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ブックマーク / www.miyadai.com (26)

  • MIYADAI.com ―ミヤダイドットコム―

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    kiku-chan 2015/03/05
    憲法 天皇制について
  • 「エリート」とは何か(ある場所に書いた記事です) - MIYADAI.com Blog

    語源は「選ばれた者」を意味するラテン語。社会の指導的地位を独占する特別に優秀な能力を持つ人または集団を指す。寡頭制概念はローマ時代の古来よりあるが、とりわけエリート概念を用いる場合、19世紀末以降の大衆社会現象を踏まえることが一般的である。 政治とは、集合的意志決定(集合体成員全員を拘束する決定)を生み出す機能を指す。その意味での政治研究は、初期ギリシアにおいて、ソクラテスによるポリスと市民の関係への問いに始まり、プラトンの哲人君主論やアリストテレスの政体比較論に受け継がれた。 これらの議論はポリスにおける市民のあり方を説く倫理学でもあったが、中世を挟んでルネサンス期になると、国民国家の秩序を維持する手段の合理性に議論の焦点が移動する。マキャベリは君主の権謀術数を、ボダンは国家主権を、グロティウスは国際法を重視した。 他方、市民(ブルジョアジー)の浮上を背景に、ホッブズ,ロック,ルソーらが

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    kiku-chan 2012/10/26
  • 「援助交際」とは何か(ある場所に書いた記事です) - MIYADAI.com Blog

    1950年代後半の男女交際誌で長期的愛人契約の意味で用いられたのが最初の用法。今日のように売春の意味で使われるようになったのは90年代に入ってからだ。85年に誕生して瞬く間に全国化したテレクラが今日につながる援助交際の歴史の出発点にあった。 テレクラには当初売春は殆どなかったが、出会ってすぐに性交できるという事態の未規定性を規定化するべく、男性が自発的に「お小遣い」を置いていく現象が頻発した。それを前提に、80年代末になると「お小遣いがほしいんだけど」と持ちかける若い女性が増えた。 90年代に入ると、テレクラに加えてNTT伝言ダイヤルやダイヤルQ2サービス上で、出会いを求める女性コールの大半が売春希望という事態に発展した。この頃から、かつての長期的愛人契約の意味でなく、一回限りの売春という意味で「援助交際」の語が使われ始める。 92年夏から都内で使用済の下着や制服をマニア向けの店(ブルセラ

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    kiku-chan 2012/10/07
  • スマートグリッドについて富士通総研経済研究所主任研究員の高橋洋さんとお話ししました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > スマートグリッドについて富士通総研経済研究所主任研究員の高橋洋さんとお話ししました « 飯田哲也さんとの共著がまもなくでます。まえがきです。 | ブータンのGNHと、震災復興のあるべき方向 » スマートグリッドならびにスマートメーターについて富士通総研経済研究所主任研究員の高橋洋さんをお招きして、マル激でお話ししました。 8月18日に発売される『サイゾー』誌上で読むことができます。 例によって宮台発言のみ一部を抜粋しますが、ぜひ『サイゾー』で全体をご覧ください。 〜〜〜 宮台◇ 4月半ばのTBS報道特集が「スマートメーター」を扱いました。スマートグリッド化の前提になる装置で、電力網だけでなく情報網に接続し、一ヶ月の累積でなくリアルタイムで使用電力を計測。家電機器毎に使用量の自動制御もできるデジタル電力計ですね。 スマートというと、ス

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    kiku-chan 2011/08/19
  • 「どう生きるのか」という 本当の問いに向き合うとき - MIYADAI.com Blog

    まもなくマル激・原発篇が上梓されます。 河野太郎氏・片田敏孝氏・立石雅昭氏の登場回の加筆修正です。 例によって後書きをご紹介します。 ぜひ書を購入して各氏の濃密な議論をご覧ください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「どう生きるのか」という 当の問いに向き合うとき 宮台真司 ■キーワードは依存 僕は仙台に生まれた。父親が転勤族だったので子どものころしかいなかった。だが今でも憶えている土地はたくさんある。知り合いも多い。だから今回の地震の震源地が三陸沖だと知って他人事ではいられなかった。家族、友人、知人、いろんな人と連絡を取り合った。 弟が福島第一原発から35キロ離れた福島県いわき市に住んでいた。震災後なかなか連絡が取れずに気を揉んだ。ツイッターで原発事故情報を流しはじめたのも弟が見て連絡をくれるかもしれないと思ったことが理由のひとつだ。5日後にやっと連絡が取れた弟は幸い無事だった。 震災と原

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    kiku-chan 2011/05/20
    後で読む
  • 『中学生からの愛の授業』のあとがきです。都条例改正問題とも関連するテーマです。 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『中学生からの愛の授業』のあとがきです。都条例改正問題とも関連するテーマです。 « 『愛の授業』がまもなく発売されます。 | 都条例改正問題のツイートのまとめはこちらを! » ──────────────────────── 【あとがき】 課外授業――あとがきにかえて ──────────────────────── 今回、僕がこの『愛の授業』を行うことにしたのは、「みんなに幸せになってほしい、幸せに生きてほしい」という願いがあったからです。もちろん、僕なんかに言われなくったって、誰だって「幸せになりたい、幸せに生きたい」と思っていることでしょう。 けれど、なぜか、それができないのです。とりわけ昨今の日ではできにくくなっています。なぜか? どうしたら少しでも幸せに生きられるのか? それをできるだけ簡単にわかりやすく説明するために、

  • 沖縄風俗関連のツイートを今朝連投しましたので、まとめました。 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 沖縄風俗関連のツイートを今朝連投しましたので、まとめました。 « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | イベント出演のお知らせ » miyadai 4:29am, Apr 27 from HootSuite むろん理解しています。RT @SoyBeansPeacock: @miyadai 初めまして。沖縄出身の者です。今週のマル激の中でアメリカを説得したとされていた団体のHPを見て、地元の人間として合点が行くと同時に…沖縄には基地という麻薬に溺れていない人々もまた多くいることにご留意 miyadai 4:33am, Apr 27 from HootSuite 沖縄取材に協力していただける方は、沖縄の二重性を自覚しておられます。二重性には二つあります。「土建業界と民衆の二重性」「土建屋的再配分に預かる民衆の“基地は嫌”と“

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    kiku-chan 2010/04/27
  • アンチ・リベラル的バックラッシュ現象の背景 - MIYADAI.com Blog

    Letter from Yochomachi さん、トラックバックありがとうございます。 《こういうことは、思っていても口に出してはいけません》(Letter from Yochomachi) 「排外主義的愛国主義者には低学歴か低所得が多い」というのは、文にもございます通り、実証的なデータ分析の結果です。分析手順は、実際に博士論文を読んでいただきたく思います。 博士論文は公開されますので、じきに首都大学図書館で閲覧できるようになります。彼の博士論文は、日アメリカドイツとオーストラリアの四か国に限定して、多様なデータ分析をしています。 ただし、心情倫理に基づく拝外主義的愛国主義を煽る論壇誌を読むのが拝外主義的愛国主義者の内でも專ら高学歴や高所得に偏り、リベラルな論壇誌を読むのがリベラル層でも低学歴や低所得に偏る、といったような事実が存在する場合に限り、リベラルな論壇誌を読む人たちの方

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    kiku-chan 2009/05/31
  • MIYADAI.com Blog - 全体性の消失─IT化に最も脆弱な日本社会─【後半】

    [前半から続く](前半の「続きを読む」にアップされた文章につながります] 【ソーシャル・デザインに必要な概念セット】 ■〈システム〉と〈生活世界〉の関係を確認します。〈システム〉ではデニーズ的アメニティが提供されるのに対し、〈生活世界〉では地元商店的アニメティが提供されます。前者は「役割&マニュアル」優位な関係性で、後者は「善意&自発性」優位の関係です。だから前者は匿名的・入替可能で、後者は記名的・入替不能です。 ■近代化とは、〈生活世界〉で賄われて来た便益を〈システム〉に置き換える「合理化過程」。置き換え途上の段階ゆえに〈システム〉化され切らない〈生活世界〉が残っていると信じられるのが「近代過渡期」(モダン)で、置き換えが完遂して汎〈システム〉化=脱〈生活世界〉化した段階が「近代成熟期」(ポストモダン)。 ■近代化がある程度進んで、「まだ〈生活世界〉が残っている」というより「敢えて〈生活

  • 承前5 - MIYADAI.com Blog

    田口 (省略) 宮台 東大社会学科の一年先輩の山田昌弘氏が『希望格差社会』という有名なを出しました。昔と違って今は、欲望の充足機会に階級格差があるだけでなく、将来何になりたいか何をしたいかという希望それ自体に階級格差があるという内容です。事実認識としては妥当でしょうが、問題はその事実をどう評価するかです。希望に格差があることは直ちにいけないことでしょうか。僕はそうは思いません。階級的固定が過ぎるといった条件次第でいけないことにもなるし、これから申し上げるような条件次第でOKにもなります。 日的ポストモダン(近代成熟期)が奇妙なのは、多くの人が「仕事での自己実現」を 追求しなきゃいけないと思っていること。昔よりもはるかに多くの親が子どもを受験に駆り立てる背景にも「自己実現病」があります。「仕事での自己実現」が「地位の上昇」なのか「能力の発揮」なのか──インスツルメンタルなのかコンサマトリ

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    kiku-chan 2009/05/20
    『僕は、マーケットから繰り出される恣意的な自己実現イメージを人々が真に受けて生きる社会は、オブセッシブで危険だと思います。社会からのメッセージを真に受けて真剣に生きようとすると……。 』
  • ゼミ生向けの講義を、ゼミ生がテープ起こししてくれました:特別講義「裁判員制度の是非」 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > ゼミ生向けの講義を、ゼミ生がテープ起こししてくれました « [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました | (上にアップロードしたものの続き[容量限界ゆえ]) » 一ヶ月ほど前にゼミ生の希望でやった特別講義です。 大学での僕のゼミの難易度がよく分かるだろうと思います。 ただ、僕のゼミの標準からいうと、やや平易だろうと思います。 というのは、ゼミ生とは違うお客さんが何人かいたからです。 ──────────────────────── 宮台真司 特別講義「裁判員制度の是非」 ──────────────────────── 【原則と運用の板挟み】 ■裁判員制度を考えると二つの問題に突き当たります。第一に、近代法の原則を知らないので、制度を評価する際の物差しがメチャクチャになるという問題。もう一つは、裁判

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    2002年5月3日 (前回の書き込みは4月29日です) みなさん、連休をいかがお過ごしですか。 僕は、4月20日から3日間久米島に言ったばかりだというのに、 またまた今度は 石垣島におります。 今回もまた何の計画性もなく、前日に空室のあるリゾートホテルを丹念に探したら、 何と見つかってしまったので、急遽すべての予定をキャンセルしてやってきました。 干潮時には、満潮時に比べると、海岸線は50メートル以上は後退します。 すると、そこに現れた地面には、小動物がワンサカ・ワンサカ。 お陰様で、午前中はビーチで泳ぎ、昼寝をしたあと、午後は原稿書き。 夕方までに毎日一ずつ(だいたい15枚程度)が仕上がっていきます。 もう4もこなしてしまいました。 夕暮れになると、散歩して、飯くって、その後は、例によって大亜細亜主義の読書研究。 4こなした内の一を、以下にお披露目しましょうか。 なお、最近はこの

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    kiku-chan 2008/08/27
    「プライドとはあるべき自分についての意識。自己信頼とは現にある自分についての意識。高すぎるプライドに、自己信頼が追いついていない場合を「乖離する」という。」
  • 「渋谷の風俗」についてインタビューに応じました - MIYADAI.com Blog

    渋谷の風俗 渋谷の発展と チーマー抗争のはじまり 渋谷はもともと繁華街の周辺に色街が展開する典型的「悪所」。70年代までの公園通り(当時は区役所通り)はトルコ街でしたし、80年代半ばまで桜丘はラブホ街。今でも百軒店にストリップ小屋やブルセラショップがあるし、円山町はラブホ街です。僕は71年に麻布中学に入って渋谷に出入りしはじめますが、渋谷はお洒落な街じゃありませんでした。 転機は73年の西武グループによるパルコのオープンと公園通り開発です。近辺が消費の劇場空間になり、「若者の街」のイメージが定着します。公園通りを歩くのにふさわしいファッションをパルコで売ったのですね。若者といっても20代。77年には公園通りの先にある代々木公園から原宿にかけてのホコテン上でタケノコ族ブームが起こってからも、原宿は10代、渋谷は20代と棲み分けていました。 次の変化は80年代後半。麻布高など地元連中のパーティ

  • 昨今の少年犯罪に関する社会的反応について、短い文章を書きました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 昨今の少年犯罪に関する社会的反応について、短い文章を書きました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────── 消費社会化=自己実現化で、屈したポストモダン ──────────────────────── 【少年犯罪は減っているのに、なぜ騒がれるのか】 ■社会学者としての私が殺傷事件に言及するときのスタンスは、 「事件情報について自分で取材していない(がゆえに警察によるマスコミ・リークを頼るしかない)ものについては、個別の事件に言及しない」というものである。今回もそれを踏襲させてもらう。 ■そのかわりに、私が言及するのは、複数の事件を共通に浸していると思われる共通の社会的文脈である。この共通の文脈には、犯罪当事者を浸している

  • 出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日本的課題 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日的課題 « M2Jpop批評(TBSラジオ)のオンエアは1月4日。予告編的な文章を書きました | 小林よしのり&荻上チキ&富岡幸一郎の三氏と鼎談しました。テーマは「デマ合戦」。 » いよいよ自民党の支持率が2割台前半、民主党の支持率が3割台後半になってきました。 どこぞの馬鹿がどうして宮台は自民党にロビイ活動をしないのだなどとほざいていました。 90年代半ばからの絶対得票率趨勢分析をすれば自民党に未来がなかったのだから仕方ない。 自民党ごときにひきずられて沈没したくはありません。 自民党内は一挙に政界再編にむけて動きだしつつあります。 中川昭一と平沼赳夫が安倍晋三を引き込みんで麻生太郎を代表にした保守新党を作る動きがあります。 自民党が将来的に立ちゆかないことがやっと誰の目にも明白にな

  • 祝 安倍晋三内閣終焉に寄せて - MIYADAI.com Blog

    みなさま、「マスターベーション右翼」の大爆笑的なズッコケ、おめでとうございます。 「マスターベーション右翼」とは、いわずと知れた[安倍晋三的なもの=2ちゃん右翼的なもの=少し前までの『正論』『諸君!』的なもの]。私のいう「ヘタレ保守」の一種です。 さて、残るは(残っているんだな、こいつが…)「教条主義左翼」の粉砕でございます。 平和主義が大切だとか、アンチナショナリズムだとかほざくのが「教条主義左翼」ですね。この手の輩を葬送するを、藤井誠二氏と、ただいま鋭意執筆中でございます。 We must change to protect the same. 意訳すると「大切なものを守るために変わらなくてはならない」。 これが保守というものの、近代社会や近代主義と両立可能な懐でございます。 「マスターベーション右翼」と、私(たち)と、どちらが「保守」でしょうか。 つまり、どちらが「大切なもの

    kiku-chan
    kiku-chan 2007/09/25
    宮台さんらしいといえば、らしいアジテーション? もちろん嫌いではありません
  • まともに生きようとするからうまく生きられないのか…… - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────────────────────── まともに生きようとするからうまく生きられないのか。うまく生きられないからまともに生きようとするのか。両者の循環を映画『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』に見る。 ──────────────────────────────────────── ■80年代前半の私は、人格改造セミナー(別名自己啓発セミナー)に入れ上げていた。セミナーの特徴は、内的帰属にあった。不幸だとしても、不幸の原因が環境(=外部)に存在するのでなく、それを不幸として体験させる境地(=内部)があるだけだ、とするのだ。 ■当時そこにいたのは高級官僚、カタカナ職業、大学院生などエリート(の卵)たちだった。時代は既に近代成熟期=後期近代。モノの豊かさが達成され、欠乏ゆえの上昇欲求はあり得ない。だから動機づけの枯渇が問題になり、自己推進力の調達が求

  • 戦後家族の空洞化への処方箋 - MIYADAI.com Blog

    【家族に拘らない生き方が可能か否かを判断する方法】 ■新興宗教の教祖と酒をのむ機会があった。彼は、昨今の入信者の4割が、家族から被った傷の癒しを求めて入信すると言う。読者は昔と同じではないかと思うかも知れない。宗教の入信動機と言えば、古くから「貧・病・争」が定番。「争」とは家族の争いのことだ。 ■でも彼によると、昔ながらの「家族の骨肉の争い」の如きものは稀で、AC(アダルトチルドレン)的なストーリーを語る者が大半らしい。ACとは、親から当然(?)与えられるべき承認を欠いたため、親や他人に永久に過剰適応し続けるようになった者のことだ。 ■新興宗教の大半が同じ状況だと彼はいう。だからこそ多くの教団は「命を大切に」と同じくらい「家族を大切に」をスローガンにし、どうすれば家族仲良く暮らせるかを説く。エゴを捨てよとか何とか。「だが自分は絶対、家族を大切にとは言わない」と彼は言った。 ■「家族に期待を

  • 石原都知事と、若者と教育の問題について対談しました。 - MIYADAI.com Blog

    宮台発言の一部を抜粋します。 宮台 かねて石原知事は、「次代を担う子供たちに人間にとって根源的な価値をどう伝達するか」という問題意識をお持ちです。私は東京都青少年問題協議会の委員を務めていて、その問題意識をどう政策化するかを検討しています。ちなみに今期のテーマはニート、フリーター、ひきこもりです。[中略]ひきこもりは、人から「穀潰し」と言われ、自分でそう思っても、前に踏み出せず、社会に復帰できません。彼らが「反社会的」であれは「穀潰し」の批判が有効なのですが、「脱社会的」なのです。問われるべきは、若い世代から大規模に社会性が脱落した理由です。 七〇年代後半に家庭内暴力が問題になり、依存的暴力という形態が明らかになります。「自分の成績低下も性的初体験の失敗も全て親のせい」と依存するがゆえに暴発する。子供に良かれと親が子供を抱え込むことで、社会的スキルが低下したわけです。でも、かつての母原病と

  • 成熟社会の教育再構築を/体温の高い人材減が問題/学力で宮台真司さんに聞く - MIYADAI.com Blog