森山農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で、被災地に送るパンやおにぎりなどの食料が被災者に十分に届くように、19日から市町村を経由せずに、直接避難所に届けるようにしたことを明らかにしました。 このため、森山農林水産大臣は19日の閣議のあとの記者会見で、「これまで支援物資は、一度被災地の市町村が指定した場所に持って行っていたが、きょうから避難所まで届けることにした」と述べ、食料を避難所に直接届ける態勢を整えたことを明らかにしました。 そのうえで「これまでの仕組みでは避難所向けに仕分けをする作業も、運ぶことも大変だった。そういう手間と時間を省略するために、すべて避難所まで届けるという形に変えたので、食料が届かない問題は解消できると思う」と述べました。 農林水産省は合わせて180万食の食料を被災地へ届けることにしています。