量が少なければ、受入検査をしなくていいのか? これで”天下のスーパーゼネコンです”とよく言えるな!と思う出来事があった。 私が今担当しているプラント現場での、コンクリート打設の際の受け入れ検査のことだ。 一週間程前に打設した擁壁のベースの上に、立ち上がりコンクリートを打つ。量的には20m3程で、大した量じゃない。 だが、生コン車が来てポンプ車に近接し、先行モルタルをポンプ車に入れ、何の躊躇もなくそのままアジテータートラックから生コンをポンプ車の注入口に入れようとしたのだ。 「ちょっと待て!受け入れ検査をやらなきゃ駄目だろ!」 と私は言った。すると、 「先週の続きで量的には20m3と少ないし、試験は必要ないと思って・・・」 などというふざけた返事が、下請けゼネコンの人間から返って来た。 すぐに元請けゼネコンの担当者に電話したが、同じような返事が返って来た。 「50m3に一回の検査と決まってる