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公害に関するkabutomutsuのブックマーク (34)

  • 生きている姿知って 水俣病闘病60年の田中実子さん:朝日新聞デジタル

    5月1日、水俣病は公式確認から60年を迎えた。熊県水俣市の田中実子(じつこ)さん(62)は1956年、入院先の病院が「原因不明の病気」として保健所に届け出て、公式確認のきっかけになった患者の一人だ。発症から60年。そのほとんどを居間で過ごし、これからも過ごす。両親は亡くなり、姉夫婦による介護が続く。 3月、自宅を訪ねた。普段は横になっている実子さんだが、この日は居間の座布団1枚ほどの場所にひざ立ちをして、くるくると回っていた。 足を小刻みに動かしながら、一点を中心に回る。数十秒で1回転。何回も何回も。口は真一文字に結んだまま、その目は視界に入る家族らの顔を捉える。そして突然、後ろ向きに倒れこんだ。そばで見守るヘルパーの女性がとっさに下に滑り込み、抱きかかえる。しばらくして起き上がり、再び回り始めた。実子さんは話せない。時折「んー」と小さな声を漏らす。 自宅は水俣湾の小さな入り江にある。原

    生きている姿知って 水俣病闘病60年の田中実子さん:朝日新聞デジタル
  • 水俣病、公式確認から60年 なぜ福島でも、同じことが繰り返されるのか(インタビュー)

    経済成長一辺倒からの転換点とも言われる「4大公害裁判」の筆頭だが、その教訓から、日は学んだと言えるだろうか。 熊県水俣市に拠点工場を持つ化学企業「チッソ」が、戦前から不知火海に排出してきた水銀の中毒で、目が見えにくい、手がしびれるなど、全身の機能障害に陥る人が続出した。行政が正式に認定した患者は熊・鹿児島の両県で計2280人(3月末現在)だが、現在も2000人以上が認定申請を済ませて処分を待っており、不認定患者らによる訴訟も続いている。 日各地で水俣病についての写真展示や講演会を開いているNPO「水俣フォーラム」は2016年5月3~5日、東京で「水俣病公式確認60年記念」と題した特別講演会を開催する。実川悠太理事長に、水俣病が2010年代後半の現代に問いかけるものについて聞いた。

    水俣病、公式確認から60年 なぜ福島でも、同じことが繰り返されるのか(インタビュー)
  • 余録:木村栄文さんというディレクターが福岡の… - 毎日新聞

    木村栄文(きむらひでふみ)さんというディレクターが福岡のRKB毎日放送にいた。手がけたドキュメンタリーの中に水俣病をテーマにした1970年放送の「苦海浄土(くがいじょうど)」がある。作家、石牟礼道子(いしむれみちこ)さんの作品が基になっている▲女優の北林谷栄(きたばやしたにえ)さんが盲目の旅芸人となって出てくる。案内役として患者や家族を訪ね歩く。水俣病の公式確認から5月で60年になるのを前に映像を見返した▲こんな場面がある。水俣病患者が入れられた精神科病院の運動会に旅芸人が紛れ込む設定だ。50代の女性は発病を理由に離縁されたという。元気なころは夫婦で漁に出てたくさん魚を取った。それを懐かしそうに誇らしく振り返る。夫への恨み言はない。病気さえ回復すれば働いて一人べていくことくらいできるのだと言う▲子供の患者と暮らすおばあさんの家にも旅芸人は来た。その子の世話で大変なのに、歌も踊りもできない

    余録:木村栄文さんというディレクターが福岡の… - 毎日新聞
  • 水俣病資料館が全面刷新 展示内容に見直し求める声も - 西日本新聞

    展示内容が刷新された水俣市立水俣病資料館であった内覧会。「永遠の記憶」コーナーには水俣病患者の遺影などが展示されている=31日午後2時半ごろ、熊県水俣市 写真を見る 水俣病公式確認60年となる5月1日に向け、展示の全面刷新を終えた熊県水俣市立水俣病資料館は4月1日、オープンする。来館者の半数以上を占める小中学生に分かりやすいよう写真を多用した。一方、患者や被害者からは「(展示資料の文言に)加害者としての行政の謝罪がない」「患者の実名が(刷新後に)ほぼ消えてしまった」など、展示内容の見直しを求める意見も出ている。  資料館は31日、関係者向けに内覧会を開いた。工場の有毒廃水を垂れ流した「百間排水口」のレプリカから先が展示室。「企業と行政の責任」のコーナーには、2004年の水俣病関西訴訟の最高裁判決で、加害責任が確定した行政の謝罪やおわびの文言はない。水俣病被害市民の会の坂龍虹(りゅうこ

    水俣病資料館が全面刷新 展示内容に見直し求める声も - 西日本新聞
  • アスベスト訴訟、建材メーカーに初の賠償命令 京都地裁:朝日新聞デジタル

  • 水俣病:食中毒調査めぐる行政訴訟「不適当」東京地裁却下 - 毎日新聞

  • 男子90倍以上の甲状腺がん発生を見ぬふりの環境省-知見はいつまで積み重ねるのか?(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース

    「知見が積み重ねられていくことがまだ必要な分野だという理解がございますので、そうしたものにもキチンと耳を傾けていきたいと思っております」これが、10月27日の記者会見での丸川珠代環境大臣の回答である。 筆者の問いは、国立がん研究センターの昨年11月の疫学分析で、東京電力福島第一発電所の事故後に事故前の10年と比較し、18歳以下の男子で90倍、女子で50倍の甲状腺がんまたはその疑いが発生していたことに加え、最近の知見を踏まえての大臣の所見である。最近の知見とは以下の2つのうち、筆者が例にあげたのは後者である。 「十分な統計資料」一つは国際環境疫学会の学会誌「Epidemiology」(疫学)に掲載された岡山大学の津田敏秀、時信亜希子、時信亜希子、山英二、鈴木越治による分析だ(*1)。 日外国特派員協会で会見を行った津田敏秀岡山大学教授(写真中央)、9月30に筆者撮影)これは、日全国の年

    男子90倍以上の甲状腺がん発生を見ぬふりの環境省-知見はいつまで積み重ねるのか?(まさのあつこ) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 森永ヒ素ミルク、896人なお症状 事件から60年:朝日新聞デジタル

    森永乳業の粉ミルク製造過程でヒ素が混入し、飲んだ乳児130人が死亡、1万3千人に健康被害が出た森永ヒ素ミルク事件(1955年)から今年で60年になる。被害者は高齢化し、障害の重度化に不安を募らせている。 被害者らでつくる「森永ひ素ミルク中毒の被害者を守る会」(事務局・大阪市北区、会員約2200人)の全国総会が21日、岡山市で開かれた。各地の会員代表196人と、厚生労働省や森永乳業の関係者ら計約280人が出席した。 最初に、亡くなった被害者に祈りを捧げた。「守る会」理事長で被害者の桑田正彦さんは「私たちは60歳になった。事件の風化防止や高齢化に備え、一層、取り組みを強化しなくてはならない。被害者がこの世からいなくなるまで、運動を続けていく」とあいさつした。 被害者の救済にあたる公益財団法人ひかり協会(部事務局・大阪市)によると、これまでに明らかになっている被害者数は1万3440人。このうち

    森永ヒ素ミルク、896人なお症状 事件から60年:朝日新聞デジタル
  • <原発賠償と分断>優遇と冷遇 亀裂拡大 | 河北新報オンラインニュース

    ◎(中)元水俣病京都訴訟弁護団事務局長・尾藤広喜氏(67)  -慰謝料の支払いを2018年3月分までとする新たな福島復興指針をどう評価しますか。 <指針目標ありき>  「国が企業を守り、補償を少なくしようとする構図が水俣病=?=と似ている。水俣ではチッソに補償問題が及んで操業に影響が出るのを避けるため、国は漁獲を禁止しなかった。福島は放射線量によって避難指示を3区域に分けたのに、今回の指針では目標ありきで、解除に当たっての線量評価が抜け落ちている」  「早期の避難指示解除を目指す姿勢に、東京電力の負担を減らそうとする国の思惑を感じる。国は原発再稼働も推し進めようとしている。経済のためなら国民の健康や生活の犠牲は仕方ないとする国の姿勢は今も昔も変わらない」  -避難指示の解除時期にかかわらず慰謝料が一律になり、自治体間で分断が生まれています。 <国の意図感じる>  「国が意図的に分断を生み出

    <原発賠償と分断>優遇と冷遇 亀裂拡大 | 河北新報オンラインニュース
  • 47NEWS(よんななニュース)

    自宅プリンターで1万円札コピー男に有罪判決 検察側「店の飾り用なら精巧な必要ない。悪質」…弁護側は「稚拙な模造。犯罪意識なかった」 鹿児島地裁

    47NEWS(よんななニュース)
  • カネミ油症、患者側の敗訴確定 最高裁が上告棄却:朝日新聞デジタル

    1960年代に起きた品公害「カネミ油症」に認定された患者ら54人が、原因企業の「カネミ倉庫」(北九州市)などに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)は患者らの上告を退ける決定を出した。2日付。不法行為から20年で損害賠償を求める権利を失う「除斥期間」が過ぎているとして訴えを退けた二審・福岡高裁判決を支持。患者側の敗訴が確定した。 訴えていた患者らの多くは、新たな認定基準が適用された2004年以降に認定された。患者側は「認定を受けないと国の被害実態調査の対象にもならず、救済を要求することは現実的に不可能だった」と主張。認定された時点から除斥期間が始まるとみなすべきで、損害賠償を求める権利があると訴えていた。 14年の二審判決は、「カネミ油症が、症状が進行したり、一定の潜伏期間の後に症状が出たりするとは認められない」と判断。患者らが遅くとも69年12月にはカネミ油を口にし

    カネミ油症、患者側の敗訴確定 最高裁が上告棄却:朝日新聞デジタル
  • CiNii Research

    JaLC IRDB Crossref DataCite NDL NDL-Digital RUDA JDCat NINJAL CiNii Articles CiNii Books CiNii Dissertations DBpedia Nikkei BP KAKEN Integbio MDR PubMed LSDB Archive 公共データカタログ ムーンショット型研究開発事業

    kabutomutsu
    kabutomutsu 2015/05/25
    公 害 被 害 放 置 の 諸 要 因 イ タ イ ィ タ イ 病 発 見 の 遅 れ と 現 在 に 続 く 被 害
  • http://ww3.tiki.ne.jp/~jcn-o/nose-report.pdf

    kabutomutsu
    kabutomutsu 2015/05/25
    森永ヒ素ミルク中毒事件発生から50年 被害者救済事業の実施状況
  • 暴力・いじめにどう気づく|つなごう医療 中日メディカルサイト | 青く老いたい

    中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社