ザ・キンクス 榎本俊二 令和日本のとある地方都市に暮らす4人家族、錦久家。彼らの平凡日常イベントを、エノモトならではのとことん素敵で豪快な切り取り方で非凡異常事態として読ませる作者渾身の野心作。「真実は細君に宿る」(作者談)
みなさんは『攻殻機動隊』と聞いてどれを思い浮かべるでしょうか。押井守の最初の劇場版でしょうか、それとも神山健治のSACシリーズでしょうか。ハリウッドの実写版を思い出す方もおられるかもしれません。 しかしながら、私にとっての”攻殻”は士郎正宗による漫画『攻殻機動隊』なのです。はじめてこの漫画を読んだときは、世にこれほどまでに面白い漫画が存在するのかと震えました。未だに私にとっての漫画の最高傑作です。しかし、この原作漫画はアニメシリーズと比較して、残念ながら知名度が高いとはいえません。 その理由の一つに、非常に難解なストーリー展開があると思います。一読しただけでは物語の把握は困難で、注釈が無数にあって、そして理解を読者に求めます。 この作品は、画に描いてあることを解説してくれない漫画なのです。読者は画とセリフから能動的に意味を読み取り、物語を自分で組み立てなければなりません。 もちろんそういっ
漫画に限らずフィクションというものには、悪玉を主人公にした作品というものが少なからず存在します。そういった作品では、主人公に悲しき過去があったり、悪ならではの美学が存在したりして、悪とはいえ読者が応援したくなったり憧れたりするような何かが存在するのがセオリーでありましょう。ですが、今回紹介する梶原一騎+中野喜雄『人間兇器』の主人公・美影義人は一味違います。この男、本当にいいところが何一つないんです。彼を象徴するコマを一つ引用しましょう。 『人間兇器』合本版1巻767ページより 「おれは勝てそうな相手にゃすぐトサカにくるんだ!」ですよ。こんな情けないことを堂々と言える主人公はそうそういません。そして言葉だけではなく実際に、自分より弱い相手には暴虐の限りを尽くします。では自分より強い相手に対してはどう出るか。 『人間兇器』合本版1巻682ページより ご覧の通り、すぐ土下座し、泣きわめき、命乞い
頭が動かない。ここ数日の疲れからか、後は少し脳を使う作業をしたからか、何かを考えたり、ちょっと手のかかる作業をすることが出来なくなってしまった。最近ちょっと考えたりすることが難しい傾向にあるので、少しこうやって手を動かして文章を書きながら、リハビリみたいなことをしようと思う。 表現者について ちょっと前に、表現者についての話がはてなブログで盛り上がっていた。 誰もが表現者になれる時代はとっくに終わってるんだよ - シロクマの屑籠 ほとんどの人は、そもそも表現者になりたいとは思ってないのでは - ふろむだ@分裂勘違い君劇場 まあ、表現者、という曖昧ないい方で全体的にもにょもにょする文章で、本当にお気持ちなのだろうと思う。何となくの自分を取り囲む世界からの圧力から押し出された系統立てられてない主観。自分はこの、世界からの圧力で、自分と世界との境界を破るように絞り出された何か、これこそが表現だと
WIZARD!!〜爆炎の征服者〜 原作:萩原一至 作画:シヒラ竜也 『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』のプロトタイプ読切を、原作を愛してやまない俊英がリブート! 少年ジャンプが生んだダークファンタジーの傑作、そのエッセンスを凝縮した読切です‼
るんるん・カンパニー、バラの進さま、くるくる・くりん、吉田さん危機一発、ひいびい・じいびい、てりぶる少年団、土曜ワイド殺人事件、キネコミカ、DAI-HONYA、猫田一金五郎(金田一耕助パロディ)シリーズetc.と、他にもまだまだあるが、自分は漫画家とり・みきの作品の大ファンである。 今回の山下達郎がラジオで晒した醜態を見て、自分は非常に心配している。山下達郎のことを心配しているのではない。 自分の大好きな漫画家とり・みきは、熱狂的な山下達郎ファンなのである。 単なるファンと言うレベルではなく、山下達郎のツアーパンフレットやファンクラブ会報誌に掲載される漫画や、近年のベストアルバムではジャケット装画を描くなど、かなり親交は深い。 この文章を書いている自分自身は、個人的に山下達郎の音楽が好きではなかったから、別に山下達郎本人が晩年を汚そうが、それで世の中の評価が低くなろうが何しようが構わない。
スパイダーマン:オクトパスガール 古橋秀之/別天荒人/MARVEL <隔週火曜更新>スパイダーマンとの戦いにより昏睡状態に陥ったDr.オクトパス。目覚めると、なぜか日本の女子中学生「奥田宮乙葉」の意識の中にいた。「肉体を取り戻したら、出ていく」という条件で協力関係を結んだ2人の奇妙な学園生活が今、始まる!? [JC2巻5/2発売]
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漫画家・あらゐけいいちさんが、小学校の音楽の教科書『小学生の音楽』(教育芸術社)で、表紙と登場キャラクターのイラストを担当したことを発表しました。 教科書は小学1年〜6年までの全学年が対象。令和6年度、2024年4月から使われます。 あらゐけいいちさんは『日常』や『CITY』などで知られる漫画家。現在は連載再開した『日常』と新連載の『雨宮さん』の2本を執筆しています。 「全ての子どもたちに音楽をする喜びと楽しさ」を 教育芸術社の公式サイトによると、あらゐけいいちさんがイラストを担当した令和6年度版『小学生の音楽』は「全ての子どもたちに音楽をする喜びと楽しさ」を届けることを目標に制作。 「学びが見える」「学びがつながる」「楽しさを大切にした学び」と3つ挙げられた改定ポイントの内、最後の「楽しさを大切にした学び」において、あらゐさんのイラストが紹介されています。 教科書には、あらゐさんの手掛け
読書屋ひろたつ @summer3919 本を読んで生きています。Mond様にて質問を受け付けています。本の捜索は完全に善意です。mond.how/ja/summer3919 お仕事のご依頼・相談などはDMにて。アンチネタバレ過激派。 orehero.net ひろたつ@読書中毒ブロガー @summer3919 #最強の鬱マンガ を募集して最悪なランキングを作りました!! 摂取量を間違えると、体調に影響を及ぼすレベルの凶悪作品ばかりです。どうか適切な距離を保ってください。賢明な方は近づかぬよう。 ちなみに私は1位の作中シーンが完全にトラウマで、常に脳内でつきまとわれています。記憶消す方法求ム。 pic.twitter.com/ShybKtsEHu 2023-04-20 19:35:56
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