韓国軍は、南北の軍事境界線にある歩哨所が3日朝、北朝鮮側から少なくとも4発の銃撃を受け、韓国側が20発余りの警告射撃を行ったことを明らかにしました。けが人はいないということで、銃撃が故意によるものか、あるいは偶発的なものなのかなど詳しい状況を調べています。 この銃撃で韓国側にけが人などはありませんでしたが、韓国軍は北朝鮮側に対し、警告放送と併せて、2回合わせて20発余りの警告射撃を行ったとしています。 当時、現場付近は霧が立ちこめ視界が悪かったものの、北朝鮮側にふだんと変わった様子は見られなかったということです。 韓国軍は、軍事的緊張の緩和を目指すとしたおととしの南北合意に反するものだとして、北朝鮮側に説明を求める電話通知文を送るとともに、銃撃が故意によるものか、あるいは偶発的なものなのかなど詳しい状況を調べています。 南北の軍事境界線の付近では2014年10月に、北朝鮮軍の兵士10人余り