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研究に関するnonsectのブックマーク (42)

  • 「教授5人に研究成果を持っていかれそうになった」──タレント・村木風海さんの発言が物議 東大「現在調査中」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

    「大学にいたとき、教授5人くらいから研究成果を持っていかれそうになって、戦ったこともありました」──ホリプロ所属のタレントで、二酸化炭素を回収する装置「ひやっしー」を開発する村木風海さんが、テレビ番組「そこまで言って委員会NP」(4月14日放送)で発言したこんな内容が物議を醸している。X上では「事実ならば問題になるのでは」と指摘する声などが上がっている。 【画像を見る】村木さんの公式Webサイトに記載されたプロフィール(一部)【全5枚】 この番組では「日経済の起爆!? ベンチャー企業徹底応援SP」と題したベンチャー企業の特集企画を放送し、村木さんを取り上げていた。番組では、村木さんの半生を描いたミュージカルのVTRを放映。それを見た村木さんが問題の発言を行った。 ITmedia NEWSが東京大学工学部(化学生命工学科)に取材したところ「件、事実関係について調査を進めております」と返答

    「教授5人に研究成果を持っていかれそうになった」──タレント・村木風海さんの発言が物議 東大「現在調査中」(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース
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    nonsect 2024/04/17
    こういうこともあったんだろうなぁとも思うけど個人的には逆に先生の論文に共著者として載せてもらったってことがあった(ぼくはシステム開発しただけ)のでまぁいろいろあるよね。
  • 「アイヌに会ったことない」それって本当?『ゴールデンカムイ』を観る前に知るべきアイヌへの差別の歴史

    「アイヌに会ったことない」それって 当?『ゴールデンカムイ』を観る前 に知るべきアイヌへの差別の歴史 北原モコットゥナㇱ教授 インタビュー前篇 『ゴールデンカムイ』の人気で、アイヌの文化や伝統への関心は高まっています。でも、アイヌの人々が抱える差別や生きづらさについて、思いを巡らせられている人はどれだけいるでしょうか。 アイヌへの差別の構造について考えることは、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティ差別の理解にも繋がります。『ゴールデンカムイ』の監修にも参加している、北海道大学教授・北原モコットゥナㇱさんにアイヌの人々がどんなことに「もやもや」を感じているのか、そして無知・無理解の構造、マイノリティとマジョリティの関係性などを伺いました。 》後篇を見る 『ゴールデンカムイ』でアイヌに興味を持ったなら 差別や偏見にさらされてきた歴史も知ってほしい 自身もアイヌとしてのルーツを持つ

    「アイヌに会ったことない」それって本当?『ゴールデンカムイ』を観る前に知るべきアイヌへの差別の歴史
  • Japanese research is no longer world class — here’s why

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    Japanese research is no longer world class — here’s why
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    nonsect 2023/10/26
    「選択と集中」とか言うてたらそらそうなるわなぁ…。
  • 藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう

    藤田孝典 @fujitatakanori ポルノは強迫的性行動症や様々な精神疾患を招き、害悪性が指摘されています。 人がやりたいからやらせろ、という時代ではなく、社会問題として縮小する議論をしたらいいと思います。 産業規制、総需要が減少したら、過去の炭鉱労働者同様に、職業訓練、生業支援、生活保護を受ければいいのです。 twitter.com/aochanp/status… 2023-01-18 14:23:27

    藤田孝典氏の活躍により、また新しい「素人質問で恐縮ですが」が現れてしまう
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    nonsect 2023/01/21
    綺麗にきまっとるね。
  • 働きながら情報系の大学院を修了した|父

    2022年9月末で北陸先端科学技術大学院大学の博士前期課程を修了し、修士(情報科学)が授与された。働きながら通い始めて丸3年かかった。 学位記。大変だったので嬉しい…とても大変だったので学位記が届いたときは万感の思いだった。ただ、このエントリを書いたのは「すげえだろ」とかそういうのとはどちらかと言えば真逆の感情で、僕の修士課程がどのくらい低空飛行でどのくらい誰にでもできることなのかを詳らかにして同じような境遇の人を鼓舞することが目的だ。そのために敢えてみっともない、見栄を張りたいなら書く必要のない恥まで含めてある。学位というものに一抹の未練がある人は是非読んで欲しい。 筆者について進学時36歳、修了時39歳。 職業はソフトウェアエンジニア。2児の父。4流大の文学部卒。 暇な人は過去のエントリに詳しいが、別に読まなくても構わない。 入学まで僕が大学院進学を決意したのは元同僚で友人のさのたけと

    働きながら情報系の大学院を修了した|父
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    nonsect 2022/10/13
    オチもついててすごくよい。がんばってください。ぼくも努力賞取りたいなぁって思っちゃいましたよ(50代前半)
  • 手書きスケッチで描いたキャラやロボットの関節を自在に動かせるデザインツール 韓国チームが開発【研究紹介】

    手書きスケッチで描いたキャラやロボットの関節を自在に動かせるデザインツール 韓国チームが開発【研究紹介】 2022年8月18日 韓国KAISTの研究チームが開発した「Rapid Design of Articulated Objects」は、多関節型オブジェクトのコンセプトスケッチを描いている最中に、そのオブジェクトの部分的な動きをインタラクティブに操作できるデザインツールだ。 静的なコンセプトスケッチと違い、各関節の回転運動やスライド運動などを両手操作で瞬時に制御でき、デザイン作成の初期段階で動きの試行錯誤を十分行いながら設計できる。 ▲上段は月面車のコンセプトスケッチ。旋回する4つのオムニホイールと、球形のコックピット内で回転する操縦席が特徴。スケッチ中にグリグリ動かせる。下段は自律型ショベルカーのコンセプトスケッチ。旋回する4つのキャタピラ、(d)複数のリンクでつながった伸縮可能なブ

    手書きスケッチで描いたキャラやロボットの関節を自在に動かせるデザインツール 韓国チームが開発【研究紹介】
  • 論文数、日本は過去最低10位に 「状況は深刻」科学技術白書 | 毎日新聞

    政府は14日、2022年版の科学技術・イノベーション白書を閣議決定した。岸田政権が成長戦略の柱の一つに掲げる「科学技術立国の実現」を特集。低迷が続く日の研究力の現状や、大学などが抱える課題をまとめた。 今世紀の日のノーベル賞受賞者数は世界2位(19人)となり「大きな存在感を示している」と評価。一方で、影響力が大きな学術論文(被引用数上位10%)の数の国別ランキングで、日は過去最低の10…

    論文数、日本は過去最低10位に 「状況は深刻」科学技術白書 | 毎日新聞
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    nonsect 2022/06/14
    もう終わりだ猫の国(言いたかっただけ)。
  • 虚構の歴史が現代に根付くメカニズム 偽文書研究『椿井文書』著者に聞く

    2020年3月、江戸時代後期の椿井政隆という人物が作った偽の家系図や絵図など「椿井文書」と呼ばれる一連の偽文書(ぎもんじょ)についてまとめた『椿井文書――日最大級の偽文書』(中公新書)が出版され、話題を集めました。椿井文書の実体と、それを根拠に町おこしが行われている実態を明るみにした同書は「新書大賞2021」3位にも選出。歴史の嘘が真実へと置き換わっていくことについて、著者の大阪大谷大学・馬部隆弘准教授に話を聞きました。 「椿井文書」は山城国相楽郡椿井村(現在の京都府木津川市)出身の椿井政隆(1770~1837年)が、中世の地図や絵図、家系図と称して偽作した文書の総称。現在の滋賀県北部から京都南部、大阪まで数百点が広く流布した。代表的なものとして、興福寺(奈良県)の末寺をリストにまとめた「興福寺官務牒疏(こうふくじかんむちょうそ)」がある。 <名前を見ただけでむず痒くなりますね> ――「

    虚構の歴史が現代に根付くメカニズム 偽文書研究『椿井文書』著者に聞く
  • やばいと思ったらすぐ逃げる。ある研究室のスライドに「人生で大事な7つのこと」が書かれていると話題に。

    SNS上でしばしば話題となり、共感を呼んでいるスライド資料。作成した慶應義塾大学の渡辺宙志准教授に聞きました

    やばいと思ったらすぐ逃げる。ある研究室のスライドに「人生で大事な7つのこと」が書かれていると話題に。
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    nonsect 2021/12/25
    『結果は「形」にすること』…はい(反省)
  • 源氏物語が好きすぎてAIくずし字認識に挑戦でグーグル入社 タイ出身女性が語る「前人未到の人生」 | Ledge.ai

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    源氏物語が好きすぎてAIくずし字認識に挑戦でグーグル入社 タイ出身女性が語る「前人未到の人生」 | Ledge.ai
  • 日本の研究力、低落の一途 注目論文数10位に - 日本経済新聞

    「科学技術立国」を掲げる日の国際的な存在感が低下している。文部科学省の研究所が8月上旬にまとめた報告書では、科学論文の影響力や評価を示す指標でインドに抜かれて世界10位に落ちた。世界3位の研究開発費や研究者数も伸び悩んでおり、長期化する研究開発の低迷に歯止めがかからない。世界の科学論文の動向は文科省の「科学技術・学術政策研究所」が毎年まとめている。今回発表した最新のデータは、2018年(17

    日本の研究力、低落の一途 注目論文数10位に - 日本経済新聞
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    nonsect 2021/08/29
    何を驚いたフリしてるんですか?予想されてたことが起こってるだけなんですけど。
  • ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

    佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) ※研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」(注1)メンバー 佐藤 佳(東京大学医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野 准教授) 園 千尋(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 講師) 中川 草(東海大学 医学部医学科 基礎医学系分子生命科学 講師) 齊藤 暁(宮崎大学 農学部獣医学科 獣医微生物学研究室 准教授) 池田 輝政(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 国際先端研究部門分子ウイルス・遺伝学分野分野 准教授) 上野 貴将(熊大学ヒトレトロウイルス学共同研究センター 感染予防部門感染免疫学分野 教授) 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(注2)の感染

    ウイルスの感染力を高め、日本人に高頻度な細胞性免疫応答から免れるSARS-CoV-2変異の発見 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
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    nonsect 2021/08/14
    これファクターXとかいうやつ終了のお知らせということでよろしいか?
  • 新型コロナウイルスは「中国から流出」と断定した、米報告書の「驚くべき内容」(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    圧倒的な証拠が決め手となった 米下院外交委員会の共和党スタッフが「新型コロナウイルスは、中国の武漢ウイルス研究所から誤って流出した」と断定する報告書を発表した。この結論を導いたのは、衛星画像をはじめとする「圧倒的な量の証拠」だった。いったい、武漢で何があったのか。 同委員会の共和党スタッフは、マイケル・マッコール筆頭委員の下で、これまで2回にわたって、新型コロナ問題に関する報告書を発表してきた。2020年6月15日に発表された最初の報告書については、2020年6月26日公開コラムで紹介した(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73607)。 同年9月21日には、中国共産党と世界保健機関(WHO)の責任を厳しく追及する2回目の報告書を発表した(https://gop-foreignaffairs.house.gov/blog/mccaul-release

    新型コロナウイルスは「中国から流出」と断定した、米報告書の「驚くべき内容」(長谷川 幸洋) @gendai_biz
  • 続・続研究の話 | ちくさ病院(名古屋市千種区今池駅)

    続・続・研究の話(コロナウィルス編) 2020年2月29日は、新築ちくさ病院開院式のご案内を郵送する日です。 内覧会は吉興業から芸人さんも呼び、地域の皆さんをお呼びして夜店企画やビンゴ大会で盛大に盛り上がる企画を立てていました。 折も折、1月から始まった新型コロナウィルス感染は日にも流行の兆しを見せはじめ、2月も下旬になると、感染拡大を懸念して、国内の催し物が取りやめになることが増えてきました。 開院式を断行するか、それとも止めるのか、止めるにしてもキャンセル料だけで数百万円かかる話でしたので最後まで悩みぬきましたが、結局、2月29日の朝、内覧会のご案内をポストに投函しようとする事務長の袖を引っ張り、中止を決断しました。 コロナウィルスの上陸 2020年1月7日、中国で流行している重症肺炎がコロナウィルスによってひきおこされていると判明し、1月23日には武漢市がロックダウンしました。

    続・続研究の話 | ちくさ病院(名古屋市千種区今池駅)
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    nonsect 2021/05/31
    “紅衛兵だったという噂があったため「造反有理」と紙に書いてみせたら昼飯を口から吹き出していた”…ワロタ。
  • 研究の話 | 医療法人豊隆会 ちくさ病院

    私はもともと腎臓内科医でしたが名古屋大学大学院に入学したころ、 大学院生の規則で最低1年は基礎の研究室で研究しなければならないという規則ができました。 適当に籍だけおいてお茶を濁す医局もあったとは思うのですが、 私は実際に基礎の医局(微生物学教室)に派遣され研究に専念することになりました。 1年が経ちましたが天邪鬼な性格のせいでそのまま放置され、大学院修了後に至っては帰局しろとも言われなかったので、 そのまま基礎の教室の助手として居座ってしまいました。 就職して2年たったころ、教授から呼ばれ「米国の研究室に留学するように」命令を受けました。 「どこに留学するのですか?」と聞いたのですが、「どこでもよい」とのことで、とりあえず気候のよいカリフォルニアで研究室を探していただくことにしました。もちろん私のような実績もない研究者に給料をだして雇ってくれる研究室などあるわけもなく、サンディエゴの某研

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    nonsect 2021/05/31
    おもろい。読みやすい。他も読んでみよう。
  • 旧帝大の助教は普段何をしているのか

    30代前半で旧帝大の助教 (任期無し)。我ながら、この業界では勝ち組と呼ばれる部類だと思う。 日トップクラスとも言えるこのポジションで、私が普段何をしているのかを書いてみたい。 研究指導 (12 時間/週)私の在籍する研究室に居る学生のうち 8 名 に対して研究指導を行っている。各人に対し、一対一のミーティングを週に 1 時間半行うため、トータルで週 12 時間となる。 基的に、私がやれば 2 週間で片付くような作業に 2 年くらい費やす学生が大半だ。旧帝大とは言え、自力で英語論文の読解や、プログラムのバグ取りができない学生の方が標準的なので、これはまあ仕方がない。これで賃金をいただいている以上、真摯に取り組む他ない。 研究室内の輪読会 (3 時間/週)専門書を学生だけで読むのはハードルが高く消化不良にしかならないため、解説役として教員が参加する必要がある。私は 2 種類の輪読会に参加

    旧帝大の助教は普段何をしているのか
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    nonsect 2021/03/01
    たいへんそう(小並感)。
  • 奇抜策の系譜 地域振興券の場合 | 公益社団法人 日本経済研究センター

    経済はこれまで何度も難しい問題に直面してきた。そんな時、それまで誰も考えたことのないような奇抜な政策が提案されることがある。そのアイディアをひねり出した方々の苦労は大いに多とするのだが、私はこうした奇抜策の多くは失敗だったと考えている。 私がここで「奇抜だ」と評価している政策は、一般的な評価ではなく、私の個人的な評価である。要するに経済学に基づいたロジックに基づかない思い付きだと私が判断した政策である。その上での私の結論は、やはり経済学の正統的な議論から外れた奇抜策に期待するのはやめた方がいいというものだ。 私がこうした奇抜策を目にした最初のものは、1994年の羽田内閣が打ち出した「実質所得倍増計画」なのだが、これについては、連載第72回「物価問題のパラダイム転換(下)実質所得倍増計画」(2019年8月)で書いたので、ここでは触れないことにして、奇抜策第2弾の地域振興券について述べる

    奇抜策の系譜 地域振興券の場合 | 公益社団法人 日本経済研究センター
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    nonsect 2021/02/16
    おもろいなるほど。
  • 『上座部仏教における聖典論の研究』に関する声明 - 大蔵出版 仏教学術書を中心とする出版社

    このたび、清水俊史氏の『上座部仏教における聖典論の研究』(以下、『聖典論』)が弊社より刊行されることとなりました。書『聖典論』をめぐってはかねてから、さる先生を中心に異様な盤外戦が繰り広げられ 、間違った情報が意図的に流布されており、出版元である弊社としましても大変困惑しております。正確な状況を説明する必要性を感じましたので、極めて異例のことではありますが、今回、弊社は公式な声明を発表することと致しました。 2016年に『聖典論』の刊行が社内で決定した後、2017年4月に清水俊史氏より「さる先生から自分に研究不正があるとの指摘を受けた」との報告が弊社にありました。それに前後して、弊社に対しても、そのさる先生から『聖典論』の出版を取り止めるようにとの連絡を数度にわたり受けました。 両者の申し立ての後、弊社は、第三者委員会を立ち上げ、複数の専門家に双方の資料を精査していただいたところ、全会一

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    nonsect 2021/01/30
    仏教を研究しても悟りは開けないっぽい。
  • 藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ

    人間という頭でっかちな動物は、目の前の輪郭のはっきりした危機よりも、遠くの輪郭のぼやけた希望にすがりたくなる癖がある。だから、自分はきっとウイルスに感染しない、自分はそれによって死なない、職場や学校は閉鎖しない、あの国の致死率はこの国ではありえない、と多くの人たちが楽観しがちである。私もまた、その傾向を持つ人間のひとりである。 甚大な危機に接して、ほぼすべての人びとが思考の限界に突き当たる。だから、楽観主義に依りすがり現実から逃避してしまう——日は感染者と死亡者が少ない。日は医療が発達している。子どもや若い人はかかりにくい。1、2週間が拡大か制圧かの境目だ。2週間後が瀬戸際だ。3週間後が分水嶺だ。一年もあれば五輪開催は大丈夫だ。100人に4人の中には入らないだろう。そう思いたくなっても不思議ではない。希望はいつしか根拠のない確信と成り果てる。第一次世界大戦は1914年の夏に始まり191

    藤原辰史:パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ
  • ネット上で社会学者の評判はなぜ悪いのか - 擬似環境の向こう側

    こんなタイトルのエントリを書くというのは、正直、悩ましい。 というのも、ぼくは社会学の正規教育は受けておらず、自分が社会学者だとはちょっと名乗れないからだ(制度的な理由で学位は「法学」だ)。 とはいえ、社会学部に勤務しているのは確かだし、社会学的なものに親しみもある。以下の文章は、あくまでそういう中途半端な立ち位置から書かれた「個人の感想」だということをまずは述べておきたい。 ネット上での社会学の評判はよくない。大変によくない。 実のところ、ネット上で積極的に発言をしている社会学者の数はさほど多くないと思うのだが、通常は社会学者だとはカテゴライズされない人も、「政治社会に関する発言をしており、かつ多くの人びとから反発を買っている人文社会系の学者」は「社会学者」とみなされてしまうことが結構ある。 それではなぜ、ネット上で社会学者はこんなにも嫌われるのだろうか。 社会学者が嫌いな人からは当然、

    ネット上で社会学者の評判はなぜ悪いのか - 擬似環境の向こう側