2014年7月17日、マレーシア航空MH17便(アムステルダム発、クアラルンプール行)がウクライナ上空でミサイルに撃墜された。 そのニュースを聴いたのはオーストラリアのメルボルンに着いた直後。背筋がぞっとした。というのも、私もその飛行機に乗る可能性があったからだ。最終的に、帰りの便が私の予定とうまく合わず、クアラルンプール経由(マレーシア航空)ではなくシンガポール経由(シンガポール航空)でメルボルンに行くことに決めた。 「命拾いをしたね」「無事でよかった」と友人・知人は温かい言葉をかけてくれたものの、私の代わりに誰かが搭乗して亡くなったかと思うと、複雑な心境だ。 何の前触れも予告もなく、80人の子どもを含む298人もの命が一度に奪われた。メルボルンのホテルに着いてすぐにテレビをつけると、MH17便に搭乗していたオーストラリア国籍の28名を写真つきで報道していた。家族や恋人との幸せな日々を様
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く