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物語を切り裂く行為と批評に関するgntのブックマーク (10)

  • 【東京オリンピック開会式を舞台芸術として評論してみる】|乗越たかお

    ●はじめに MIKIKO氏「外し」の意味? オリンピック開会式について、さすがにあれだけ無茶苦茶な経緯で現場に振られたパフォーマンスについて「日のダンスは」とかいわれてもたまらんなと思って、内部事情などはわからないままにあくまでもレビュー的に書いていたのだが、その最中に追い打ちをかける文春砲が、とんでもないものを発表した。 「台11冊を入手 五輪開会式“崩壊” 全内幕 計1199ページにすべての変遷が」 (※以下、「台11冊」) 今回の件で一番モヤっとしていたのが、なぜあんなタイミングで、あんなやり方でMIKIKO氏を演出責任者から外す必要があったのか、ということだった。 電通と、後任の元電通の佐々木宏氏が手柄を独り占めにしたかったから、という論調になっているが、いくらなんでもそんな馬鹿なことをするだろうか、と思ったのだ。 なぜならMIKIKO氏のように、これだけの規模のイベントの演

    【東京オリンピック開会式を舞台芸術として評論してみる】|乗越たかお
  • J& blog : ■ゆとり世代の瞳の輝きに俺は明日への希望を見たね■

    (←ちなみにこれは、同じくヤマカンが絵コンテを切ったAirの2話からあの夏、いちばん静かな海のパロディ。真ん中の画像だけだと分かりにくいから、その後のダメ押しカットも入れてみた。映画を見た人なら、一発でわかってくれると思う『手前に空き地 奥に道路と堤防』レイアウトだ。こういうパロディをさりげなく作中に紛れ込ませてくれるヤマカンは、しびれるほどカッコイイ!) つまりゆとり世代と言っちゃっている人たちは、下の世代の人たちに対してコミュニケーション回路を開けない人たちなんだよね。20歳21歳生きていて得た知識をもとにコミュニケーションに使うんじゃなくて、ニコニコ動画で自分と同年代の人たちと交流するために使っちゃう。この前もイース2のPC88版オープニングを見ていたら、字幕で「さぁゆとり、これがゲームだ」って流れてきて苦笑してしまった。ニコニコ流の諧謔かもしれないけど、OPだけを見ただけでは、ふつ

  • 七里の鼻の小皺 - 対象をもたない愛(1)――「萌え」・「大切な何か」・『トップをねらえ2!』・『Anisopter』

    対象を失った愛は、涙の国の極限でわれわれに明日を与える。この世では手に入らないものを愛していると自覚しながら、なおこの愛のための抜け道を人生のなかに探すとき、われわれは、結局は一度も与えられなかった世界、輝かしい無償性を受け止めてくれるはずだった世界の可能性を生き始める。「萌える」とは、対象をもたない愛の感情である。その強さは、愛の不可能性を恥じながら、結局は何も諦めきれないだろう自分への矜持を辛うじて持続させようという意思に、遠い理由をもっている。この愛が、自分の心の内に根を降ろしていて、そしてまた、自分自身の他には行き着く先をもちえないだろうという意識のうちに、「萌える」という単語の植物的自発性が慎ましく場所を得ているのだ。「萌える」という言葉については、重要なことはまだほとんど何も言われていない。人々はあまりにもしばしば、この言葉について比喩的に語り、類似性のうちにそれを見失ってきた

    gnt
    gnt 2006/11/08
    素晴らしすぎる。そしていろいろと考えた。
  • 美しい妹にはノイズがない - 萌え理論ブログ

    妹はいつも笑顔だ。 妹はいつも素直だ。 妹は「おにいちゃん」を尊敬している。 妹は働くことを厭わない。 妹は見返りを要求しない。そんなことは「はしたない」ことだと考えている。 妹は礼儀正しい。 妹は騒ぎを好まない。 妹は「おにいちゃん」を尊敬しているので、彼の間違いでも自分が反省する。 妹は「おにいちゃん」に責任をとらせない。 妹は黙って運命を受け入れる。 妹は「おにいちゃん」のおかげで生きている。 妹は「悪」を憎む。 妹は常に正しい。 そういう二次元美少女の世界に萌えオタは住みたい。 kmizusawaの日記 - おとぎ話「美しい国」 煩悩是道場 - 「美しいはてなブックマーク」にはノイズがない

    美しい妹にはノイズがない - 萌え理論ブログ
    gnt
    gnt 2006/10/24
    素晴らしい考察。ネタ元と併せて読むとさらに味わい深い。
  • おとぎ話「美しい国」(てきとーに書いてみました) - kmizusawaの日記

    「美しい国」にはノイズがない。 誰一人間違ったことをしない世界。どこにも「異分子」がいない世界。誰一人「決定」に異議を唱えない世界。すべての人が「健全」で「教養」と「公徳心」を身につけ礼儀正しくルールに従い、分相応の「身の程」を知っている世界。誰も不満を言わない世界。不快なことがない世界。見苦しいものがない世界。とても静かで整然として何の問題も起こっていないし起こりえない平和な世界。とてもしずかなうつくしいくに美しくそして経済も礼儀正しさも思いやりの深さも学力も世界ナンバーワン。世界に対して何一つ恥じることも反省すべきこともない素晴らしい国だ。でもそういうのあからさまに言うのははしたないからナンバーワンは海の向こうの美国に譲ろう。ナンバー2がふさわしい。 美しい国を作るために、醜いもの、ダメなもの、間違ったもの、不健全なものは取り除くか正すかしなければならない。そうできるためのルールを作ら

    gnt
    gnt 2006/10/24
    ネタ元。山口泉『宮沢賢治伝説』を思い出しました。上のヤツらが言う理想論は常にdisっとくべし。
  • 佐々木敦インタビュー

    前記:以下のインタビューは、雑誌「nobody」(http://www.nobodymag.com/)の第7号に掲載されたものです。最近の自分の考えを、うまくまとめて戴けていると思うので、同誌編集部のご了解を得て、ここに再録します。「nobody」編集部の黒岩幹子さんに深く感謝致します。(佐々木) 一一音楽批評家あるいはライターは、語る対象によって分別されがちだが、そこに佐々木敦の名前を出されると躊躇せざるを得ないのではないか。それは彼ほど対象を選ばない書き手が少ないからというだけでなく、その活動自体が多岐に渡ることにも関わるだろうし、しかもそれぞれの活動さえも分別できないようにも思えるのだ。ちょうどこのインタヴュー時に出た「クイック・ジャパン」の連載「SOFT&HARD」で、音楽ジャーナリズムを批判した文章が掲載されたところだったので、まずそのことから聞いてみた。 佐々木 ここ1、2年

  • ロリコンファル - 固有であること

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

    ロリコンファル - 固有であること
    gnt
    gnt 2006/06/06
    そのと−り! 「ネタ」前提で語られていたものに「ベタ」に反応してしまうことが問題で、「ネタ」自体の責任は少ない、とか「ネタ」の起源を求める方が有益、とか
  • kajougenron : hiroki azuma blog: オタク世代論補足

    gnt
    gnt 2006/06/05
    卓袱台返しともゆう
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    恋人と別れて30年が過ぎ、その元恋人の娘と出逢う夜 古い友人であるShellyからメッセージが届いた。「私の娘のAdrienneが日に行くのだけれど、時間取って彼女と会ってくれるかしら?」 Shellyはアメリカ在住の白人女性だ。Shellyと俺との関わり合いは、過去に書いた。こちらを参照のこと。25歳に戻れた夜~ブライアン・…

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    gnt
    gnt 2006/06/05
    「「任天堂が好きすぎてサテラビューすら愛せる」などと言い切れる奴がどこにいるというのか」
  • 小説版『ダ・ヴィンチ・コード』 大きな物語を壊す動機② | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★★星5-α (僕的評価:★★★★★星5つ) ■大きな物語を壊したいと思う衝動 そもそも「大きな物語」は、人々が反抗し、壊し、解体したという欲望の対象になるものだ。 なぜか? それは、物語が「現実の多様性」を隠蔽・抑圧してしまうという機能を持つからだ。 ここで、「大きな物語」とは、クーンのパラダイムと同様の意味で使用しています。パラダイムと同じ文脈で機能する共同幻想と置き換えていいです。 パラダイム※1とは、その時代、時代で支配的な物の考え方と前提のことです。 まぁキリスト教の天動説と地上説に、その次のニュートンの古典力学と量子力学への流れなどを見れば良くわかるのですが(このへんの話は多いですよね)、そもそもその時代に支配的な「大きな物語=パラダイム」というのは、それそのもので、系(コロラリー)として完結する体系を持っています。 ニュートンの古典力学なんかは、まったく異なる世界

    小説版『ダ・ヴィンチ・コード』 大きな物語を壊す動機② | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    gnt
    gnt 2006/05/25
    『黒い羊は迷わない』が好き!という人がいてうれしい。これまで見たことがなかった。本体も良い「ダヴィンチ〜」批評です
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