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ブックマーク / www.infraexpert.com (4)

  • TCP/IP - TCP 3ウェイハンドシェイク

    ◆ TCP - コネクションの確立と切断 TCPはコネクション型プロトコル(通信相手の応答があってはじめて通信を開始する)であることから、 データ転送を行う前にコネクションの確立を行います。このTCPにおいて使用されるコネクションの確立 のことを3ウェイハンドシェイクといいます。以下の手順の通り “3回のやりとり" によって確立されます。 ① ホストAからホストBにコネクション確立の要求をします。つまり、TCPヘッダの中にあるSYNビットは 「1」でありACKビットが「0」であると分かります。シーケンス番号は最初だけはランダムな値が割り当て られます。今回は例として「0」とします。確認応答番号(いわゆるACK番号)は通信の開始にはありません。 ② ホストBはホストAのコネクション要求に応えます。そしてホストBからもコネクション確立を要求します。 つまりSYNは「1」ACKは「1」であること

  • ロードバランサ - パーシステンスの種類

    ◆ ロードバランサの重要な3つの機能 ロードバランサには色々な機能があります。また、ロードバランサがシングルの場合と冗長化の場合とでは 使用する機能も大きく異なってきます。ここではシングル構成や冗長化構成に関係なく、ロードバランサ導入 に際して必須知識のロードバラシング(負荷分散)、パーシステンス(セッション維持)、モニター(監視) の3つの重要な基機能を紹介していきます。今回はパーシステンス(セッション維持)を紹介していきます。 ◆ ロードバランサ - パーシステンス パーシステンスは、同一のクライアントからのリクエストを常に同じサーバに転送するセッション維持機能。 ECサイトのオンラインショッピングでは、クライアントからの連続して発生するリクエストを同一のサーバ に転送する必要のあるWebシステムがあり、そのようなシステムではこのパーシステンスは必須の実装機能。 ECサイトに限らず、

  • TCPウィンドウ制御、フロー制御

    ◆ TCP - 通信効率の向上 ( ウィンドウ制御 ) TCPでは、ACKの応答確認により信頼確保されていますが、パケット送信の度にACKを送信していては さすがに通信速度が遅くなってしまいます。そこでTCPヘッダにあるウィンドウサイズを利用することで この問題を解決しています。ウィンドウサイズとはACKを待たずに一度に送信できるデータ量のことです。 例えば3900バイトのデータを3回に分けて送信する時、1300バイトのデータを送るたびにACKを待って いると通信速度は遅いですが、ウィンドウサイズが「3900」であることを相手側のホストに伝えた場合、 送信側はACKを待つことなく3900バイトのデータを送信することができるので、通信速度が速まります。 しかし、これではウィンドウサイズ分のデータを送信した後、ACKを受信するまでの間の待ち時間が発生 してしまいます。ウィンドウ制御では、この待

    masudaK
    masudaK 2011/08/25
  • Ciscoルータ - 基本的なセキュリティ設定

    ◆ Ciscoルータ - ユーザEXECモードへのアクセス制限 Ciscoルータへ管理アクセスする方法には、コンソールポート経由、AUXポート経由、VTYポート経由 の大きく3つがあります。これらのどのアクセスにおいても、不正にルータにログインされないように Ciscoルータにアクセスしてログインする際にパスワードが求められるように設定するのが一般的です。 パスワードが求められるように設定するには、各lineにおいて、passwordコマンドとloginコマンド の2つを設定する必要があります。passwordの後には任意の文字列を指定します。例えば以下の通り 設定することにより、ルータにアクセスした際にログイン時にパスワードの入力が求められるように なります。以下の設定例ではパスワードにciscotestと入力することでログインできるようになります。 ◆ コンソールポートへのパスワード設

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