失速するマンション市場 積み上がる完成在庫、都心一等地でも異変(1) - 08/05/27 | 17:20 マンション販売の変調が続いている。タワーマンションが集積する東京都心の臨海地区、中央区勝どき6丁目で今年1月に竣工したオリックス不動産主体の「THE TOKYO TOWERS」。マンションでは日本最高の58階建てが売り物のツインタワーだ。2005年の分譲時には超人気を誇ったこのツインタワーは、竣工からまだ日が浅いにもかかわらず大量に売り物が出ている。 ヤフーの不動産取引サイト「ヤフー不動産」をのぞくと、同マンションは60件以上が売り物件として掲示されている。業界関係者は「05年当時に臨海部の人気を当て込んで投資目的で購入した層が、市況が厳しくなっていることに慌てて、一斉に売りに出している」と言う。が、なかなか成約に結び付かないようで、長期にわたって掲載されている情報が多い。いわば、
CMBS(商業用不動産ローン担保証券)発行市場では、相変わらずの怒濤の発行が続いている。今年1〜3月は当初、発行金額が少なく、1000億円に達しないと思われたが、3月に駆け込み発行が相次いだ。年度末に向け、リーマン・ブラザース証券が2件577億円を発行。国内勢でもオリックスが1件230億円強を発行した。また、1〜3月にモルガン・スタンレー証券が2件500億円強、みずほ証券1件250億円などがあり、狭義では含まれないが、証券化前のローン売却もゴールドマン・サックスと見られる900億円など2000億円弱あり、これを含め4000億円弱になったようだ。 公表資料分によれば2007年1〜3月は7件、1756億円だ。外資系各社の縮小が相次ぎ、関係者が「この先、もう国内ではCMBSでは商売できない可能性もある」と嘆く中で、大量発行が続いている。 CMBS市場の変調は変わることがない。07年の国内のC
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く