アメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事は最新の抗体検査の結果、感染した患者に接する医療従事者よりも一般市民の感染率の方が高かったことを明らかにしました。 クオモ知事はニューヨーク市とその近郊エリアの医療施設で働く2万7000人以上に抗体検査をした結果、ニューヨーク市内では過去に感染したことを示す抗体が12.2%で見つかったと発表しました。一般市民で抗体を持つ人の割合は19.9%で、医療従事者よりも市民の感染率が高かったことが分かりました。医師や看護師らは感染者と接する機会が多いものの、マスクや消毒液などが感染防止に役立っていると分析しています。クオモ知事は市民に対して、日常生活でマスクを着けることの重要性を訴えました。