大阪の古地図を通して部落差別の歴史を紹介する特別展「絵図と被差別民-都市大坂のコスモロジー」が、大阪市浪速区の大阪人権博物館で開かれている。8月30日まで。 江戸時代の大阪を描いた絵図を中心に、同館が所蔵している16点を展示。大阪湾の埋め立てなどによって、江戸時代の大阪が大きく発展する一方、被差別…
■要旨 状況に応じて障害者を柔軟に支援することで、障害者の権利確保に主眼を置く障害者差別解消法が2016年4月に施行されて2年が終わろうとしている。この法律は障害者の特性や個別事情に応じた「合理的配慮」の提供を行政機関に義務付けており、各行政機関では職員の適切な対応に必要なことを定める「対応要領」の策定などが進んだ。 しかし、障害者差別解消法は「対話→調整→合意のプロセス」を当事者の間で義務付けているだけであり、「合理的配慮として、どういった支援を提供するか」という点については、障害者と行政機関など当事者同士の調整に委ねられている分、分かりにくいのも事実である。実際、障害者差別解消法や合理的配慮の目的や意味が社会に浸透しているとは言えないだろう。 本レポートでは、合理的配慮を中心に障害者差別解消法の内容を詳しく解説するとともに、自治体の動向やメディアの報道ぶりなどを基に、2年間の動きを考察
国連の持続可能な開発目標(SDGs(エスディージーズ))で、日本企業は「気候変動」「働きがい・雇用」「消費・生産」の分野を重点的に取り組んでいるが、ビジネスチャンスよりも経営リスクへの対応と考えている――。そんな状況が、シンクタンクの地球環境戦略研究機関(IGES)と、企業などでつくる「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)」が実施した調査で浮かび上がった。14日発表された。 SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするために、すべての国が2030年までに取り組む行動計画で、気候変動対策など17分野からなる。調査は昨年9~10月に、GCNJ会員企業など254社・団体に尋ね、163社・団体が回答した。 重点的に取り組む目標(複数回答)は、「気候変動」(63%)、「働きがい・雇用」(60%)、「消費・生産」(51%)が高かったが、これらは「自社に負の影響を与え
画像説明, フランセス・マクドーマンド氏がアカデミー賞授賞式で強調した「インクルージョン・ライダー」というなじみのない用語が、話題となっている 2018年の米アカデミー賞授賞式は後世、「インクルージョン・ライダー」(包摂条項)という言葉が一般的な用語となったきっかけとして記憶されるのかもしれない。 4日に映画「スリー・ビルボード」で主演女優賞を受賞したフランセス・マクドーマンド氏は受賞スピーチの最後に、「今晩言い残したい単語は2つ」と強調した。「inclusion rider」というその用語は、 俳優が出演契約を結ぶ際に付帯条項(rider)の追加を要求し、職場の包摂性(inclusion)を確保しようというものだ。
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国連でまさかのピコ太郎氏「PPAP」?7月7日、外務省の公式youtubeチャンネルに「ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~」がアップされました。(まだ再生回数は6000回ほどです。2017年7月8日17時) また、ピコ太郎氏が所属するavexからもリリースが出ています。 ピコ太郎、今度は外務省からの熱烈オファー!世界に向けてPPAP!|avex management Web なんでも、外務省からの依頼でピコ太郎氏がSDGsのプロモーションに協力するということで今回の動画制作となったとのこと。このタイミングでの動画発表、そして、そもそも「SDGs」って何?って人も多いでしょう。せっかくなので少し解説します。 SDGsとは?SDGsとは、2015年9月の国連総会で採択された新しい国際目標です。 「貧困」や「環境」、「ジェンダー平等」や「インフラ整備」など、17のゴール、169のターゲ
性的少数者への差別をなくすための提言やキャンペーンについて発表するアムネスティ・インターナショナルのメンバー(左端)=東京都千代田区で2017年5月2日、藤沢美由紀撮影 性的少数者(LGBTなど)への差別をなくそうと、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本は2日、政府や自治体が取り組むべき改善策をまとめた提言書を発表した。差別を禁止する法整備などを目指し、同日から署名を集めるなどのキャンペーンを展開する。 提言書では、職場や学校などでの日常的な差別や、同…
難病の脊髄性筋萎縮症を患う重度障害者の海老原宏美さん(39)=東京都東大和市=が、小池百合子都知事に手紙を書いた。人工呼吸器で命をつなぎ、地域の障害者の自立を支える活動が評価され、本年度の都女性活躍推進大賞を受賞。一月の贈呈式で、知事宛ての手紙を秘書に託した。 「生産性のある人間、人々に感動を与えられる人間だけではなく、ただ、そこに静かに存在するだけの人間にも尊厳を見出し、全ての都民が社会参加できる都政を執行してほしい」とつづった。 重度障害者の「活躍」って何だろう? 本紙二十二日朝刊「私説論説室から」で、大西隆論説委員が海老原さんの思いを紹介した。小池知事から二十四日午後にメールがあり、「思いはしっかりと届いています」などと返事があったという。同日の定例会見で、本紙の記者が質問すると、知事は海老原さんの提起なども予算案に生かしたと答え、「大変な才能を発揮している。一つの希望であり、いいモ
東京・立川のNPO法人など制作 出前講座で活用へ 障害者が生活の中で直面した困りごとや体験をまとめ、ユーモラスなイラストで表現した紙芝居が完成した。障害者支援に取り組む東京都立川市のNPO法人などが制作に関わった。「障害者が感じていることを身近に考えてほしい」と親しみやすい絵柄で表現しており、集会や学校での出前講座で活用していく。 同市では、障害者への差別をなくすため「障害のある人もない人も共に暮らしやすい立川をつくる条例(仮称)」の制定に向けた動きが進んでいる。条例づくりにも関わるNPO法人「自立生活センター・立川」などが条例の必要性や障害者への配慮について関心を持ってもらおうと紙芝居制作を企画。タイトルは「障害者あるある え?そんなことあるの?」と名付けた。イラストは、障害者のヘルパーとして働く伊藤尚子さん(34)が担…
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