東京の高校受験は「中高一貫校の敬遠」が深刻化。高校募集しかない都立高校に学力上位層の人気が集まり、都立高校の東大・京大・国立医学部合格数は10年前の4~5倍に急増。「高校受験から最難関大を目指すなら、中高一貫生のいない都立トップ校」が当たり前の常識に。その結果、有名私立高校の高校募集は壊滅状態に陥り、中高一貫生との学力差は拡大し、私立高校の高校受験撤退ブームが到来。高校受験では、中高一貫生が幅を利かす私立高校という選択肢は超不人気なようで・・・。
フランス・パリで行われた政府の燃料税引き上げに抗議する「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動で、道路を走る装甲車(2018年12月8日撮影)。(c)AFP/Zakaria ABDELKAFI 〔AFPBB News〕 (佐藤 けんいち:著述家・経営コンサルタント、ケン・マネジメント代表) 今年2018年は「明治150年」であると同時に「日仏交流160周年」の記念すべき年である。だが、日本におけるフランスのイメージは急速に悪化している。それは、立て続けに発生し、今なお着地点が見えない2つの事件が、日仏両国で交差しながら進行中だからだ。 2018年も押し詰まってきた11月19日、日本の日産自動車と三菱自動車、フランスのルノー3者の会長を兼任していたカルロス・ゴーン氏が逮捕され、フランス政府が出資しているルノーによる日産支配の構造が一般人の目に明るみになった。それだけではない。フランス側の当事者
日本のいたるところで、ダイナミックな「暴力指導」が次々と明るみとなっている。 不正融資問題で揺れるスルガ銀行では、目標が達成できない行員に対して、首根っこをつかまれて壁に押し付けられ、そのすぐ脇を殴るなどVシネみたいな脅しが横行していたという。また「オマエの家族を皆殺しにしてやる」などと『闇金ウシジマくん』みたいな脅迫をされた行員もいるという。 数日前には、体操協会からのパワハラを受けたと訴えていた女子選手が、周囲がドン引きするくらいビンタされている映像も放送された。手を上げていたのは、「たたいてでも教えることが必要だと思っていた」と過去の暴力指導をお認めになっている速見佑斗コーチだ。そんな速見氏を輩出した日本体育大学でも、陸上部の監督が部員に対して、暴言を繰り返したり、足を蹴ってケガを負わせたりといった告発が週刊誌に出て、内部調査が進められている。 少し前には、居酒屋バイトを辞めたいと申
本連載ではこれまで、ケンブリッジとオックスフォードへの、合わせて4年半ほどの留学経験を基に、英国流の「知」を紹介してきた。今回は少し目先を変えて、日本の「知」、特に教育政策が抱える問題に切り込んでいく。最近、しばしば話題になる大学入試改革を中心に話を進めていこう。 身近であるほど「わかりやすさ」が要求される 専門知識がないと理解できない科学技術政策などと違い、教育政策は国民全体に関係するうえ、身近に感じやすい政策だ。たとえば「ゆとり教育」に関して意見を述べてくれと言われれば、誰もが何かしらの意見を出すことができるだろう。 自分のことで恐縮だが、私は今、地元の鹿児島を拠点に教育関連の仕事をしている。この進路は自分が社会に対して何をできるか考えた結果でもあり、成り行きに任せた結果でもある。思うに、時代をつくるのも社会をつくるのも「人」であり、その人を育てる教育は、今後の社会・時代の根幹に影響を
希臘 @danciali 小1男児熱中症で死亡って最悪過ぎる。うちの子も顔真っ赤にして帰ってきた。学校にポカリ持って行っていいか聞いたらジュースなんでダメですって言われたし。早く改善してほしい。 2018-07-17 21:11:17 希臘 @danciali 犠牲が出てからじゃ遅い。この地獄のような暑さで校外学習を実行したって最悪過ぎて殺人だよ。背が低いから大人より暑さを感じるのに。小1男児は亡くなってしまったけど他の子供も熱中症になってるじゃないか。本当にひどい。 2018-07-17 21:30:04
名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま
大騒動となった銀座・泰明小学校の「アルマーニ標準服」導入。議論のポイントは「公立小学校とは何か」「公立小学校で貧富格差を助長するようなことがあってよいのか」というところだったはずだが、むやみな校長叩きや、保護者批判にまで及ぶ向きもあった。 ジャーナリストのなかのかおりさんが、自身の経験を踏まえてアルマーニ問題から見えてくる「ブランディング」の実情を分析する。 噂に絶句した日 東京都中央区銀座の泰明小が「アルマーニ標準服」を導入するという報道を受け、区の教育員会に批判が相次いだ。泰明小は区内の学区外からも入れる「特認校」として人気。「公立小で高額なブランド服はおかしい」と批判がある一方、「泰明小の保護者は教育熱心で、裕福な家庭が多いのだから」との声も聞く。 このように特別さを求める親や学校を、私は責められない。新聞社を辞めてフリーで仕事する中で、特色を打ち出す「ブランディング」がいかに大切か
新年早々、第2の森友事件の勃発か──。学校法人に対する財務省の不当な国有地売却が、きょう浮上した。今朝の毎日新聞が、山梨県内の国有地を約50年にわたって無断で使いつづけていた学校法人に対し、2016年5月に評価額の8分の1という格安で売却していたと報じたのだ。 記事によれば、学校法人日本航空学園が1960年代に土地を買収してパイロット養成用の滑走路を整備したとき、国有地だった農道なども無断で使用。国は67年にこの無断使用の事実を把握していたが、80年代に学園と国が協議した際は価格面で折り合わず、2012年になって会計検査院が処理促進を提言したことから交渉が再開したという。 しかし、財務省関東財務局が土地価格を約7180万円と算定した一方で学園側は民法の「時効取得」を盾にして無償譲渡を主張。結果、16年5月に減免措置を適用して875万円で売却、使用料についても計約161万円しか徴収していない
MMDLaboが中高生の勉強時におけるスマートフォン利用実態調査を実施。9割以上の中高生が勉強中にスマートフォンを活用していることが分かった。 「中高生の9割が勉強時にスマートフォンを活用する」――MMDLaboは12月18日、中高生の勉強時におけるスマートフォン利用実態について、こんな調査結果を発表した。スマホを使い、分からない単語の検索などをしているという。 スマホを所有する中高生2275人のうち、学校がスマホの持ち込みを「許可している」と答えた中学生は14.5%、高校生は86.5%だった。ただし、「授業中は先生に預けなければならない」「休み時間は使用できる」など、条件付きで許可する学校も少なくない。 スマホ持ち込みを許可されている学生のうち、スマホで学校を使っている中学生は21.6%、高校生は64.1%だった。使用内容は「授業や勉強の分からないことを検索する」が中高生共に最多。中学生
勉強させられてかわいそう? 毎年2月は受験のシーズン。中学受験、高校受験、大学受験と多くの少年少女が、勉学に励み、その成果を試しています。 今年もまた多くの受験生が真剣勝負に挑んでいますが、近時、世間的に大きな話題となったのは女優・芦田愛菜の名門中学合格の件でしょう。 やれ偏差値70だ、やれ芸能活動禁止でどうする? と、かまびすしく騒がれていましたが、マスメディアの反応は、女優業と学業を高いレベルで両立した彼女への賞賛の声が比較的多かったように思います。 しかし、その受験のために「一日最高12時間勉強した」ということに対しては、やや「可哀想」ともとれるような声がいくつかあったのが気になりました。 すでに女優で確固たる実績を残しているということもあって(フリップをめくるたびに「くあー」「うあー」と叫んでいた宮根誠司をのぞいて)テレビなどではその勉強習慣をdisるトーンは控えめでしたが、一部ネ
30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。 バックナンバー一覧 早稲田塾「大量閉鎖」の原因は 単なる少子化でははない 受験最大手で「東進ハイスクール」や「四谷大塚」を傘下に持つナガセが、子会社の「早稲田塾」で校舎の半分近くにあたる11校を閉鎖すると発表した。 このニュースから3年前に、予備校の代々木ゼミナールが全国27ヵ所の校舎のうち20ヵ所
小6の時に角川つばさ文庫(児童向け文庫)で出てた涼宮ハルヒの憂鬱を読んでからラノベの世界にどっぷりハマって高3になったというのに1週間に3冊くらいライトノベルを読んでいる。平浦ファミリズム面白かった。 そんな私でも東進の難関大記述模試で国語2位が取れた。2位ともなると偏差値は81だった。 ラノベは低俗だから読んでも益がないとか読むとバカになるとか言ってる方はどう思います? 何も読まないとか無理やり名作読ませるよりはラノベでもいいから好きな本を読んだ方が絶対いいって。 因果関係が云々というより、ぶっちゃけただ自慢したかっただけなのに思いの外反響が大きかったので追記。 国語の試験は、情報処理能力を試す科目であり、読書量はさほど影響しない、という意見には同意です。 現代文の成績が伸びない奴はラノベを読めという主張がしたい訳ではありません。 ただ、「ライトノベル」というジャンルを一括りにして一般小
本連載では、Life is Tech ! が主催するイベント「Edu×Tech Fes 2013 U-18~驚異のプレゼンテーション~」をレポートする。Edu×Tech Fes 2013 U-18は、テクノロジーから教育を考え、教育からテクノロジーを考えるイベント。天才中高生が語るゾクゾクする3時間を、全7回の連載でお届けする。 女子中学生エンジニアが生み出した「見えるプレゼンタイマー」 角南萌氏は、現在2年生。女子中学生エンジニアだ。海外生活での体験を基に、日本とアメリカの教育について語った。彼女は、アメリカで行われたプログラミングキャンプをきっかけにテクノロジの世界に目覚め、子どもの文化・教育研究所主催の「全国小・中学生作品コンクール(パソコン部門)」において文部科学大臣奨励賞を受賞、また、昨年リリースしたタイマーアプリ「見えるプレゼンタイマー」は1万ダウンロードを突破し『アプリ甲子園
Photo by Johan Bichel Lindegaard こんにちは。谷口です。 皆さんは、プログラミング教育が盛んになってきていることはご存知でしょうか? 日本でもすでに2012年の新学習指導要領により、中学校の「技術・家庭」において、従来選択科目であった「プログラムと計測・制御」が必修科目となっていますが、意外と知らない方も多いようです。 2020年には日本のWebビジネスの市場規模が2010年時点と比べて4.5倍に拡大すること、またそれによりWeb系企業の雇用者数も150万人増加をすることが見込まれています。(日本の成長を支える産業 「ウェブビジネス」P13、14) 業界が成長していく中で、より多くのエンジニアが必要とされ、その教育・育成は不可欠なものとなっています。 最近は、世界でも多くの国で早いうちからプログラミング教育が実施されており、少なからず国内企業の成長や利益拡大
かつては高学歴を獲得すれば、輝かしい未来が約束されるように思えたかもしれない。「大学全入時代」のいま、話はそう単純ではない。大学院卒でも希望する職に就けず不安定な生活を続ける「高学歴ワーキングプア」の存在も問題になっている。現代における「学歴」の意味と重要性とは。4人の識者に聞いた。(ライター・福島奈美子/Yahoo!ニュース編集部) 大量の"博士"が余っている現実 水月昭道・僧侶 「学歴は指標として役立たない」と企業が気づきつつある 豊田義博・リクルートワークス研究所主幹研究員 この十数年で学歴にイヤな色がついた感じ 小田嶋 隆・コラムニスト 日本では「学歴概念」が取り違えられている 吉見俊哉・社会学者 水月昭道(みづき・しょうどう)1967年生まれ。浄土真宗本願寺派の僧侶。人間環境学博士。龍谷大学中退後、バイク便ライダーなどを経たのちに建築に興味を持ち、長崎総合科学大学建築学科に入学。
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