【ワシントン=中村亮】トランプ米政権は17日、中東地域に約1000人の米兵を追加派遣すると発表した。中東のホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃をイランの精鋭部隊が実行したと判断して対抗措置を講じた。イランが反発するのは確実で中東情勢の緊張がさらに高まる恐れがある。【関連記事】イラン、核開発加速の構えシャナハン国防長官代行は同日の声明で、増派の狙いを「中東地域における陸海空での脅威に対応する防衛目的
【ワシントン=中村亮】トランプ米政権は17日、中東地域に約1000人の米兵を追加派遣すると発表した。中東のホルムズ海峡付近でのタンカー攻撃をイランの精鋭部隊が実行したと判断して対抗措置を講じた。イランが反発するのは確実で中東情勢の緊張がさらに高まる恐れがある。【関連記事】イラン、核開発加速の構えシャナハン国防長官代行は同日の声明で、増派の狙いを「中東地域における陸海空での脅威に対応する防衛目的
中東のホルムズ海峡付近で2隻のタンカーが攻撃を受けた事件をめぐり、イランの関与を主張するアメリカのシャナハン国防長官代行は「国際的な合意を形成する」と述べ、イランの責任を国際社会に訴えるために証拠をさらに公開していく考えを示しました。 中東のホルムズ海峡付近のオマーン湾を航行していた2隻のタンカーが攻撃された事件について、アメリカはイランが行ったものだと非難し、その証拠としてイランの「革命防衛隊」がこのうち1隻の船体から不発の爆弾を取り外す様子をとらえたとする映像を公開しました。 アメリカのシャナハン国防長官代行は14日、国防総省で記者団に対し、原油輸送の大動脈となっているホルムズ海峡の重要性を指摘したうえで「私とボルトン大統領補佐官、そしてポンペイオ国務長官は、この問題に対する国際的な合意を形成することに力を入れる」と述べ、政権として、イランの責任を国際社会に訴える考えを示しました。 そ
中東のホルムズ海峡付近を航行中の2隻のタンカーが攻撃を受けたことについて、アメリカ軍はこのうち1隻の船体から、イランの精鋭部隊「革命防衛隊」が不発の爆弾を取り外す様子をとらえたとする映像を公開しました。アメリカとしてイランの関与を強調するねらいがあるとみられます。 ただ、ポンペイオ長官はイランだと断定した根拠は示していません。 こうした中、中東地域を管轄するアメリカ中央軍は13日夜、声明を発表し、「コクカ・カレイジャス」の船体の側面から遠隔装置で起爆させる「リムペット・マイン」と呼ばれる爆弾が発見されたと明らかにしました。 声明によると、この爆弾は爆発しておらず、攻撃からおよそ9時間後の現地時間の午後4時すぎにイランの精鋭部隊「革命防衛隊」のボートが「コクカ・カレイジャス」の船体に接近し、この爆弾を取り外したとして一連の様子をとらえたとする映像を公開しました。 「リムペット・マイン」につい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く