平和そうな街 家族連れが行き交うロザラム。犯罪とは無縁に思えるが Nigel Roddis/Getty Images イギリス中部にあるサウスヨークシャー州のロザラムで、昨年までの16年間に1400人を超える子供が性的虐待を受けていた──そんなおぞましい実態が、先週発覚した。被害者には男児もおり、最年少は11歳の女児。一部の被害は「今日まで続いている」という。 虐待の事実は、自治体の委託で独立委員会が実施した調査で明らかになった。委員会はロザラム児童局の性的虐待事件などに対する取り組みを調べていた。調査結果をまとめた英ストラスクライド大学のアレクシス・ジェイ客員教授は報告書の中で、立場の一番弱い子供を守らなかったのは警察と行政の怠慢だと指摘。議員や自治体の役人は04年と05年に虐待の通報を受けていたが、地元議会に蔓延する「男性優位かつ性差別的ないじめ体質」が適切な対応を阻んだという。 さら
イギリス政府は地球温暖化対策の進め方を見直し、ガソリン車などの新車販売を禁止する期限を2030年から2035年に先送りすると発表しました。国民の負担を減らすためだとしていますが、温暖化対策を後退させるという批判も上がっています。 イギリス政府はこれまで地球温暖化対策として、ガソリン車とディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止するとしていましたが、スナク首相は20日の記者会見で期限を2035年に先送りすることを明らかにしました。 スナク首相は会見で「国民の負担を減らす現実的な手法をとる」ためだと説明したうえで、2035年という期限は欧米の主な国や地域と変わらず、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする目標に変わりはないと強調しました。 しかし今回の政策見直しについては、温暖化対策を後退させるという批判が環境団体などから上がっているほか、電気自動車の生産態勢を強化している自動車
福島第1原発の事態は、チェルノブイリ並みの深刻度「レベル7」も指摘された。フランスが発した避難勧告を皮切りに、各国外国人コミュニティーに動揺が広がって行く。しかしイギリス大使館は「首都圏から避難の必要なし」と結論を出した。 英国以外の国の3・11での対応はどうだったか。 福島第1原発の原子炉の冷却が見通せないなか、多くの国は「東京も危ないのではないか」と疑心暗鬼になり、さまざまに浮足立った行動へと走り出す。 1つの契機は、世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)の発表だった。2011年3月15日、福島第1原発の事故の深刻さを国際評価尺度で上から2番目の「レベル6」に近いとし、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最悪の「レベル7」に達する可能性もあると指摘した。 日本脱出の動きが広がる中で 主要国でフランスが最初に自国民に首都圏から避難するよう勧告した。ま
The Official Barbie Movie account is criticised for replying to images which made fun of atomic bombs.
現在、彼らが掲げる目標は、さらに壮大だ(the guardian internationalのページより) 英ガーディアン紙は、有料会員による収益を飛躍的に増加させている。有料会員の数はなんと過去1年間で、1万5000人から20万人に伸びた。 ガーディアンの会員プログラムは2014年に開始され、広告収入の減少に対抗する形で去年1月にプロモーションが強化された。単発の寄付も10万件集めたそうだ。 現在、彼らが掲げる目標は、さらに壮大だ。2019年4月までに、100万人の有料会員数に達することがゴールだという。 ペイウォールではない メンバーシップ、マーケティング、コンシューマー収益のマネージングディレクターであるデーヴィッド・マグリアーノ氏は述べる。「弊紙の会員プログラムは、ただペイウォールに別名をつけたものではない。なぜなら会員になった人々は、特にエクストラのコンテンツや彼らだけが閲覧でき
国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)はオンラインで開催され、対談「子どもの貧困――100年後もあっていいの?」を配信した。 食料品やエネルギー価格の高騰のなかで、満足に食事がとれない貧困を生きる子どもたちが増えている。なにができるのか。英国在住のライター・ブレイディみかこさんと考えた。 ブレイディさんは、インフレに見舞われる英国の「コスト・オブ・リビング・クライシス(生活費危機)」のなかで、多くの学校が、生徒のためにフードバンクなどの食料支援に取り組み始めている切実な状況を報告。「光熱費が上がり、暖房か食事か、どちらかしか選べない状態の人が増えている」とし、この冬は凍死者がでかねないとの危機感が高まっていることを伝えた。 影薄い公助、日本も同じ 初の長編小説「両手にトカレ…
イギリスのトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙でスナク元財務相が党首に選ばれました。 スナク氏は25日に首相に就任し、イギリスでは初のアジア系の首相となります。 イギリスでは、今月20日に辞任を表明したトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙の立候補が、24日に締め切られました。 スナク元財務相と、モーダント下院院内総務が立候補する意向を示していましたが、届け出をしたのはスナク氏だけで、保守党は、スナク氏が新しい党首に選ばれたと発表しました。 立候補には、保守党の下院議員のうち100人の推薦を得る必要があり、地元メディアによりますと、スナク氏には過半数に当たる190人近い議員が支持を表明したのに対し、モーダント氏は十分な数の推薦を得られなかったとしています。 党首に選ばれたスナク氏は、「イギリスが深刻な経済の課題に直面していることは疑いの余地がない。国が安定と団結を必要とし
前回エントリの続き。BOEによるマネタイズについてクルーグマンは9/25に以下のような追加の考察を行っている。 More thoughts about the UK. As I tweeted earlier, while the not-a-budget is stupid and cruel, hard to see a sterling crisis 1/ But, people ask, what about 1976? Suddenly an old crisis has relevance today. And understanding 1976 is harder than may seem obvious at first glance. 2/ That crisis was clearly a budget/sovereign debt crisis manifesti
イギリスが新戦闘機「テンペスト」の新たなコンセプトモデルを公開。日本の次期戦闘機のイメージと似ているうえに、展示場所は日本ブースの隣でした。両機の開発が統合される可能性はあるのでしょうか。 5年以内に飛ぶ? 新型戦闘機「テンペスト」 2022年7月18日から23日までロンドンで開催されたファンボロー・エアショーで、イギリスが開発計画を進めている新戦闘機「テンペスト」の新しいコンセプトモデルが公開されました。 イギリスの次世代戦闘機「テンペスト」のイメージ(画像:BAEシステムズ)。 テンペストの研究開発のため、産業界や研究機関などが参加して結成された「チーム・テンペスト」とイギリス国防省は、ファンボロー・エアショー初日の18日の会見で、テンペストの技術実証機を開発して5年以内に初飛行させると発表しています。 イギリスは前回、2018年7月に開催されたファンボロー・エアショーで、将来航空戦闘
2006年、一家の名誉を汚したとして妻や娘を殺害する「名誉の殺人」により、1人の女性が命を落とした。彼女の姉ベカール・マフムドは、自らも大きなリスクを負いながら妹のために証言し、犯人である父や叔父たちを刑務所送りにした。 女性に対してあまりにも厳しい仕打ちがなされるコミュニティで、彼女たち姉妹はどんな日々を送ってきたのか、英紙「ガーディアン」がベカールにインタビューした。 拷問ののちレイプ、絞殺 ベカール・マフムドは復讐の天使のように、妹のバナズを殺した犯人たちを許さない。 彼女は、彼らが妹にしたのと同じ方法で彼らを痛めつける場面を夢想する。「彼らが刑務所で死に、その遺灰が下水に流されれば良い」とも思う。バナズの殺害をもみ消そうとした人々が、決して天国の光を見ることがないよう祈っている。 彼女の「憎んでいる人リスト」には多くの名前が並ぶ。父親のマフムド・マフムドは、最愛の妹を「名誉の殺人」
台湾の中国からの防衛を巡り、イギリス政府が、アメリカ政府と初めて有事対応の計画を検討するための高官レベルでの協議を始めたことが明らかになった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、関係者の話として伝えた。 FTによると、3月下旬に米英双方の高官が台湾で2日間に渡って会合。アメリカ側は、カート・キャンベル国家安全保障会議インド太平洋調整官と、政権の中国担当高官を務めるローラ・ローゼンバーガー氏が出席。FTはイギリス側の代表者の具体名は報じていないが、相応のレベルの担当者とみられる。 会合が行われた背景には、中国・習近平政権が、ウクライナに対し、ロシアが実力行使で国境線変更を試みたこともあって、台湾侵攻へ積極的な姿勢を強めていることへの危機感がある。米側は台湾問題についても、イギリスなどヨーロッパの同盟国との連携を深めたい意向だ。 FTは関係者の話として、この会合ではイギリスが台湾当局との
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【ロンドン共同】新型コロナウイルスの感染対策の効果を実証するため、英政府が大人数の観客の入場を認めた6~7月のサッカー欧州選手権で、観客計約6400人が感染したとみられることが、政府が20日に公表した調査報告書で明らかになった。調査した研究者らは、密接状態で「ウイルスがいかに容易に広がるかが示された」と指摘、注意を促している。 10カ国11都市を会場とした同選手権のうち、ロンドンの競技場で開催し、6万人以上を収容した決勝、準決勝を含む計8試合分を集計した。感染者の多くは、イングランド代表がイタリア代表に屈した決勝の観客。
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