フランスのシャーロック・ホームズとして知られる著名な犯罪学者のEdmond Locard氏は、かつて2つの事柄が接触すると必ずそこに痕跡が残ると述べたことがあるが、これはオンライン犯罪についても当てはまる。われわれがウェブサイトを訪れると必ずアドレスが残る。ニュースグループに投稿すると、その最初の意見が妥当性を失ってからかなり時間がたった後でもGoogleで検索すれば読むことができる。そして、開設したけれど数年前から放置されており、アクティブのまま残っている恥ずかしいMySpaceのページもある。したがって、ある人物が突然オンライン犯罪に手を染めることを決断したときには、それ以前にオンラインに残したあらゆる履歴がいつまでもその人物について回ることになる。そしてこれはFaceTime Security Labsのマルウェア担当ディレクターのChris Boyd氏にとっては歓迎すべきことなので