現在、日本の研究者の数は83万人だそうです。ちなみに、研究者の数というのは博士課程の学生の数もカウントされます。 この数は人口あたりの研究者数で見ると、世界で1番です。 また、日本の20歳から70歳を労働年齢とすると、その人口は約8千500万人なので、約1%が研究者ということになります・・・。 この数字をどう思うかは人それぞれだと思います。私は多すぎるとは思いませんが、少し考えたいのは研究者の数というよりは、研究者によって発表された論文の量です。 ここ数十年の間に論文を投稿できる科学雑誌の量はとても多くなりました。そして、発表論文数は研究者の増加と共に確実に増加しています(しかし、研究者一人あたりの論文発表数はここ数十年ほぼ横ばいです・・・)。 近年は論文も完全に電子化されて、キーワードを入れると関連する論文を簡単にピックアップすることができるようになっています。このような研究論文は一般の