トルコ、イスタンブールにあるアヤソフィア博物館に長年住み着き、館内の案内係を務め多くの人に愛されていた猫のグリが16歳でこの世を去った。 11月8日、イスタンブールの市長、アリ・エリカヤ氏がTwitterで直々に発表したことからも、いかにグリが市民に愛されていたかがわかるだろう。
【イスタンブール共同】トルコ・イスタンブールの世界遺産アヤソフィア内部の高い天井に、キリスト教の天使のモザイク画が約8年ぶりに姿を見せた。内壁修復作業用の大規模な足場で隠れていたが、このほど足場が撤去された。構内に広々とした本来の空間が戻ってきた。 アヤソフィアは6世紀にギリシャ正教の大聖堂として建設され、オスマン帝国下の15世紀にイスラム教のモスク(礼拝所)となった。現在のトルコ共和国建国後、博物館として公開されていたが、今年7月に再びモスクとなった。 今回お目見えしたのは、天井近くのモザイク画。顔を中心に6枚の翼を持つ天使が描かれている。
手話で千以上の単語を伝えられるゴリラとして知られていたメスのニシローランドゴリラ「ココ」が19日、飼育されていた米カリフォルニア州の研究施設で死んだ。46歳だった。 ココを飼育していた「ゴリラ基金」が20日、ホームページで明らかにした。眠っている間に息を引き取ったという。 同基金などによると、ココは1971年にサンフランシスコ動物園で生まれ、翌年から基金創設者のペニー・パターソン博士に手話を教わった。 米国のテレビ番組や雑誌で取り上げられ、2004年には手話で歯の痛みを訴えて抜歯手術を受けたことが話題に。研究者が痛みの程度を示す1から10までの表を見せたところ、激しい痛みを意味する9や10を指したという。 基金は声明で「異なる生物種間のコミュニケーションと共感の『偶像』として、多くの人々に影響を与えた」と悼んだ。(佐藤達弥)
ケニア・ナイロビ(CNN) 象牙やサイの角の密輸に対する調査活動で世界最高水準の実績を持つ米国人の男性が、アフリカ東部のケニアで殺害されたことが6日までに分かった。同国内務省の報道官が明らかにした。 殺害されたのは元国連特使でサイを保護する取り組みに携わった経歴を持つエズモンド・ブラッドリーマーティン氏。内務省報道官によるとケニアの首都ナイロビ郊外の自宅で4日、体の複数箇所を刺された遺体が見つかったという。警察が捜査を進めているが、殺害の動機は明らかになっていない。 ブラッドリーマーティン氏はミャンマーから戻ったばかりで、自身の調査結果の報告書を作成していたときに殺害されたとみられる。 過去数十年にわたり、ブラッドリーマーティン氏は夫人とともに世界各国を訪れ、ラオス、ベトナム、エチオピア、ナイジェリアといった国々に象牙やサイの角の密輸ルートが存在することを突き止めてきた。ケニアで活動するゾ
静岡県下田市の下田海中水族館は2日までに、約43年間にわたって飼育し、国内最長の飼育記録を持つバンドウイルカのメス「ナナ」が死んだと発表した。10月4日に1万5666日となり、千葉県鴨川市の鴨川シーワールドが持っていた記録を更新したばかりだった。 水族館によると、ナナは10月4日以降、食欲が落ち、様子に注意していたが、同31日朝、ナナの姿が見えなかったため、飼育員が自然の入り江に設置したいけすに潜ってみると、海底に沈んでいたという。 ナナは1974年11月に同県伊東市沖で捕獲されて以降、同館で飼育していた。推定年齢は45~47歳だった。
母親と一緒に泳ぐ生後56日の赤ちゃんイルカ(ドイツ・デュイスブルグの動物園) Wolfgang Rattay-REUTERS <母親からはぐれたイルカの子供を殺してしまった人間の身勝手> スペイン南部の海岸で、イルカの赤ん坊が死んだ。興奮した海水浴客がよってたかって触ったり自撮りをした結果だという。 動物愛護団体エクイナックのフェイスブックページによると、スペイン南東部モハカルの海岸にイルカの子供が一頭で迷い込み、たちまち「数百人」の人間に囲まれた。 心配した住民がスペインの動物救急ダイヤル112に電話し、エクイナックが救出のため派遣されたが、15分後に海岸に到着したときにはすでに死んでいた。 エクイナックによれば、イルカは「ストレスにとても弱い」。とくに母親とはぐれて弱って怯えている子イルカの場合、しつこく触ったり写真を撮ったりするとショック状態に陥るという。 「寂しくてお腹が空いて怯え
広島県廿日市市の宮島水族館で飼育されていたクジラの仲間、スナメリ「P1」(メス)が20日、死んだ。同館が22日に発表した。同館によると、P1は推定年齢39歳で、国内最高齢。人間で言えば、100歳以上にあたると考えられるという。 P1は同県福山市沖で捕獲され、1982年5月から同館で飼育されていた。これまでに5頭を出産。さらにその子どもも3頭生まれるなど、孫の世代まで繁殖させることができた国内初のケースだったという。 ここ数年は夏になると、暑さのため、食欲不振が続いて体調を崩す傾向にあった。今夏も体内に水分を取り込めなくなって脱水症状に陥り、飼育員が点滴の投与などをしていたという。(池上碧)
春から初夏にかけて上野動物園では多くの命が誕生しました(お知らせ)。しかし残念ながら死を迎える個体もあります。 フォッサ「アンバー」の死 西園「アイアイの森」にいたフォッサのメス「アンバー」は、骨の腫瘍の治療を続けていましたが、2017年5月19日に死亡しました。 アンバーは2010年、オスの「ベザ」とともに上野動物園に来園しました。日本でのフォッサの公開はこのときが初めてです。 フォッサはマダガスカルでは最大の食肉類。家畜を襲うこともあるので、生息地では駆除の対象となり、近年急速に数が減っています。国際自然連合(IUCN)のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に分類されています。 アンバーとベザが運動場で仲良く歩き回る姿も見られましたが、残念ながら繁殖にはいたりませんでした。アンバーの死後、国内にいるフォッサはベザだけになりました。 ・関連記事 謎の動物フォッサ、日本初公開!(2010
茨城県日立市のかみね動物園は12日、雌のカバ「バシャン」が54歳で死んだと発表した。同園によると、国内で飼育されているカバとしては最高齢で、人間なら95歳ぐらいに相当するという。詳しい死因は今後調べるが、老衰とみられる。 飼育担当者によると、7日から食欲がなくなり、8日には陸に上がらなくなっていた。12日午前5時半ごろ、様子を見に行った獣医師が飼育しているプールで死んでいるのを発見した。 バシャンは1963年に大分県別府市の遊園地で誕生、68年にかみね動物園に来た。生涯で14頭の子どもに恵まれ、晩年は最後に出産した雌のチャポンと一緒に飼育されていた。
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