私が読書や書き物をする時、隣に置いておく年表がある。1996年に出版された「情報の歴史(増補版)」である。知識を得た者が他者に伝えることを「情報」という。情報の歴史のスタートを象形文字とし、締めくくりを人工知能としている点に監修者松岡正剛氏のセンスと先見性を感じる。 1770年代のページをめくる…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000122-mai-soci 30歳から34歳という年齢は、有効求人倍率が1を割った就職氷河期のピーク時に卒業の時期を迎えた年齢とドンピシャだなぁ。 当時就職がうまく行かなかった人は、自分に自信を無くした。自分が劣っているのだと思った。周りの人もそう思った。世間も「景気が悪い」事はわかっていたけど、それがどの程度なのか把握している人は殆ど居るわけ無くて、もちろん有効求人倍率がどんな事になっているのかを知らない人も多かった。上の世代にも下の世代にも、就職できない駄目な奴という視線を浴びせられた。ほんの数年生まれるタイミングが違っただけで、同程度の努力をした人でも就職できたのに、今この年齢の人たちは当時就職できなかった。そして企業は新卒を採用するので、最初のタイミングで躓いた人はもう就職の希望はほぼ途絶
最近はてぶ見てても就職氷河期を扱ったネタをほとんど見なくなった。たまに見かけるとしたら俺らより若い世代の就職関連の記事のブコメに就職氷河期世代の恨み節とか、切り込み隊長とかが書いてる高齢者介護ネタで「あと10年、20年もしたら非正規の就職氷河期も加わるぞー!!もう日本は終わりだー!!」なんてネタだけ。もう就職氷河期世代をどうやって安定させた仕事につかせるかみたいな話はめっきり見なくなった。 さじ投げられちゃったんだろうね、俺たち。政府のおエラさんにも学者さんにもブロガーさんにも。いろいろ議論して考えたけど、こいつらを救済する妙案も資金もないわって。この前若い頃に見た「トレインスポッティング」って映画の続編がやってたから見たんだけど、若い頃にまともな職につかずドラッグばっかやってた連中が40代になっても相変わらずまともな職つけずにプラプラダラダラしてるって話だった。なんだドラッグしてないだけ
年の瀬が近づき、プロ野球の契約更改交渉も佳境を迎えている。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、年俸に対する自覚を持ってほしいという。 * * * プロ野球の契約更改交渉も終わりつつある。年末に向けて、選手たちも自主トレへと気持ちを切り替える時期になった。 それにしても、各選手の年俸の上下幅が本当に大きいよな。日本ハムの大谷が1億円から倍増の2億円になった。トリプルスリーを達成したヤクルト・山田も2015年の8千万円から2億2千万円に。顕著な働きをすれば、すぐに1億円くらい上がる。一方で、巨人の杉内は5億円から基本年俸5千万円に。ある程度は出来高でリカバーできるとはいえ、驚いたね。 オリックスの金子はFA残留で14年に結んだ4年20億円の契約が残っており、現状維持の5億円で更改。「罪悪感と悔しさがある」と話した記事を目にした。5億円が当たり前となった日本球界。夢を売る職業
アンジェリーナ・ジョリーはパブリシストをつけず、自分で自分のイメージを管理する(写真:REX FEATURES/アフロ) SMAPの解散騒動が日本のマスコミをずいぶんにぎわせたようだが、長年アメリカに住み、ハリウッドについての記事を書いてきている私には、奇妙に感じることだらけだった。 ひとつ言えるのは、こんな騒動は、アメリカでは絶対に起こり得ないということ。人気グループの解散も、タレント事務所の移籍も、本人たちがしたいならするだけのことで、当たり前に起こる。なぜなら、エンタテインメント業界の構造自体が、まったく違うからだ。 このYahoo!個人のページでも、このSMAP騒動を日本のサラリーマン社会になぞらえていらっしゃるオーサーさんの記事があったが、まさにそれは当たっていると思う。日本の芸能界がサラリーマン式なら、ハリウッドは完全なる自営業式。タレントは、自分のキャリアを自分でコントロール
4号機の使用済み核燃料プールへは、50mのアームを装備した生コン圧送機からの放水が続いている。アームは、東電社員が遠隔操作している(東京電力提供) これまでに20人以上倒れたという噂。「最大250ミリシーベルト以上浴びても働く」という誓約書を書かされ、防護服での汗だく9時間作業の末に言われた「給料カットを覚悟してくれ」の一言。最前線はさらに悪化していた! 本誌は福島第一原発での事故発生当初から、大量被曝の恐怖と闘いながら働く現場作業員の実態を伝えてきた。だが彼らの凄まじい労働環境は改善されるどころか、ますます悪化している。 過酷な現場の様子を、福島第一原発で10年ほど仕事をしている中堅作業員・山田秀信氏(30代、仮名)が明かす。 「疲れは、もう限界です。普段は免震棟という耐震機能が高く、鉛のシートで放射線を遮っている特別な建物で寝泊まりしているのですが、35m四方ほどの会議室にみんなで雑魚
「子どもの頃は、ファストフードやカップラーメンの類って一切、食べさせてもらえなかったんですよ」 深夜のファミリーレストランで、河野やよいさん(仮名、30歳)が自らの食遍歴を語る。もものあたりがすり切れたジーンズの短パンにTシャツを重ね着し、ドクロの指輪をはめている。高校生の頃はパンクファッションにあこがれ、ブレザーの制服にモヒカン頭で学校に通ったこともあるそうだ。 「反動からか、東京に出て一人暮らしを始めてからジャンクフードばかりを食べるようになりまして。それもある時から、食生活の8割はコンビニのおにぎりに」 「それはまた、どうして?」 「アニメ業界に入ったからなんです」 アニメ―ションの制作会社は企画から制作までを手がける「元請け」と、そこから仕事を請け負う「下請け」に分かれている。河野さんが最初に入ったのは「下請け」の会社だった。 「そこはどうやって見つけたんですか?」 「アルバイト情
2010年08月07日13:31 カテゴリ本経済 大卒はなぜ職にあぶれるのか 茂木健一郎氏の新卒採用についてのツイートが話題になっているが、経営者に「新卒一括採用はよくない」などと説教したって始まらない。それは日本的雇用慣行の中核にある年功序列システムの一環であり、人事システム全体を変えないで新卒一括採用だけをやめることはできない。それより問題は、なぜ大卒労働者の超過供給がここまでひどくなったのかということだ。 本書も指摘するように、その最大の原因は大学の定員を増やしすぎたことにある。1985年に26.5%だった大学進学率は2009年には50.2%になり、学生数は184万人から284万人に増えた。90年代前半までは「団塊ジュニア」が増えたので大学の定員を増やしたのはやむをえないが、学齢人口の減った90年代後半以降も文科省は大学の認可を増やした。 それによって定員割れが起こると、「AO入試」
1980年半ば、中国で「出国熱」と呼ばれるブームが起こり、無数の中国人が怒涛のごとく海外を目指して世界の国々に流れ込んだ。 これらの中国人を追うため、私も民主化されたばかりの東欧の国々に飛んで、海外に新天地を求める中国人を取材した。1993年にその取材に基づくドキュメントを拙著『新華僑』として仕上げた。私が作った造語である「新華僑」は、1978年に始まった改革・開放路線以降海外に渡った中国人の代名詞となった。 その新華僑を取材する過程の中で、別の中国人も存在していることに気付いた。つまり密航者だ。外国に入国できるビザをもたない彼らは地下旅行社ともいえる蛇頭の手によってヨーロッパ、米国、日本など西側の国々に運びこまれ、そして廉価な労働力としてその密航先の国の経済を最底辺から支える存在となった。 『新華僑』に取り上げられた中国人が新華僑の明の部分だとすれば、密航者や蛇頭らはまさにその暗の部分を
ニュースサイト「GIGAZINE」が、記者・編集者の募集記事で、プライベートと仕事を分けるような社員はいらないと宣言して、波紋を呼んでいる。実際に、こうした社員を解雇したといい、ネット上では、真意がどこにあるのかなどを巡って賛否が分かれている。 10年前にスタートした「GIGAZINE」は、IT系から食品・飲料などまで様々なニュースを扱うブログ形式のサイトだ。同サイトの説明によると、月間ページビューは、今や6000万ほどもあるという。 仕事に意欲ないと編集部員を解雇 反響を呼んだのは、2010年8月2日に載せた長文の記事だ。山崎恵人編集長自ら、「恥をしのんでここに公開」したという。 それによると、サイトでは、07年秋からの人材募集で記者・編集者が10人近くになった。ところが、これら社員の中には、仕事を時給ベースで考え、プライベートの時間も仕事に割くような意欲を見せない人が出てきたという
2007年の秋以降、ことあるごとに人材を募集してきましたが、今回はさらにもう一段階上のレベルアップを目指し、これまでとはまったく違う視点と条件で人材を募集することにしました。 端的に言うと、自分の時間を切り売りして時給換算し、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」というような消極的考え方をする人ではなく、「自分はGIGAZINEだからこそできることをするためにGIGAZINEで働きたい、ほかのところでは働きたくない!」というプロフェッショナル的な考え方をする人を求めます。余所でも働こうと思えば働けるような人ではなく、「GIGAZINEだからこそ働きたい!」という人を求めます。 求人の詳細は以下から。 ◆募集に至る経緯 編集長の山崎です。今回の募集はGIGAZINEにとってひとつのターニングポイントを目指すものですので、この募集に至るまでの経緯について恥をしのんでここに公開し、記録してお
2007年の秋以降、ことあるごとに人材を募集してきましたが、今回はさらにもう一段階上のレベルアップを目指し、これまでとはまったく違う視点と条件で人材を募集することにしました。 端的に言うと、自分の時間を切り売りして時給換算し、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」というような消極的考え方をする人ではなく、「自分はGIGAZINEだからこそできることをするためにGIGAZINEで働きたい、ほかのところでは働きたくない!」というプロフェッショナル的な考え方をする人を求めます。余所でも働こうと思えば働けるような人ではなく、「GIGAZINEだからこそ働きたい!」という人を求めます。 求人の詳細は以下から。 ◆募集に至る経緯 編集長の山崎です。今回の募集はGIGAZINEにとってひとつのターニングポイントを目指すものですので、この募集に至るまでの経緯について恥をしのんでここに公開し、記録してお
「団塊の世代」と「バブル世代」の年齢差は15歳以上。お互いが接触する機会は意外と少なかったのが実態です。ところが、最近は管理職と経営幹部といった関係で、直接に仕事するシーンが増えています。そして、両者の価値観のギャップから口論にまで発展するケースもあると、時折耳にします。果たして口論にまで発展する原因は何でしょうか?また、激突を回避する方法はあるのでしょうか? 1940年代後半「第1次ベビーブーム」に生まれた「団塊の世代」は約800万人と日本の人口構成で過去最大の派閥で、日本社会の形成に大きな影響を及ぼしてきました。また、作家の堺屋太一氏が1976年に発表した小説「団塊の世代」のヒットで一般的にも認識された世代です。現在は定年、或いは役員任期があと数年・・・と現役ビジネスパーソンとしてカウントダウンを数えている状態にあります。 そんな団塊の世代が働き手としてモーレツに働いていたのは1980
Brian X. Chen Photo: 米Apple社の従業員が、機密情報を漏らしたために解雇されたという話は山ほどある。しかし、同社と提携する各社が、製品の秘密を守るためにどれほどの圧力を受けているかには想像を絶するものがある。中国メディアの報道によると、台湾でApple社の『』を製造しているFoxconn社で働く25歳の従業員が、第4世代の試作品をなくした後に自殺したという。 『』(南方都市報)の(Googleによる)によると、Foxconn社で働いていたSun Dan yong氏は、16種類の試作品の出荷を処理していたが、そのうちの1つが紛失したという。そこでFoxconn社のセキュリティ部門はSun氏を厳しく取り調べた。「耐え難い尋問手段」をこらえきれず、Sun氏は7月16日(現地時間)に、12階建てのビルから飛び降りたという。 Foxconn社は、事件について謝罪する(Goog
20代アニメーターの平均月収は10万円以下――アニメ産業が抱える問題点とは?2009年05月28日07時10分 / 提供:"アニメーターの平均年収と一般国民の平均年収" 日本アニメーター・演出協会(JAniCA)は5月22日、東京・文京区の東京大学で「JAniCAシンポジウム2009」を開催、700人を超えるアニメーターの協力を得た業界調査の報告をするとともに、アニメーション産業の置かれている状況を題材としたパネルディスカッションを開催した。 JAniCAは2007年10月に発足、アニメーターの技能向上のための講習会を開催しているほか、アニメ制作環境を改善するための試みも行っている。今回、2008年10月から2009年2月まで行った調査では、アニメーターの収入や労働時間などのデータを収集。アニメーターの平均年収は20代が110万4000円、30代が213万9000円と、一般国民の平均年
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