イギリスのデイヴィッド・キャメロン外相は30日、同国にパレスチナ国家を正式に承認する時期を前倒しする用意があることを示唆した。 昨年11月の外相就任後、4度目となる中東訪問を前にキャメロン氏は、中東での和平を促進するにはパレスチナ人に政治的地平を与える必要があると、与党・保守党の中東評議会 (CMEC)で述べた。
イギリスのデイヴィッド・キャメロン外相は30日、同国にパレスチナ国家を正式に承認する時期を前倒しする用意があることを示唆した。 昨年11月の外相就任後、4度目となる中東訪問を前にキャメロン氏は、中東での和平を促進するにはパレスチナ人に政治的地平を与える必要があると、与党・保守党の中東評議会 (CMEC)で述べた。
米国で白人至上主義や極右団体などの過激主義者による「国内テロ」が大きな脅威となっている。2021年1月6日に起きたトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会襲撃事件には、多くの退役軍人らが関与していた。合衆国憲法に忠誠を誓ったはずの軍隊経験者の一部が、過激な思想にはまり米国の民主主義を脅かす存在になっている。「ポスト『民主主義』の世界」米国編の最終回は、白人至上主義団体に身を置いたある男性の「告白」を紹介する。 「ホワイトパワー(白人の力)」。米南部アラバマ州の森の広場。黒い三角頭巾とガウンで全身を覆ったクリス・バックリーさん(38)が左手を掲げて叫ぶと、隣の4歳だった長男が幼い声で復唱した。 英BBC放送が2015年に制作した白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」のドキュメンタリーの一場面。映像の中でバックリーさんが言い放った。「我々の伝統が差別なら、長男を差別主義者に育て
「日本風テーマタウン」に批判殺到 1000億円をかけて、京都の街並みを中国に再現する。 やりすぎ感あふれるテーマタウン、その名も「盛唐・小京都」が8月25日、遼寧省大連市にオープンした。コロナ禍で日本旅行にいけないかわりになる……というわけでもないだろうが、現地報道によると多くのお客が集まり、上々のスタートだったようだ。 ところが1週間もたたずして、地元政府の指示により、一時休業に追い込まれた。理由の説明はないが、インターネット上での批判が原因のようだ。 「大連といえば、かつて日本がつくった満州国の一部であった。そんな場所に日本風の街並みを造るなど許されるのか」 「日本企業しか出店できず、売られているのも日本商品ばかりではないか」 「江蘇省蘇州市や無錫市に続いての日本風ストリートか。このままだと、中国はどんどん食い荒らされてしまう」 「自国の文化をもっと愛するべきではないのか」 こうした批
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