呪術を使って死者を家に送り届ける仕事を描く漫画「さあ、一緒に帰りましょう」が、心揺さぶる内容で好評を博しています。 呪術で死者を動かして連れ帰る呪術者のお話 「さぁ、いっしょに帰りましょう」を読む 死体を家へと連れ帰り、遺族とともに悔やむ「おくり人」。サンはおくり人でありながら、「死体が家に帰りたいと思うわけがない」と自身の仕事に否定的な姿勢。敬意を欠く仕事ぶりをとがめられ、師のもとを飛び出してしまいます。 師に反発するサン あてもなく過ごすうちに、死んだ子どもを家に送り届けることになったサン。呪術をかけられた死体は、家へ向かって歩き出します。術が解けないように手をつなぎ、家まで支えて歩いて行くのがおくり人の仕事。ならい通り、サンは子どもと手をつないで、子どもが進むままに家へと向かって歩いて行きます。 家族は生きて帰ってほしいに決まってる。死体になって帰ってきても悲しいから、帰らない方が―