【ソウル聯合ニュース】「トランペットは人生の全て」――。韓国フリージャズ創始者の一人である80歳のトランペット奏者、 崔善培(チェ・ソンベ)は東京、大阪、福岡など日本11都市を回るコンサートツアーを先月に終えた。このほどソウル市内のカフェでインタビューに応じた崔は、いきいきとした目を輝かせながらひょうひょうと質問に答えた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった日本ツアーについて、「久々の海外公演なので緊張した。こんなに大変だとは思わなかった」と振り返った。 「日本でも公演が久しぶりに再開されたので雰囲気が以前よりは活性化されていないと感じた。それでもジャズマニア層が多いので(公演の)環境は韓国より良い」と話した。 幼いころから米軍のラジオ放送でジャズに魅了されていた崔は独学でトランペットを始め、兵役の際は海兵隊の軍楽隊で服務。除隊後に軍楽隊の先輩・後輩らと楽団を結成し、在韓米軍第