厚生労働省は5月29日、同省のサーバを経由し、第三者から約10万件の迷惑メールが送信されたと発表した。海外からの迷惑メール送信の踏み台に使われたとみている。 使われたメールアドレスは厚労省のもの(@mhlw.go.jp)ではないという。 5月27日午後8時ごろから、28日午後8時半ごろまでに、件名「Re: Can I trust you?」という件名、本文も英文のメールが約10万件、海外アドレスを中心に送信されたという。 問題を確認した後、メール中継サーバへのアクセスを遮断するなど対策を講じた。システム運用・保守事業者に原因究明・再発防止の徹底を求めているという。 関連記事 デジタル庁が運用するメール中継サーバに不正アクセス 迷惑メール1万3000件送信 自治体から迷惑メール91万件 SBテクノロジーのセキュリティクラウド、設定ミス突かれ踏み台に 自治体向けセキュリティクラウドが迷惑メール