7月30日、齊藤誠・一橋大学大学院経済研究科教授は、原子力規制委員会が新規制基準への適合性を認めた九州電力・川内原発の再稼動について、手続きを重視した上で支持する考えを述べた。写真は同原発。4月撮影(2014年 ロイター/Mari Saito) [東京 30日 ロイター] - 原子力発電所の危機対応に関する著作を持つ経済学者、齊藤誠・一橋大学大学院経済研究科教授(54)は、ロイターのインタビューで、原子力規制委員会が新規制基準への適合性を認めた九州電力<9508.T>川内原発(鹿児島県)の再稼動について、「あらかじめ決めた手続きに瑕疵(かし)がなく、立地・地元自治体の合意形成が進めば、そういうことでいいのではないか」と、支持する考えを述べた。