犯罪率が低く、モノづくりによって成長を遂げた経済大国であり、いまは少子高齢化が止まらない国──世界は日本に対してそんなイメージを抱えているだろう。 だが、世界の「日本」に対する印象に大きく関わってきたのは結局、アニメや漫画などの「ファンタジー」なのかもしれない。なかでも80年代、スタジオジブリが欧米の若者に与えた影響について、英メディア「アンハード」が報じた。 日本は「夢の工場」だった インターネットの登場以前、米国のティーンがアニメを見るには「違法な手段」に訴えるしかなかった。海賊版ビデオカセットはファンのあいだで、まるで「見るドラッグ」みたいに流通していたのだ。 新しいアニメの発見は、小さな啓示みたいだった。未知の国に一歩足を踏み入れたようだった。彼方の国である日本について私が知っていたことといえば、祖父の語る戦争の話と、夕方のニュースで流れる暗い話に限られていた。 80年代は、日本と
列島を1万キロ歩くモドさんがNYタイムズに盛岡と山口を載せた理由。東京と廃墟ラブホから見える日本 クレイグ・モド(Craig Mod)インタビュー 2023年11月下旬、初雪が降った日の盛岡。筆者はどうしても来たくなり、高速バスに揺られた。 理由は2つある。一つは、筆者がかつて心を打たれた街を、もう一度味わいたくなったから。 そしてもう一つは、作家・写真家のクレイグ・モド(Craig Mod)さんにインタビューさせてもらったからだ。ニューヨークタイムズ紙に「盛岡」を強く推薦し、同紙の「2023年に行くべき52カ所」で、その2番目に盛岡を抜擢させた張本人。 インタビューでモドさんが語った盛岡の姿が頭から離れず、バスに乗ったのだ。
生まれてから高校までアメリカで過ごし、それ以降は日本で住み就職もしている。今20代前半。 最近X(Twitter)でこんな動画が賛否両論を生んでいた。 https://x.com/sgwhn8727/status/1627815915457839104?s=20 「子どもたちの自己肯定感を上げるため、わたしのクラスでは毎朝affirmationを言います。I am loved, I am brave, I am smart, I am kind, I am a problem solverと言い合って、ポジティブな気持ちで1日過ごせるようにします。これを毎日繰り返すことでポジティブな自分になることが狙いです。」 これを見て、自分が今まで生きてきて感じたことを色々と思い出したので少し書く。 便宜上、「アメリカ」「日本」と大きな主語を使うが、もちろん家庭や土地によって差はあると思う。 アメリカ
韓国の国会で9日、食用を目的とした犬の飼育や販売などを禁じる法案が可決された。 韓国の国会は9日午後2時から開いた本会議で「犬の食用終息に関する特別法」を可決した。この法案の柱は食用での犬の飼育や流通販売などを禁じる内容で公布の3年後に施行される。 違反した場合最長で懲役3年の罰則が与えられ法案には飲食店などの業種転換を支援する内容も盛り込まれた。 韓国では近年ペットを育てる人口が増え世論調査では犬の食用について否定的な回答が大半を占めていた。 2022年8月に『韓国ギャラップ』で発表されたアンケートでは、犬を食べることは「良くないと思う」と答えた割合が64%で、「良い」と答えた割合は17%だった。 また、愛犬家として知られる金建希大統領夫人も「犬の食用禁止は大統領の約束」などと発言し法案の成立を促していた。 この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこち
コロナ禍で、日本の映画文化の一翼を担ってきた小規模映画館「ミニシアター」が苦戦を強いられている。2022年7月には、その先駆け的な存在だった岩波ホールが、半世紀の歴史に幕を閉じた。東京・渋谷で40年にわたり、新人から巨匠まで、国内外の個性豊かな監督の作品を発信してきたユーロスペースの北条誠人支配人に、ミニシアターの現状と今後の展望を聞いた。 北条 誠人 HOJŌ Masato ユーロスペース支配人。1961年生まれ。法政大学在学中から映画の自主上映に関わる。85年、ユーロスペースの前身「欧日協会」に映写技師として入社。87年から支配人。上映プログラムの選定や特集上映の企画の他、配給や制作にも関わる。 場所ではなく「コンセプト」を喪失 1968年に多目的ホールとして神田・神保町に開館した岩波ホールは、74年から世界のうずもれた名画を世に送り出す「エキプ・ド・シネマ(映画の仲間)」運動を開始し
ここ数年「そろそろ始めないと…!」と軽い焦燥感を持って見てたのが、盆栽だ。 だってほら、漫画やアニメではそこそこいい年をしたおじいさんはほぼ例外なく盆栽をやっていて、しかも楽しそうなのだ。そうか、歳を取ると盆栽が楽しくなるのか。じゃあいい年になって来た自分もやるべきでは。という感じの流れで。 とはいえ現時点では、どう始めたらいいのかという手がかりもなく、正味のところ盆栽の楽しみ方もあんまり分かってない。学ぼう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:引っ越しの片付けは文房具でなんとかしたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 我々はまず盆栽の正面を知るべきだった
近年、猫を愛する男性の投稿をSNSでよく見かけるようになった。インスタグラムでは世界中のイケメン愛猫家の投稿を集めたアカウントが人気で、「#hotguyswithcats」やそれに類似したハッシュタグが多数存在している。 日本でもここ数年、ヒカキン、サンシャイン池崎、松田翔太など有名人の男性が愛猫を投稿して話題を集めている。なぜ、猫を愛する男性の人気が高まっているのか。 その理由と、猫と“男らしさ”の関係性を描いたドキュメンタリー映画『猫と、とうさん』が現在公開中だ。 本作は、俳優として飛躍したいネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデヴィッド、消防士のジョーダンなど様々なバックグラウンドをもつ愛猫家男性9人の姿を通して、マスキュリニティ(男らしさ)の呪縛、不動産高騰、気候変動による自然災害、ホームレスの増加など、アメリカ社会が直面する問題をも映し出
マーティン・スコセッシ、スーパーヒーロー映画が「映画文化にもたらす危険性」を指摘 ─ 「我々は抵抗しなければ」発言の真意を読み解く Photo by THE RIVER 2019年10月、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の世界的ヒットから間もない頃に、巨匠マーティン・スコセッシが「マーベル映画は映画(cinema)ではない」と発言したことは大きな物議を醸した。「よくできているし、俳優も与えられた環境下でベストを尽くしているけれど、最も近いのはテーマパークだと思う」と語ったのだ。 あれから4年、スコセッシの危機感は変わっていなかった。英GQのロングインタビューで、スコセッシは再びスーパーヒーロー映画のありかたに警鐘を鳴らしている。フランチャイズ作品やコミック原作映画の氾濫を、彼は“映画文化に対する一種の危機”として捉えているのだ。 では、スコセッシの真意とはいったい何か。実際のところ、スコセ
Currently on display at the Spelman College Museum of Fine Art in Atlanta, the exhibit "Harmonia Rosales: Master Narrative" entwines West African religion and art techniques of the Renaissance period. Pictured here: Rosales' work "The Birth of Oshun." Consider Michelangelo’s famous “Creation of Adam,” Sandro Botticelli’s “The Birth of Venus” or Leonardo da Vinci’s “The Last Supper.” When you think
今から30年前の1993年8月28日、 日本の特撮番組「スーパー戦隊」をベースに制作が行われた、 スーパーヒーローのテレビシリーズ「パワーレンジャー」の放送が、 アメリカ国内で開始されました (顔が出ない戦闘シーンなどは日本版を流用)。 それまでアメリカには子供向け実写番組がなかった事もあり、 「パワーレンジャー」は空前の大ヒット。 30周年に合わせて特集記事を配信した米LAタイムズ紙は、 以下のようにその影響の大きさを伝えています。 「『パワーレンジャー』の1話が放送された時、 米国のポップカルチャーは永遠に変わった。 歴代で最も象徴的なテレビ番組の1つとなり、 30年経った今も子どもたちの想像力を刺激している。 シリーズは放送直後に早くも子どもたちを魅了した。 7歳の時にパワーレンジャーの懸賞に当選したホルム氏は、 当時のシリーズの人気ぶりについて、 『学校ではみんながパワーレンジャー
TENGAが手掛ける女性向けセルフプレジャーアイテムブランド「イロハ(iroha)」が、アンバサダーを務めるモデル・俳優の水原希子との初のコラボレーションアイテム「イロハ マイ ルリ(iroha mai RURI)」(税込1万6000円)を発売した。 イロハ マイ ルリは、今年1月に発売したバイブレーター「イロハ マイ(iroha mai)」をベースに、水原と共同開発。新たに加えた5種類の振動パターンや本体のカラーリングは、水原が心の拠り所にする自然や海にインスパイアされ、水原自身の幸福のシンボルでもあるクジラの要素を取り入れた。水原が撮影・録音したクジラの鳴き声を、振動パターンに変換。40〜70Hzの音波を振動に変換することで新しい触覚体験を提供する。淡いブルーの本体カラーは海を、カバーカラーは白波をイメージした半透明ホワイトを採用した。 水原は「イロハ マイの、水鳥をイメージした美しい
アーケードゲームの保存に取り組む有志団体「アーケードゲーム博物館計画」が、11月30日までに現在の拠点から撤収すると発表しました。新天地は未定で、もし見つからない場合は解散の可能性もあるとのことで、ネットでは「貴重な筐体が失われる危機」と、大きな反響を呼んでいます。 公式発表(以下、画像は「アーケードゲーム博物館計画」のWebサイトから) 同団体は、アーケードゲーム筐体がいつかは失われて遊べなくなる危機感から、有志のゲームファンやコレクターが集まって結成。ただ保存するだけでなく、「実際にゲームで遊べる場」としての博物館を設立するべく活動しており、6人乗りシステムの「ギャラクシアン 3」をはじめに貴重な筐体を多数保有しています。 奥で存在感を発揮しているのがギャラクシアン 3 レースゲームの専用筐体も充実 機材の保管場所には、元デパート倉庫や元レンタルビデオ店を使用し、2012年からはタイト
得意な外国語を生かしつつ、世界の情報をかき集めて自分の知識にしていきたいという気持ちからこのブログは始まりました。2014年後半くらいから書き始めたこのブログ。最初は、違うブログなどをいくつか作ったり、YouTube 動画も10本くらい作ったりしてみたのですが、いくつかのブログを統合したのが、この MULTILINGIRL♪ です。 2015年頃は、英単語を比較する記事をいくつも書いていたりして、いまだに読まれているものあります。 多趣味なため、なんでも書きたいのが本音なので…。結果、いろんなものがごちゃ混ぜのなんでも書きます!ブログになりました。( ´艸`) 特に私は世界情勢や歴史、言語について調べるのが好きなので、海外の情報を記事にしているものが多いです。王室系、人種系など、人の考え方などを調べるのが好きです。 ノマド生活になってからは、多言語やノマド生活の記事も多くなっています。 こ
トルコの友人が来日して、秋葉原案内をすることになった。 秋葉原といえば電気街やオタク文化の街というイメージだが、個人的にはもう一つ、やたらケバブ屋が多い印象もある。あのケバブって、どのくらい本場の味なんだろうか。 ケバブの本場、トルコの人たちに秋葉原のケバブを食べてみてもらった。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:東京23区内でヒグラシの声が聴ける場所を探す > 個人サイト nomoonwalk トルコからYoutuberがきた! 8/26(土)に開催するイベント、ヘボコン2023にトルコのYoutuberが来てくれることになった。 彼がY
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