男子滑降座位で2位となり、笑顔を見せる森井大輝(左)=旌善アルペンセンターで2018年3月10日、宮武祐希撮影 平昌冬季パラリンピックは第2日の10日、男子滑降座位で森井大輝(37)=トヨタ自動車=が銀メダルを獲得。 目標の金メダルに届かなかった。自身にとって不本意な結果に終わった森井だが、勝負をかけた後半に盛り返した。その滑りは、世界屈指の滑走技術と、よりスピードの出やすい用具設定にした挑戦心があってこそ、なせる業だった。 スピードに乗るべき前半に手痛いミスをした。スタート直後、急な角度のついた斜面で滑走のラインが谷側に落ち、修正しようとスキー板をスライドさせたところで「ガガガ」と、板にブレーキがかかってしまった。そこからの伸びが今ひとつで、続く緩斜面に速さをつなげなかった。
平昌パラリンピックが開幕=日本勢、五輪の勢いに続くか〔パラリンピック〕 開会式で打ち上げられた花火=9日、韓国・平昌(AFP=時事) 【平昌時事】障害者スポーツの祭典、平昌パラリンピックは9日、韓国の平昌五輪スタジアムで開会式が行われた。競技は10日に始まり、過去最多の49カ国・地域から集まった約570選手が、6競技80種目で18日まで熱戦を繰り広げる。 村岡、堂々の入場=りんとした姿で旗手務め 開会式で入場する日本選手団。手前左から2人目は旗手の村岡桃佳=9日、韓国・平昌 開会式では国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長が夢を持つ大切さをスピーチで訴え、韓国の文在寅大統領が開会を宣言。障害者アスリートがリレーして聖火をつなぎ、聖火台に火がともされた。 日本選手団はアルペンスキー女子の村岡桃佳(早大)を先頭に行進。2月の平昌五輪で行われた韓国と北朝鮮の合同入場行進は、今回は見送られた。
障害者スポーツを見た人は2016年リオデジャネイロ・パラリンピック当時の71%から57%に減少――。東京都が昨年9月に実施した都民調査で、こんな結果が出た。2年後の東京大会を控え、都は「盛り返しのきっかけに」と平昌大会(3月9日開幕)に期待を寄せる。 調査は18歳以上の都民3千人が対象で1907人が回答。「この1年で障害者スポーツを見たことがある」と答えた人は57%で、リオ大会中の16年9月に調べた前回から14ポイント下がった。「テレビやインターネットで見た」という人が前回の70%から56%に落ち込み、競技場で観戦した人はわずか3%で前回とほぼ同じだった。 五輪選手については「5人以上知っている」と答えた人が85%だったのに対し、パラリンピック選手は「1人も知らない」が38%で最も多かった。 障害者スポーツに「関心がある」「やや関心がある」は計57%(前回58%)。前回並みだった点について
連日繰り広げられた熱戦の余韻もまだ覚めない中、3月9日からは平昌パラリンピックが始まる。 冬季パラリンピックは今回から6競技が行われるが、その中でも日本選手の活躍に期待が集まるのが、アルペンスキーだ。 アルペンスキーは、ダウンヒル、スーパージャイアントスラロームの高速系、ジャイアントスラローム、スラロームの技術系、そしてスーパーコンビの5種目が実施される。 男女別に、それぞれ立位(立って滑る)、座位(チェアスキーを利用して座って滑る)、視覚障がい(前方を滑るガイドのサポートを受けて滑る)の3つのカテゴリーに分けられる。順位は、実際のタイムに障がいの程度に応じて設定されている係数を掛けた「計算タイム」で決まる。 種目にもよるが、時速130キロ近くにも達し、「雪上のF1」と言われることもある迫力、その中でどこまで攻めていけるか、まさに成否は紙一重。そんなスリルあふれる競技であるアルペンスキーの
「雨あがりのステップ」は「新しい地図」の活動にWarner Music Japanと作家陣が賛同し制作されたナンバー。菅野よう子が作曲、麻生哲朗が作詞を手がけた書き下ろしのオリジナルソングで、6月30日までの売上金額のすべてが寄付され、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じてパラスポーツの支援に充てられる。 チャリティーに関する進捗の報告は「新しい地図」のオフィシャルサイト上で日々更新され、7月1日(日)17:00~24:15に放送される稲垣、草なぎ、香取のAbemaTVのレギュラー番組「新しい別の窓」にて最終的な結果報告を行う予定となっている。 なお「新しい地図」はパラスポーツを応援する映像を制作中。この映像に出演する“NAKAMA”を1900名募集している。募集は先着順で、定員になり次第終了となるので、参加希望者は早めに申し込もう。詳細は「新しい地図」のオフィシャルサイトにて確認
楕円(だえん)球をスキーのストックに持ちかえ、9日開幕の平昌パラリンピックに初出場する。アルペン代表の本堂杏実(ほんどうあんみ、21)=日体大3年。ラグビーから転向して1年半で代表の座を射止めた。 本堂は生まれながらにして左手の5本の指が欠損している。5歳でラグビーを始めると、タックルが得意になった。「『もし手があったら(相手を)つかめたのに』と考えると悔しくて」。障害が練習の原動力でもあった。ラグビー経験がある父の勝之さん(48)は「低く飛び込めばどんな相手も倒せる」と熱心に指導。小学生時代から関東ユースの選抜チームに入り、18歳以下の日本選抜で試合に出た経験もある。 女子ラグビーの日本代表を目指し、日体大にトップアスリート枠で合格。高校まではパスをさばくスクラムハーフだったが、大学では激しい接触プレーが多いフランカーに転向し、社会人チームも出場する15人制のピンクリボンカップで大会MV
3月9日~18日の日程で開催される平昌パラリンピックの競技種目「アルペンスキー」では、滑降(ダウンヒル)、スーパー大回転(スーパーG)、大回転(ジャイアントスラローム)、回転(スラローム)、スーパー複合(スーパーコンビ)の5種目が予定されています。 中でも「チェアスキー」と呼ばれるマシンを使用して行う座位カテゴリーは、時速100kmを超える速度で雪面を滑り降りる迫力が魅力。その「アルペンスキー」で金メダル獲得を目指す森井大輝選手が、トヨタ自動車の車両開発陣と共に高性能なチェアスキーを開発する様子がTV番組(WOWOW)で放映されました。 森井選手は4歳からスキーを始め、アルペンスキーやモーグルに夢中となり、インターハイ出場を目指していましたが、1997年にバイク事故で脊髄を損傷し、その後は車椅子の生活を余儀なくされます。 しかし、翌年の長野パラリンピックを入院先のテレビで見たことがきっかけ
平昌(ピョンチャン)パラリンピック代表で女子アルペンスキー座位の村岡桃佳(20)=早大=には、特別な1台のチェアスキーがある。名前と同じ桃色だ。地元・埼玉県深谷市が障害児のスポーツ用具代を支援する制度を使い、49万5000円の助成を受けた。 財源は市民などからの寄付金だ。村岡は「経済的に助けられたし、みなさんの寄付を使わせてもらっているからこそ頑張らなきゃという気持ちにもなる」と話す。 深谷市のゆるキャラの名前を冠した「ふっかちゃん子ども福祉基金」。事業の一環で2013年度から、市内の障害児にスポーツ用具代を助成する取り組みを全国で初めて始めた。高校2年の時、ソチ・パラリンピックに初出場した村岡が助成第1号になった。徐々に拡大し、現在は競技用車椅子などの補装具に年間上限50万円、靴などの消耗品に同1万円を助成する。20歳まで利用できる。
3月9日に開幕する平昌パラリンピックに出場する日本選手団の結団式が26日、東京都内で行なわれた。 選手団の主将を務めるパラアイスホッケーの須藤悟(日本パラアイスホッケー協会)は、前日に閉幕した平昌五輪で日本が史上最多の13個のメダルを獲得したことに触れ、「この勢いをぜひとも引き継ぎ、私たちも多くのメダルを獲得できるよう、すばらしい大会にしたい」と決意表明。競技への意気込みについては、「直前の強化合宿で課題を修正してきた。ランキング上位チームとの対戦になるが、楽しみになってきた」と引き締まった表情で話し、活躍を誓った。 ケガから復活して2月の熊本合宿に参加したDF三澤英司 パラアイスホッケー日本代表は、1998年長野大会でパラリンピックに初出場。ソルトレイク、トリノ大会ではそれぞれ5位となり、バンクーバー大会では銀メダルを獲得した。「次こそ悲願の金メダルを」と再スタートを切ったが、前回のソチ
NTT東日本及びNTT西日本は、障がい者スポーツの普及・強化等を支援するため、2015年5月29日(金)から、寄附付き電報「書道アート電報(夢・つなぐ)」を販売してまいりました。 昨年に続き、ご利用いただいた売上の一部の約261万円(2017年1月1日(日)から2017年12月31日(日)までのご利用分)を、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会に、本日寄附いたしました。お申込みいただきました皆さまに心から感謝申し上げます。 1.寄附額 NTT東日本1,538,500円 NTT西日本1,072,000円 2.販売実績 2017年1月1日(日)~2017年12月31日(日) NTT東日本販売数:3,077通 NTT西日本販売数:2,144通 3.寄附先 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(https://www.jsad.or.jp/) <参考>「書道アート電報(夢・つなぐ)」について 商品
3月9日に開幕する平昌冬季パラリンピックの日本選手団結団式と壮行会が26日、東京都内で開かれた。 秋篠宮ご夫妻が出席した結団式では、大日方(おびなた)邦子団長(45)が、「選手は応援を力に変えて、クリーンでフェアなアスリートとして正々堂々と競技に臨んでください」とあいさつ。アイスホッケー代表で主将の須藤悟(47)は「オリンピックで史上最高の13個のメダルを獲得した勢いを受け継ぎ、多くのメダルを獲得できるよう素晴らしい大会にしたい」と決意を語った。 冬季パラリンピックのアジア開催は、1998年長野大会以来20年ぶり。アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、アイスホッケー、スノーボード、車いすカーリングの6競技80種目で競う。日本は車いすカーリングを除く5競技に、38選手がエントリー。前回のソチ大会の20選手から大幅に増えた。前回大会を上回る7個以上のメダルを目指す。(波戸健一)
東京マラソンの車いすの部男子で1位ゴールする山本浩之。右は2位の鈴木朋樹=25日、東京都千代田区(撮影・今野顕) 2020年東京五輪・パラリンピックを2年後に控え東京が目指すバリアフリーな社会。東京マラソンは理想像の実現に向け取り組んできた経緯がある。 賛同する事業に寄付をすることで、東京マラソンに参加するチャリティーランナー。チャリティーランナーを通じて行うサポーターの寄付も含め平成23年の創設以来、年々広がり、昨年は約3億1300万円を集めた。うち2千万円あまりが日本障がい者スポーツ協会に渡り、パラスポーツ普及に使われたほか、スペシャルオリンピックス日本の活動にも約2600万円が生かされている。今大会でもすでに過去最高の約4億円以上が集まった。 東京マラソンの障害者ボランティアは初の試みとなった28年大会で約10人が参加。車いすランナーを同様の障害を持つボランティアが誘導するなどしてき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く