【ワシントン=中村亮】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日、内戦が続くシリアのアサド政権が反体制派との戦闘で化学兵器を使った場合、英国やフランスと共同で対処することで一致したと明らかにした。複数の米メディアが同日、伝えた。米英仏は4月にアサド政権に対する軍事行動に踏み切ったが、ボルトン氏は「今回は(前回よりも)はるかに強力な対応になる」と説明し、アサド政権をけん制した。シリア北西
米軍の巡航ミサイルによる攻撃を受けた後のシリア中部のシャイラト空軍基地。ロシア国防省のウェブサイトより(2017年4月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/RUSSIAN DEFENCE MINISTRY 【6月28日 AFP】米国防総省のジェフ・デービス(Jeff Davis)報道官は27日、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が化学兵器を使ったとみられている今年4月の攻撃の拠点となったシリア中部のシャイラト(Shayrat)空軍基地で「化学兵器使用を準備していることを示す活動がみられた」と発表した。 ホワイトハウス(White House)は26日、アサド政権が反体制派の支配地域に対して行った4月4日の化学兵器攻撃の前と同様の活動がみられると指摘し、アサド政権が化学兵器を使用すれば「罪のない子供を含め、大量の民間人が殺害される結果になる可能性が高い」ため、「
化学兵器保持「間違いない」=イスラエル訪れシリア非難-米国防長官 21日、イスラエルのテルアビブで、会談に臨むマティス米国防長官(左)とイスラエルのリーベルマン国防相(AFP=時事) 【エルサレム時事】イスラエル訪問中のマティス米国防長官は21日、商都テルアビブで「国際社会の見解ではシリアが化学兵器を保持しているのは間違いない」と述べた。リーベルマン国防相との共同記者会見で断言した。 シリアの化学兵器廃棄に関する米ロ合意にアサド政権は違反していると長官は批判した。シリア北西部で4日に起きた化学兵器を使ったとみられる空爆を受け、米軍は米時間6日(シリア時間7日)、アサド政権の空軍基地を巡航ミサイルで攻撃している。 長官はこの後、エルサレムで、ネタニヤフ首相とも会談する。イスラエルが敵視するイランがシリア内戦などを通じ中東で影響力を拡大していることへの懸念を首相は長官に直接伝え、対応につ
「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 トランプ大統領が、シリアのシャリラト空軍基地への攻撃に踏み切った。北西部イドリブで化学兵器が使用されたとされることへの対抗措置として、化学兵器使用に用いられたとされる軍事基地が攻撃され、破壊されたわけである。 今後のシリ
「平和構築」を専門にする国際政治学者 篠田英朗(東京外国語大学教授)のブログです。篠田が自分自身で著作・論文に関する情報や、時々の意見・解説を書いています。過去のブログ記事は、転載してくださっている『アゴラ』さんが、一覧をまとめてくださっています。http://agora-web.jp/archives/author/hideakishinoda なお『BLOGOS』さんも時折は転載してくださっていますが、『BLOGOS』さんが拾い上げる一部記事のみだけです。ブログ記事が連続している場合でも『BLOGOS』では途中が掲載されていない場合などもありますので、ご注意ください。 昨日のブログでは、米国のシリアのシャリラト空軍基地攻撃は国際法上は違法と言わざるを得ないが、トランプ大統領の声明内容の妥当性も鑑みて、広範な支持が集まると想定される。日本政府の支持も妥当だろう、ということを書いた。 やや
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菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、国連安全保障理事会でシリアでの化学兵器使用を非難する決議案がロシアの拒否権行使で廃案となったことについて「安
James S. Brady Briefing Room 12:10 P.M. EDT SENIOR ADMINISTRATION OFFICIAL: This briefing today is about a declassified -- or it's a summary based on declassified information about the attacks on the 4th of April. So this is on background only. Attribution is senior White House official, and it will be embargoed until the end of the brief. And I'll have each of my colleagues come up here and
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は11日、米国がシリアに対し新たな空爆を計画しており、アサド大統領による化学兵器攻撃だと見せ掛けようとする動きがあるとの情報を入手していると明らかにした。 プーチン大統領は米国が再びミサイル空爆に踏み切ると予想しているかとの記者団に問われ、「ダマスカス南部などシリアの他の地域で、似たような挑発が準備されており、シリア当局が(化学兵器を)使用したと非難するための試みが計画されている」と述べた。主張を裏付ける証拠は示さなかった。 発言はティラーソン米国務長官がロシア入りする数時間前のタイミング。プーチン大統領の報道官によると、12日にティラーソン氏とプーチン氏の会談は予定されていない。
【ワシントン高本耕太】米国家安全保障会議(NSC)は11日、今月4日にシリア北部で行われた化学兵器を使用したとされる空爆に関する報告書を発表した。通信情報や衛星写真などの地理情報、被害者から採取した物理的証拠などから「シリア政府軍によってサリンが使用された」と断定。シリアやシリアを支援するロシアが、化学兵器使用を隠蔽(いんぺい)する「情報操作を行っている」と指摘した。 報告書は、機密指定を解除された米軍などが収集した情報や報道、ソーシャルメディア上の情報などを総合。化学兵器が使用された北部イドリブ県ハンシャイフン上空に「兵器投下の20分前にシリア空軍機が飛来し、被害が報告された直後に現場を離れた」と説明した。さらに、空軍機が飛び立ったシャイラット空軍基地に「3月末からシリアの化学兵器担当者らが詰め、攻撃を準備していた」と指摘した。
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