緑川晃、ニックネームはmido。 趣味ではUNIX/Linux互換OSをゼロから開発するほど、低レイヤーな技術を愛する画像処理エンジニア。そんな彼が開発に関わっているのは、オリジナルグッズを制作できるサービス「pixivFACTORY」です。 かつてオリジナルグッズの制作は、PCに特化した特別な制作ツールと、それを扱えるだけの専門的知識、スキルが求められていました。グッズを作るという活動は、ごく一部のクリエイターにだけ与えられた特権でした。 そんな常識を覆したのが、pixivFACTORYです。スマホの制作ツールでも扱えるような、一般的な画像形式のイラスト画像を準備するだけ。たったそれだけでグッズを制作できるという、グッズ制作のあり方に一石を投じたサービスです。 その仕組みを支える裏側では、ImageMagick、BlenderなどのOSSや、Goなどのプログラミング言語を駆使し、画像ファ