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ブックマーク / bijutsutecho.com (9)

  • ナン・ゴールディン、闘い続けるアーティスト

    ナン・ゴールディン、闘い続けるアーティストアーティスト、ナン・ゴールディンが世界的な美術館群のスポンサーである大富豪サックラー家を相手取って起こした抗議運動。姉の死とエイズのエピデミック、そしてオピオイド危機……抗議運動の展開に創作の軌跡を絡め、ゴールディンという一人の人間を描き切るドキュメンタリー映画「All the Beauty and the Bloodshed」。ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、アカデミー賞長編ドキュメンタリーノミネート作品が、“因縁の地”ベルリンで公開された。 文=河内秀子 ケーテ・コルヴィッツ賞の授賞式でのゴールディン Photo © Moritz Haase

    ナン・ゴールディン、闘い続けるアーティスト
  • 東京都人権部による飯山由貴の映像作品検閲問題。都議会議員らが意見交換

    東京都人権部による飯山由貴の映像作品検閲問題。都議会議員らが意見交換東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、11月22日、東京都議会の会議室にて飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)が登壇し、都議会議員向けの上映会と意見交換会が行われた。 意見交換会の様子。登壇者左から飯山由貴、外村⼤(東京⼤学教員)、FUNI(ラッパー/詩⼈) アーティスト・飯山由貴の映像作品《In-Mates》の上映が東京都総務局人権部より禁じられたことが明らかになった問題で、11月22日に都議会議員向けの上映会と意見交換会が行われた。登壇したのは、飯山と作品に参加

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  • 文化庁のあいトリ補助金交付方針。津田大介はどう見る?

    文化庁のあいトリ補助金交付方針。津田大介はどう見る?文化庁が、不交付としていた「あいちトリエンナーレ2019」への補助金を一転、交付することとなった。この方向転換を、芸術監督・津田大介はどう見るのか? 津田大介(あいちトリエンナーレ2019最終日に撮影) 文化庁は、これまで「不交付」としていた「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金約7800万円を、約6600万円に減額して交付する方針を固めた。 文化庁による不交付と、それに対する数多くの反対の声、そして今回の方向転換について芸術監督を務めた津田大介はどのように見ているのか? コメントを求めた。以下全文。 昨年9月に文化庁があいちトリエンナーレに対し不交付を決定した「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)」の補助金では、あいちトリエンナーレを除く25団体すべてが交付を受けています。 文化庁が不交付を決定し

    文化庁のあいトリ補助金交付方針。津田大介はどう見る?
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2020/03/24
    "裁判になれば、秘匿されていた不交付決定のプロセスの公開を求められる…その追求を避けたかった文化庁側と、不備を一部分認めて大半の補助金という「実」を取りたい愛知県側で行政的な“手打ち"
  • 「表現の不自由展」展示中止を受け新たな動き。加藤翼、毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」を開設

    「表現の不自由展」展示中止を受け新たな動き。加藤翼、毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」を開設あいちトリエンナーレ2019の参加作家である加藤翼と毒山凡太朗が、8月25日に名古屋にアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」をオープンさせることを明らかにした。 サナトリウム内観 あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」展示中止をめぐり、参加アーティストたちが動き始めている。 8月22日に毒山凡太朗が独自のスペース「多賀宮」をオープンさせたのに続き、同じくトリエンナーレの参加作家である加藤翼が毒山とともに、別のアーティスト・ラン・スペースをオープンさせることを発表した。 トリエンナーレの会場のひとつである円頓寺商店街に誕生するアーティスト・ラン・スペースの名称は「サナトリウム」。参加アーティストたちが「表現の不自由展・その後」展示中止をめぐる騒動を受け、急

    「表現の不自由展」展示中止を受け新たな動き。加藤翼、毒山凡太朗がアーティスト・ラン・スペース「サナトリウム」を開設
  • 「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第1回が開催。大村愛知県知事「公開フォーラム」実施に意欲

    「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第1回が開催。大村愛知県知事「公開フォーラム」実施に意欲「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」展示中止問題に関し、愛知県は「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」を設置。その第1回会合が、愛知県庁で開催された。 検証委員会の様子 大村秀章愛知県知事が8月13日に設置を発表した「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」。その第1回会合が、8月16日に愛知県庁で開催された。 委員会のメンバーは、国立国際美術館館長・山梨俊夫(座長)、慶應義塾大学総合政策学部教授・上山信一(副座長)、アグロスパシア株式会社取締役兼編集長・岩渕潤子、国立美術館理事・太下義之、信州大学人文学部教授・金井直、京都大学大学院法学研究科教授・曽我部真裕の6名。大村知事はオブザーバーとして委員会に参加した。 会場となった愛知県庁舎 冒頭、大村知事は「表現

    「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」第1回が開催。大村愛知県知事「公開フォーラム」実施に意欲
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2019/08/18
    "アグロスパシア株式会社取締役兼編集長・岩渕潤子" ググるとビジネス占星学とか出てくるんですが…
  • ナン・ゴールディンがMETで抗議行動。鎮痛剤「オピオイド」乱用問題の事態改善を訴える

    ナン・ゴールディンがMETで抗議行動。鎮痛剤「オピオイド」乱用問題の事態改善を訴えるアメリカでは現在、鎮痛剤「オピオイド」の乱用による健康被害が深刻な問題となっている。これに対し、自身もオピオイド中毒を経験した写真家のナン・ゴールディンが、事態改善を訴える団体「P.A.I.N」を設立。オピオイドの普及のきっかけをつくったサックラー一族の名を冠するメトロポリタン美術館「サックラー・ウィング」で抗議行動を行った。 文=國上直子 アメリカで大きな問題となっている「オピオイド・エピデミック」に関する抗議行動が、3月10日にメトロポリタン美術館で行われた。抗議を率いたのは、自身もオピオイド中毒を経験した、写真家のナン・ゴールディン。ゴールディンは、オピオイド問題の事態改善を訴えるために「P.A.I.N」(Prescription Addiction Intervention Now)という団体を立ち

    ナン・ゴールディンがMETで抗議行動。鎮痛剤「オピオイド」乱用問題の事態改善を訴える
    kabutomutsu
    kabutomutsu 2019/04/05
    "2016年の統計によると、210万人がこれらの薬を乱用しており、それによる死亡者は4万2千人""処方されたオピオイドを含む、これらの薬のオーバードーズは、50歳以下の死因のトップ"
  • 蜜月の終わり。世界各国の美術館が関係解消を急ぐ「サックラー・ファミリー」とオピオイド中毒問題

    蜜月の終わり。世界各国の美術館が関係解消を急ぐ「サックラー・ファミリー」とオピオイド中毒問題アメリカ国内で多くの犠牲者を出している鎮痛剤「オピオイド」。このオピオイド危機の元凶をつくった製薬会社を経営しているのが、美術館などへの慈善事業で知られるサックラー・ファミリーであることに対し、オピオイド中毒を経験した写真家ナン・ゴールディンが抗議活動を行うなど大きな社会問題となっている。このような状況を受け、各国の美術館が相次いでサックラーとの関係解消に乗り出した。 文=國上直子 サックラー・ファミリーからの寄付を今後受け付けないと発表したグッゲンハイム美術館 The Solomon R. Guggenheim Museum, New York Photo by David Heald © The Solomon R. Guggenheim Foundation, New York サックラー・フ

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  • 著名アーティストの#MeTooに美術館はどう対応すべきか? チャック・クロースの事例から考察する

    著名アーティストの#MeTooに美術館はどう対応すべきか? チャック・クロースの事例から考察する巨大なポートレートを描くことで知られるアメリカを代表するスーパーリアリズムのアーティスト、チャック・クロース。2017年12月にニューヨーク・タイムズなどによって、複数の女性に対するセクシャル・ハラスメントを行っていたことが明らかにされ、大きな注目を集めた。この騒動に対し、美術館はどのような反応を示したのか? クロース作品を多く所蔵するウォーカー・アート・センターがとった行動を中心に考える。 文=國上直子 セクシャル・ハラスメントの報道が出たチャック・クロース Photo by Metropolitan Transportation Authority of the State of New York 個展の無期延期、作品の撤去 昨年12月、ニューヨーク・タイムズをはじめとする複数のメディアによ

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    kabutomutsu
    kabutomutsu 2018/06/08
    "「『アーティストが存命かどうか』が重要な判断ポイントである」とグリーンは語る"
  • 杉本博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」

    博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」政府は24日、平成29年度の文化勲章・文化功労者を発表。現代美術家・杉博司が文化功労者に選出されたことがわかった。 杉博司 小田原文化財団 江之浦測候所にて撮影 「文化功労者」は、文化の向上や発達に関して、特に功績のあった人を顕彰する国の制度で、毎年15人程度が認定されている。昨年、草間彌生が受章した「文化勲章」は文化功労者のなかから選ばれることから、文化功労者は文化勲章に次ぐ名誉とされている。 平成29年度(2017)文化功労者に選ばれた杉博司は1948年東京生まれ。写真をはじめ、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆などその活動は多岐にわたる。代表作は「海景」、「劇場」、「建築」シリーズなどで、近年では東京都写真美術館のリニューアル開館記念展「ロスト・ヒューマン」展(2016)で文明の終焉を提示したことが

    杉本博司が文化功労者に選出。 「国威発揚を文化を通じて行っていく」
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