世界に存在する核弾頭の数を調査している長崎大学は、最新の数としておよそ1万4450発と推計されると発表し、このうちアメリカについて「北朝鮮に非核化を迫る一方で、核兵器の近代化を図るのは矛盾した姿勢だ」と指摘しています。 「長崎大学核兵器廃絶研究センター」は、各国政府や専門機関の情報などをもとに、世界に存在する核兵器の数や種類を推計していて、13日最新の調査結果を発表しました。 それによりますと、世界の核弾頭の数は、今月はじめの時点で推計およそ1万4450発で去年より450発減ったということです。 このうち、ロシアが6850発、アメリカが6450発と、2つの国で全体の9割以上を占めています。 また、北朝鮮は、これまでに6回の核実験を行っていることなどから、保有する数を「10発から20発」として、今後核実験場の閉鎖の動きなどがあるか注視する必要があるとしています。 そのうえで、センターでは北朝