は ATOKの文字パレット)。 これをそれぞれダブルクリックして InDesign上に直接入力してみました(小塚明朝 Pr6N-R:横組み)。 間にある縦棒(U+239Cなど)は繋ぎ用と思われますが、少し問題があるので削除し、 1文字ずつ改行を挿入して並べたのが以下です(行間アキは「0」)。 これを「縦組み」に変更してみると…… 縦横変換されます ここまでは「小塚明朝 Pr6N-R」でしたが、全選択して「小塚ゴシック Pro-H」としてみますと…… 最後のU+23B0とU+23B1はCIDコードが16312と16313なので、Adobe-Japan1-5(Pt5)以上のフォントでないと実装されていませ
2017年08月21日 | InDesignの「背景を透明に」はOnでトラブルを回避 <2018年3月14日追記> この問題はEQUIOS / Trueflow側での対策が完了しています。 詳細は記事「2018年02月07日|Adobe Creative Cloud 2018 (2) - サポート開始」を参照してください。 ■概要(右図参照) InDesignの画像配置のオプションで「背景を透明に」のチェック(右下図参照)がOffの場合に、配置されたデータの内部の画像オブジェクトが抜けるというAdobe PDF Print Engineの問題があることが分かりました。 台紙貼りなどの運用で「背景を透明に」をOffにする事がルール化されている場合は、以下情報を参照の上、運用変更をご検討ください。 透明の構造がさらに複雑で、発生頻度としては画像よりもさらに稀ですが、図形が抜けるケースもあります
標題の通りです。CC2017でも改善されていないバグ(だと個人的には思ってます)です。 適当に表を用意してもらい、斜線(色を[黒]にする)を引いてオーバープリントプレビューにしてみてください。もしくはPDFに書き出して出力プレビューでも可です。 デフォルトの設定では[黒]スウォッチは自動でノセ(オーバープリント)になるはずなので、環境設定をいじってなければそのままで。 セルの罫線はきちんとノセになるのですが、斜線だけは手動で「オーバープリント」のチェックをオンにしないとノセになりません。これを仕様と謳うならどつくぞ…。 かといって、セルの設定を開いて[黒]スウォッチ(ないしK100)であればオーバープリントをオンにして…ということを手作業でやるのは骨が折れます。 そこで「斜線に[黒]スウォッチが使われていればオーバープリントをオンにする」スクリプトです。ぺぺぺって適当に書いたので恐縮ですが
表題のフォントはWindows 10に含まれるもの、または、MS Office 2016にも含まれる(および2013/2010に互換用として提供される)フォントなんですが……特定の条件で頭の痛いことになるということがわかりましてですね。 ちなみに問題としては、PDFというよりもInDesignだったりします。それも特定バージョンの。 まず一例として、下記のようなものをIllustratorで用意しました。 バージョンはCC 2017で作っていますがバージョン無関係です。ついでに厳密には、アプリケーション自体無関係だったりします。 そして「PDFとして書き出したファイル」を、InDesign CC 2017に配置します。これも一例で、実際にはCC 2015.x以降であればそれでいいです。 それから、PostScriptファイルに書き出します。厳密には「あとでCPSIを通る」ことなので、プリン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く