涎掛けのような四角い襟を特徴とするセーラー服。19世紀前半には水兵が着用していたといいます。1857年イギリス海軍は、このセーラー服を水兵の制服に制定し、日本海軍でも1872(明治5年)に水火夫の制服に採用されました。日本では1921年に女子学生の制服として採用され普及します。 またセーラー服同様、水兵の日常服である青白または赤白の横縞のシャツは17・18世紀からイギリス海軍で使用されるようになり、他の国にも伝播しました。そして次第に、縞模様は水着や街着として普及するようになりました。今回の企画展では、下級の水兵、船員の日常服であるセーラー服と縞のシャツが、どのように海から海岸へ、海岸から街へと広がり、定着していったのか。日本での動向を中心に紹介します。
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