総務省は2日、さまざまなメディアを流通するコンテンツ(メディア・ソフト)の制作・流通状況に関する調査・分析の結果を公表した。「メディア・ソフトの制作および流通の実態」として年次で実行している調査の結果となる。 2006年の各メディア業界の統計データ等を、「ソフト(コンテンツ)」の内訳別に再編し、「ソフトの市場」を推計することにより、「ソフトの制作・流通のトレンド」を包括的に把握・分析したもので、具体的には、映像系・音声系・テキスト系の別、ソフトの一次流通・二次利用(マルチユース)の別で分析し、またネットワーク(PCインターネット、携帯インターネット等)での流通について調査した内容となっている。 これによると、日本のコンテンツ(メディア・ソフト)の市場規模(2006年)は11兆4,494億円となった。映像系、音声系を中心に、市場は拡大基調にあり、対前年比で1.4%(1,547億円)の増加を見