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難しい、「治癒」と「復職可」の判断 塩野:今は本当に企業におけるメンタルヘルスの問題が大きくなっていますよね。うつ病などで本当に苦しんでいる人もいますが、経営側から見ると、その人が本当にメンタル不調なのか、ただの怠け者なのか、それとも職場に問題があるのかがわかりにくいという問題がある。そこを見極めるのはきわめて難しいと思うんですけど。 大室:きわめて難しいですね。でもその人がどういう病気かどうかを判断するのは、産業医ではなく、その人がかかっている病院の主治医の仕事なんです。産業医はその人がうちの会社で働けるかどうかをジャッジするのが仕事。 たとえばダルビッシュのような5億円もらってるピッチャーが肩を壊したとします。この人の「復職可」のラインは155キロの球を投げられることなんですよね。でも130キロまでしか投げられないと、医学的には「治癒」だとしても、職場的には「復職不可」になってしまう。
宮城県仙台市の高層マンションから飛び降り自殺を図り、死亡した日本テレビの山本真純アナウンサー(34)は、出産後に母親を襲う「産後うつ」を患っていた。 山本アナの実兄、山本慎輔さんが2010年7月28日、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」に出演し、山本アナが5月にうつ病(産後うつ)の診断を受けていたことを明かした。山本アナは2月に出産し、その2か月後に異変が見られるようになったという。 ■産後の女性は誰でもなり得る 「すべてにおいて自信がないと言っていました。すべて自分でやれているのに、やれていないと言っていて、絶望感が襲っていた」 慎輔さんはこう話した。 一方で慎輔さんは、今でも「信じられない」という。山本アナは、「心臓に毛が生えている」と自分で言っていて、「明るくて芯があり、信念のあるよくできた妹だった」と振り返った。 山本アナと同期の長谷川豊アナウンサーがスタジオに登場し、
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