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漁業に関するCruのブックマーク (25)

  • 「中国がダメなら他国に売る」が難しい納得理由

    中国が日産水産物の輸入を8月24日から全面停止しました。東京電力が福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出を始めたためです。 水産物の最大の輸出先は中国です。2022年は3873億円の輸出金額に対して871億円(シェア22.5%、農水省)に上っています。品目別ではホタテが最も多く467億円、次いでナマコが79億円、カツオ・マグロ類が40億円などとなっています。また香港でも規制の強化が始まっています。香港向けは755億円(19.5%、同)と、両国で1626億円と42%もの輸出シェアを占めています。 一方で、皮肉にも世界最大の水産物の輸入市場である欧州連合(EU)は、8月に、福島第一原発事故後に導入した日品に対する輸入規制を撤廃しました(イギリスは6月にすでに規制を撤廃)。それならば「EU向けに輸出すればよいではないか」と思うかもしれません。ところが、そういう体制になっていない

    「中国がダメなら他国に売る」が難しい納得理由
    Cru
    Cru 2023/08/31
    “日本の場合は、設備が非常に古いことにあります”。つまり長期デフレのせい
  • 日本のサカナが「もう売れない」理由。イメージ低下で“北海道産ウニ”までも安売り対象に | 日刊SPA!

    福島第一原発処理水の海洋放出計画をめぐる中国政府の対応が話題になっている。 7月上旬より、中国税関は日から輸入されるすべての水産物を対象に放射性物質検査を実施。事実上の禁輸措置となっているのだ。 一方、香港政府のトップも処理水が放出された場合、福島など10都県からの水産物の輸入を全面禁止にすると表明した。

    日本のサカナが「もう売れない」理由。イメージ低下で“北海道産ウニ”までも安売り対象に | 日刊SPA!
    Cru
    Cru 2023/08/22
    なるほど、米国主導の半導体関連禁輸の報復か。だとしたら中国の方が大量にトリチウム流してるじゃんっていう反論は効かないなー。
  • サンマ 去年の水揚げ量 4年連続で過去最低 | NHK

    不漁が続いている、サンマの去年の水揚げ量は4年連続で過去最低を更新しました。 サンマの漁業者で作る業界団体「全国さんま棒受網漁業協同組合」のまとめによりますと、主な漁のシーズンである8月から12月に、全国の港に水揚げされたサンマの量は去年、1万7910トンと前の年と比べておよそ2%減少しました。 これは、記録が残る1961年以降で最も少なく、2019年から4年連続で過去最低を更新しました。 水産庁や業界団体では、地球温暖化などによる海流の変化で漁場が遠くなったり、稚魚が育ちにくくなったりしていることが要因ではないかと分析しています。 一方、10キロ当たりの産地での年間の取り引き価格は、漁が始まった8月から9月にかけて水揚げされたサンマが比較的小ぶりだったことから、全国平均で5758円と前の年よりおよそ7%安くなりました。 業界団体は「燃料価格も高騰する中、遠くの漁場に行っても不漁だという現

    サンマ 去年の水揚げ量 4年連続で過去最低 | NHK
    Cru
    Cru 2023/01/11
    “漁獲枠と実際の漁獲量”とかでググると良いよ https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/469460.html
  • 「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実

    Cru
    Cru 2022/10/01
  • 「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実

    サンマ、サケ、スルメイカをはじめ、漁獲量の減少に関する報道が後を絶ちません。時折「前年よりも増加」などという報道もされますが、それはすでに、ものすごく減少した漁獲量に対してである場合がほとんどです。10~20年単位でみていくと大した増加ではなく、それどころか、ほぼ全魚種が減少を続ける傾向にあります。 「日の漁獲量が減少している」という報道はされても、「世界全体では増加している」という報道を耳にした記憶がありません。そこで、日と世界では漁獲量の傾向がまったく異なることをファクトベースで説明します。そしてどのような対策が必要なのかについてもお話しします。まずは「知る」ことが大切です。 実は世界では漁獲(生産)量が増加している

    「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実
  • 息子の夏休みの宿題で気づいた、日本の水産業の“異常”とは?マルハニチロ・片野歩さんが業界に「警鐘」を鳴らし続けた思い

    息子の夏休みの宿題で気づいた、日の水産業の“異常”とは?マルハニチロ・片野歩さんが業界に「警鐘」を鳴らし続けた思い

    息子の夏休みの宿題で気づいた、日本の水産業の“異常”とは?マルハニチロ・片野歩さんが業界に「警鐘」を鳴らし続けた思い
    Cru
    Cru 2022/08/23
    “「私がノルウェーでサバの買付けをし始めた1990年当初は、ノルウェーの空港も工場も船もみんなボロボロでしたよ」 しかし毎年訪れるたびに工場が綺麗になっていき、新しい船ができ、ノルウェーの水産業はどんどん活
  • コロナの影響でスーパーで買うカツオの刺身が美味すぎる。|すずきまこと

    昨日近所のスーパーで買ったカツオが衝撃的に美味しかったのでその話をします。 我が家では一皿のカツオのお刺身が5人家族によって争奪戦になり、最後に3枚残ったお刺身のうちの2枚を次女がべようとして大ヒンシュクを買ったり、競争に敗れた三女が大泣きしたり、けっこうな騒ぎとなったわけです。 そのカツオの写真がこちら。 普通のお刺身用のカツオ…と思うでしょう!? でも、私は元・築地のセリ人で今でも自称・魚の目利きなので、スーパーで見た瞬間に、これはヤバい…と思いました。 「めちゃくちゃ美味しそう!」と、「日の水産業が大変なことになっている!」という二重の意味で。 note2日目にして長くなりそうですがお付き合いください。 さて、こちらはパックから出した柵です。 これをお刺身にして盛り付けるとこうなります。 もう、写真をアップしただけで味を思い出して涎が出てきます…。 これを、去年5月に買ったカツオ

    コロナの影響でスーパーで買うカツオの刺身が美味すぎる。|すずきまこと
    Cru
    Cru 2020/04/13
    なんてこった。近所のスーパーで買い物した直後だよ…
  • 地下汚染の原因を「宝の山」に変えた? ホタテ貝殻のリサイクル | Yahoo! JAPAN SDGs - 豊かな未来のきっかけを届ける

    北海道函館市にほど近い、八雲町。 養殖漁業が盛んに営まれ、漁獲金額の7割をホタテガイが占める「ホタテの町」だ。 昭和50年代後半には年間8万トンものホタテガイが水揚げされていたが、そこから発生する4万トンの「貝殻」の廃棄処分が当時、深刻な問題となっていた。近隣の山に埋められていた貝殻が、地下を汚染してしまうことがわかったのだ。 今回取り上げる小杉直司さんは「地元に貢献できる事業がしたい」と考え、昭和59年に「ホクエイ」を設立。「ホタテ貝殻」を活用したリサイクル事業を開始した。 1トン当たり約1万円の処分費用が掛かる貝殻を無料で引き取り、貝殻を原料にした「肥料&土壌改良剤」「洗濯用洗剤」「入浴温水除菌剤」「ハミガキ」などを次々に開発。 地元の厄介者だった貝殻を、文字通り「宝の山」に変えた。 「リサイクル製品」というと、一般的には「環境にいいけど割高」「環境保全に貢献するために購入する」という

    地下汚染の原因を「宝の山」に変えた? ホタテ貝殻のリサイクル | Yahoo! JAPAN SDGs - 豊かな未来のきっかけを届ける
    Cru
    Cru 2019/12/31
    かつては三陸沿岸で山積みだった帆立貝殻はどこいったんだろ?と検索したらヒット
  • 捕鯨問題、終わりの始まり: 極東ブログ

    世界を騒がせてきた、日の捕鯨問題だが、これで、つまり、商用捕鯨の開始によって、終わりを迎えることになるだろう。つまり、捕鯨問題の終わりが始まったのである。 朝方、ツイッターで気軽に、こんなTweetをした。「そう言えば、商業捕鯨なんだけど、これを機に助成金が減り、クジラ肉はマーケットに委ねられる。つ・ま・り、捕鯨文化安楽死なんじゃないかと思うが、そういう論調を見かけず。仕方ないからブログに書くかな。」 とは言ったものの、「捕鯨文化安楽死」なんて物騒な言葉を使うと、そこだけ注目されて不用意な炎上を招きかねないので、とりあえず、なぜ捕鯨問題が終わるのかという道筋だけ簡素に述べて、炎上しかねないキーワードは自主規制しておくかなと思っていた。 それと、再考にするに、私が見てないだけで、きちんとした論評もあるかもしれない。そもそも私が書くような話でもない。が、そこは素朴に市民の複数の声として、

    Cru
    Cru 2019/07/07
    これで鯨肉のコストが上がると渋谷のくじら屋とか高級居酒屋化して、緩やかに衰退するかも?あそこの通販のヒゲクジラの大和煮缶詰は開缶冷蔵後の煮凝りが美味かったんだがなぁ。
  • Whaling in Japan - Wikipedia

    A whale and a sub-adult being loaded aboard a factory ship, the Nisshin Maru. The sign above the slipway reads, "Legal research under the ICRW." Australia released this photo to challenge that claim. Japanese whaling, in terms of active hunting of whales, is estimated by the Japan Whaling Association to have begun around the 12th century.[1] However, Japanese whaling on an industrial scale began a

    Whaling in Japan - Wikipedia
    Cru
    Cru 2019/02/04
    ブクマ時点の記事内容はほぼ100%反捕鯨記事だね。12世紀からの捕鯨と日本捕鯨協会は言ってるが日本人のほとんどは鯨食しない。ミンククジラは減っているが持続可能と日本は主張。
  • 「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト | 2017.6.13 農林水産委員会「文化じゃなくて水産庁の利権なの」

    資料①=資料① 朝日新聞 朝刊(2008年6月14日) 資料②=資料② 南極海地図_調査捕鯨海域表示_現海域のみ ○山太郎君 発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。 自由党共同代表、山太郎です。 私は、日文化としての捕鯨を否定するつもりはございません。問題は捕鯨の在り方ではないかという視点でお聞きします。 まずは、委員会御出席の皆様、今年に入って何度鯨肉をべられましたでしょうか。年間で合計何グラムほどべましたか。去年はどうだったでしょうか。大手水産会社が捕鯨部門を体と分離してつくった共同船舶株式会社、この採算が合わず、二〇〇六年、全ての株式を農水所管五つの財団法人に売却。この大手水産会社三社の企業名のみ教えてください。 ○政府参考人(佐藤一雄君) お答え申し上げます。かつて捕鯨を行っていた大手の水産会社は、当時の社名でございますが、株式会社極洋、日水産株式会社

    「参議院議員 山本太郎」オフィシャルサイト | 2017.6.13 農林水産委員会「文化じゃなくて水産庁の利権なの」
    Cru
    Cru 2018/12/28
    なるほど。オーストラリアの反発はザトウクジラが起因だったのか
  • 勝川 俊雄さんのツイート: "これは本当にすごいこと。これが可能になるのが優良な経営基盤。利益を出しているから、長期的な視野が持てるし、半年ぐらいは我慢ができる。… "

  • 英仏海峡で「ホタテ戦争」 両国の船が衝突、投石も

    Cru
    Cru 2018/08/30
    フランスの禁漁期に英国船が操業出来るってのは一方的に英国に有利に思えるけど、どういう経緯かな
  • 今年のサンマの来遊量は昨年の半分との見通し 理由は外国の乱獲ではない(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    今年もサンマの水揚げ始まりました。「今までに無い不漁」という声が現場からは、上がっているようです。今年のサンマはどうなのか、心配な方も多いのではないでしょうか。 サンマ初水揚げ「今までにない不漁」 州一の大船渡 第八三笠丸の漁労長清枝光臣さん(74)は「今までにない不漁で型も小さい。復興のために大漁を目指したい」と話した。 出典:朝日新聞デジタル 今年のサンマ漁は、不漁の前年を下回り、低調に推移すると予測されています。国立研究開発法人 水産研究・教育機構が、漁期前調査の結果をまとめたレポートをもとに、その理由について解説します。 サンマは、夏から秋にかけて、太平洋の真ん中から、日に向かって泳いで回遊します。そして、三陸沖で進路を南に変えて、産卵に向かいます。産卵場に向かう途中で日付近を通りかかったサンマが日漁船の漁獲対象になります。 サンマの漁獲量に影響を与える要因として、以下の3

    今年のサンマの来遊量は昨年の半分との見通し 理由は外国の乱獲ではない(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 記録的不漁、絶滅危惧種 それでもウナギを食べますか?:朝日新聞デジタル

    土用の丑(うし)の日が近づき、ウナギのかば焼きが恋しい季節です。が、近年、養殖用の稚魚、シラスウナギは記録的な不漁で、半世紀前の約10分の1にまで減少。取りすぎによる資源枯渇が心配されています。そもそもニホンウナギは絶滅危惧種。おいしくべ続けるために、私たち消費者にできることは?

    記録的不漁、絶滅危惧種 それでもウナギを食べますか?:朝日新聞デジタル
    Cru
    Cru 2018/07/02
    もう絶滅間近な可能性が高いので、昔、持続的に漁獲できてた時代の消費量に戻しても獲り過ぎの可能性が高い。そう考えれば持続可能漁獲量も確定させず売るのも消費するのも犯罪に近い。
  • (フォーラム)ウナギ、それでも食べる?:朝日新聞デジタル

    土用の丑(うし)の日が近づき、ウナギのかば焼きが恋しい季節です。が、近年、養殖用の稚魚、シラスウナギは記録的な不漁で、半世紀前の約10分の1にまで減少。取りすぎによる資源枯渇が心配されています。そもそもニホンウナギは絶滅危惧種。おいしくべ続けるために、私たち消費者にできることは? ■取れた稚魚、たった3匹 「この冬は不漁すぎて、シラスウナギをヤミに流す人もいなかった」 鹿児島県のある漁協組合長はそう語りました。 昨年から今年にかけての漁期で、全国の漁獲は8.9トン。ウナギ養殖量日一の同県は前年比67%減の192キロ。最も取れるはずの解禁日、組合長の漁獲は3匹でした。例年、県の許可に基づく正規ルートの倍以上で買う業者に流す人もいますが、「ヤミに流せるのが数匹なら差益も数百円。違反する危険に見合わなかったのでは」。 当然、消費者価格も上がります。 江戸期創業の老舗うなぎ店「大江戸」(東京都

    (フォーラム)ウナギ、それでも食べる?:朝日新聞デジタル
    Cru
    Cru 2018/07/02
    “現在、8割超のウナギが海または河口で一生暮らすといい、「川が人為的な環境変化ですみにくくなった結果かもしれません」” なんと半世紀で生態変化??溯上すると獲られる淘汰圧?溯上形質保持群はすでに絶滅?
  • 逃がせ! クロマグロ|NHK NEWS WEB

    99.2%。 水産庁は4月13日、日のクロマグロ漁について、現時点での漁獲状況を発表しました。 小型の“太平洋クロマグロ”は、資源管理のため年間の漁獲枠が決められています。冒頭の数字は、期間を2か月以上残した時点で、すでに上限いっぱいまで取ってしまったことを意味します。 大トロの寿司や刺身など、日人が大好きなマグロですが、味や価格において最高級なのがクロマグロです。日は世界の8割以上を消費しています。 しかし今、日の沿岸の定置網では、網に入ったクロマグロをめぐり、大変な事態が起こっています。 (長崎放送局カメラマン 館岡篤志) 「クロマグロを逃がさなければならない」 そんな話を聞いたのは、去年12月。長崎県五島列島の定置網の漁師からでした。 江戸時代から250年以上、定置網漁が続いている五島市三井楽町。 これまでにない事態を取材するため漁に同行しました。 定置網が設置されている沖合

    逃がせ! クロマグロ|NHK NEWS WEB
    Cru
    Cru 2018/06/02
    定置網か。定置網漁法自体がこの情勢ではNGなのだろな。投資のできない漁師さんには辛かろう
  • クロマグロ 来季の漁獲枠 北海道では事実上ゼロに | NHKニュース

    資源の減少が懸念されている太平洋クロマグロについて、北海道では来シーズンの漁獲枠が事実上ゼロなりました。今シーズン、決められた枠のおよそ7倍も水揚げし、取りすぎたことによるものです。 それによりますと、北海道の漁獲枠は8.3トンで、今シーズンの112トンから大幅に削減されました。認められた8.3トンは別の魚をとるための網にクロマグロがかかってしまう分を想定したもので、漁獲枠は事実上ゼロとなり、来シーズン、北海道では小型のクロマグロ漁ができなくなります。 北海道では今シーズン、クロマグロの水揚げが漁獲枠のおよそ7倍に達し、取りすぎとなっているためで、ルールに従って超過分が来シーズンの漁獲枠から差し引かれる措置がとられました。 このほか、鹿児島県でも今シーズンの超過分を差し引いた結果、漁獲枠が事実上ゼロとなりました。 今回の措置について、水産庁は「漁業者にとっては影響が大きいと思うが、クロマグ

    クロマグロ 来季の漁獲枠 北海道では事実上ゼロに | NHKニュース
    Cru
    Cru 2018/06/02
    7倍ってまともに資源管理できてない印象だが。その一部漁協にどの程度のペナルティ科せられるの?法律の不備ない?
  • SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト

    サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ

    SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
    Cru
    Cru 2018/05/06
    消費者に期待しちゃダメっす。シラスウナギ規制運動盛り上げるなら別だけど。…役人が全く動かんからこういうもの言いになっちゃうのかねぇ……
  • 土用の丑の日はいらない、ウナギ密輸の実態を暴く

    「絶対に名は出さないでくれ」 台湾のシラスウナギ(ウナギの稚魚、以下シラス)輸出業者は我々取材班にそう告げた。なぜ名を出すことを頑(かたく)なに拒むのか──。それは彼に「罪」の自覚があるからである。 日人の好物であるウナギを巡って、台湾、香港、日を舞台に壮大な「不正」が行われている。今回、取材班はその舞台である台湾、香港へと飛び、関係者らを取材した。 取材のアポイントメントを入れるのにはかなり骨が折れた。当たり前だが話すメリットなどなく、誰も話したがらないからだ。だが、様々なコネクションを使って、交渉を続けた結果、匿名を条件に複数の人物が取材を受けてくれた。 2011年12月、台湾の桃園国際空港で香港行きの航空機に搭乗予定の乗客のスーツケースから押収された2万匹のシラス(写真・TAIWAN FISHERIES AGENCY)

    土用の丑の日はいらない、ウナギ密輸の実態を暴く