LG、サムスンの韓国勢が先行する有機EL事業。だが、そこに果敢に食い込もうとしている日本の有望企業がある。いずれも高い技術を誇るが、ビジネスで成功を勝ち取るためにはまだ壁もある。日本企業が有機ELの世界をリードすることはできるのか。技術経営の専門家である中田行彦氏が、キーマンへのインタビューを踏まえ分析した。(JBpress) 日本企業がリベンジする可能性は 前回の記事(「有機ELで独走、韓国LGはテレビ市場の覇権を握るか」)でも書いたが、有機ELで、日本は韓国に完敗状態にある。 テレビ用の有機ELパネルの生産を一手に請け負っているLGディスプレイは、2018年8月29日、8Kの有機ELテレビを開発したと発表した。もちろん世界初の快挙だ。日本のソニーやパナソニックも有機ELテレビを発売しているが、コア部材の有機ELパネルの供給は全量、LGに頼っている状態だ。スマホ用の有機ELパネルは、サム
LG DisplayがCES2018において、88インチ8K有機EL(OLED)テレビを発表すると、Engadgetが報じました。 これまでの有機ELテレビは最大77インチ、最高4K解像度でした。なのでこれが正式発表されれば世界最大・世界最高解像度の有機ELテレビということになります。 LGのOLEDは他社にも提供されており、77型4K OLEDを採用したテレビが、ソニー、パナソニックから投入されています。今後はLG製88インチ8K OLEDを採用したBRAVIAとVIERAが登場するかもしれません。 Samsungは最近はOLEDよりも、量子ドット液晶テレビ「QLED TV」に注力しています。LG Displayは、大型有機ELにおける世界最大の供給者となっています。 現在のスマートフォンやPCモニターにおける主流は解像度1920×1080ドットのFull HD(またはWQHD)の2Kで
今年になって、国内メーカー各社が参入して、本格的に市場が動き始めた有機ELテレビ。新宿の家電量販店で人気・オススメモデルについて聞いてきました。 ――有機ELテレビの全体的な動きはどうですか? 4Kテレビが登場した時よりも、いい感触があります。あの時は4Kコンテンツも出てきていませんでしたし、正直なところ、フルHDと4Kの違いなんて、ぱっと見わかりませんから……。「これがハイエンドモデルです」という売り方でしたね。ただ、液晶と有機ELは発色が根本的に違うので、「やっぱり有機ELはキレイだね」と、誰でも実感できると思います。 ――人気のモデルは? 圧倒的にソニーのBRAVIA A1、55インチ(税抜44万9,800円)が人気です。シェアでいえば、7割くらいはとっていると思います。有機ELテレビはどれもLG製のパネルを使用していますが、東芝は昨年の旧式パネル、パナソニックはハイエンドモデルだけ
情報提供: 有機ELテレビで世界的なシェアを持つLGから、薄さ約3.9mmを実現した超薄型有機ELテレビ「OLED W7P」など、3シリーズ4モデルが2017年4月上旬に発売されます。実売予想価格は、OLED W7P(65型)が100万円前後、OLED E7P(65型)が80万円前後、OLED C7Pの65型が70万円前後、55型が50万円前後(いずれも税別)。 ↑OLED W7P 最上位モデル「OLED W7P」(65型)は、専用のブラケットのみで壁面に直接張り付けるような新感覚のデザイン「Picture-on-Wall(ピクチャー・オン・ウォール)」を採用。壁からパネルの表面までわずか約3.9mmの薄さで一体化し、テレビ画面がまるで宙に浮いているようなデザインを実現しています。 ↑OLED W7Pを真横から見たところ また、テレビとしては世界で初めて新世代の音響技術「ドルビーアトモス」
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