【ニューヨーク=平野麻理子】トランプ次期米大統領は27日、安全保障・対テロ担当の大統領補佐官にトーマス・ボッサート氏を指名すると発表した。ボッサート氏は息子のブッシュ政権下で安全保障問題担当の副補佐官を務めた。現在はリスク管理のコンサルティング会社を経営している。トランプ氏は「トム(ボッサート氏)は米国を守るための深く幅広い知識と経験をホワイトハウスのチームにもたらしてくれる。政権にとって計り
ドナルド・トランプ次期大統領が安全保障に関わる重要ポストの人事を進めている。既に確定した人物もいれば、可能性が取り沙汰されている人物もいる。 トランプ氏による人選からどんなことが推定できるのだろうか。実は、大したことは分からない。ただ同氏が軍の元司令官の登用を熱心に考えていることは明らかだ。トランプ氏は大統領選挙戦の間、米軍が近年の戦争に勝てなかったことについて軍幹部をこきおろしていた。それを考えると少々奇妙な話ではある。 国家安全保障担当の大統領補佐官に指名されたマイケル・フリン氏は元国防情報局長 で、大統領選では安全保障政策についてトランプ氏のアドバイザーを務めた。イスラム教に対するフリン氏の極端な主張はトランプ氏の演説にも反映されている。フリン氏は周囲からの評価が分かれる人物であり、共和党の外交政策担当者たちはトランプ氏本人と同じくらいフリン氏を恐れている。 「米国は世界の一部」 国
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