ばんえい競馬存続へ関係者らが呼び掛け ばんえい競馬存続を願うグラスタイルの村上社長 ばんえい競馬の灯を消したくない-。廃止が確実となった「北海道遺産」を守ろうと、ファンや関係者が必死の努力を続けている。きっかけは、ホームページ「ばん馬のいる風景」を運営する斎藤ゆかさん(32)の、1ファンとしての呼びかけだった。「大好きな(ばんえい競馬という)世界を作っている関係者の皆さんを悲しませたくない」。28日から自身のHPで、ばんえいファンの声を集め始めた。 これに、馬主協会の振興対策委員長で、北見市で情報誌を発行する村上貴擁俊(きようとし)グラスタイル社長(52)が賛同。経営する会社のHPでも同じように呼びかけ、帯広市の公式HPへリンクも張った。村上社長のHPは普段なら30件ほどのアクセス数だが、29日は正午までで1439件と急増。村上社長は「可能性はゼロではないし、存続を願う声はすごく多い。この