グルジア、ロシアと外交関係断絶 領事館は維持2008年8月30日0時45分印刷ソーシャルブックマーク 【モスクワ=星井麻紀】グルジア外務省のワシャーゼ次官は29日、ロシアとの外交関係を断絶すると発表した。インタファクス通信などが伝えた。ロシアがグルジアの南オセチア自治州とアブハジア共和国の独立を承認したことへの対抗措置と位置付けており、両国関係の悪化は決定的なものになった。ただ、ロシア国内での領事業務などは続けるとしている。 91年のソ連崩壊以来、旧ソ連から独立した国とロシアが外交関係を断つのは初めて。 同次官によると、グルジアはロシア国内のグルジア外交官全員を召還。今後、両国間の政治関係を扱う在ロシア大使館を閉鎖するとしている。また、グルジア駐在のロシア外交官も、国外に退去しなければならないとした。期限などは協議の上、決定するという。同次官は、今後のロシアとの友好関係は修復できるかと問わ