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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/humon007 (1)

  • 【スウェーデン】における優生手術 - 語られる言葉の河へ

    (1)経緯 1992年夏、福祉先進国として他の国々の模範だったスウェーデンで、1930年代以降、70年代にいたるまで、優生学を背景とした強制的な不妊手術が実施されていた、という事実が、スキャンダルとして世界を駆けめぐった。 この直後、スウェーデン政府は、この問題に係る調査委員会を発足させ、委員会調査部は1999年1月末、中間報告「スウェーデンにおける不妊手術問題」を提出した。委員会調査部は、強制不妊手術の実態を調査のうえ、200件超のケースについて、スウェーデン政府は被害者に対する謝罪ならびに補償を早急に行うべし、と勧告し、そのための法案を準備した。委員会は遅くとも1999年7月1日までに最終報告書を提出するとした。 優生学と福祉国家は、これまで相互に対立するものとして語られるのが常だったが、歴史的事実を追っていくと、むしろ福祉国家の枠組みの中でこそ、優生学とこれに基づく諸政策は発展したと

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