ワシントン(CNN) 米海軍艦が昨年相次いで衝突事故を起こし、乗員17人が死亡した問題で、米海軍は16日、両艦の元艦長ら幹部を過失致死などの罪で軍法会議にかけると発表した。 軍法会議にかけられるのは、米誘導ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」と「ジョン・S・マケイン」の元艦長ら。 このうちフィッツジェラルドの事故では、艦長と大尉2人、中尉1人を職務怠慢、艦体を危険にさらした罪、過失致死などの罪で訴追。軍法会議を招集して証拠調べなどを行い、有罪か無罪かを判断する。 フィッツジェラルドは2017年6月に日本の本州沖で衝突事故を起こし、乗員7人が死亡した。 一方、ジョン・S・マケインの事故では、職務怠慢、艦体を危険にさらした罪、過失致死の罪で、艦長が軍法会議にかけられる。同艦は17年7月に商船と衝突して、乗員10人が死亡した。 さらに、フィッツジェラルドの乗員4人とマケインの乗員4人については、
(CNN) 太平洋に展開する米海軍の艦艇の衝突事故が相次いでいる問題で、米政府監査院(GAO)が艦艇の安全性と即応能力に関する懸念を強めていることが、CNNの入手したGAOの分析で明らかになった。この分析結果は6日に発表される予定だ。 GAOの分析によれば、日本に母港がある駆逐艦と巡洋艦が備えるべき交戦訓練証明書のうち、6月末で有効期限が切れていたものは全体の37%に達した。また、そのうち3分の2以上は期限切れになってから5カ月以上が経過していた。 海軍の艦艇は機動力や航行技術の他、弾道ミサイル防衛や水上戦のような戦闘能力を示すものなど全部で十数種類の訓練証明書をそろえることが規則で定められている。 艦隊が大規模化し派遣期間が長くなる一方で艦艇数は横ばいという状況の中、海軍の即応能力が不足しているとの指摘は軍幹部や議会、GAOから以前より上がっていた。 2015年にもGAOは、海外に展開す
シンガポールのチャンギ海軍基地のドックに入った、衝突事故による穴が開いたままの駆逐艦「ジョン・S・マケイン」(2017年8月22日撮影)。(c)AFP/Roslan RAHMAN 【8月23日 AFP】今週シンガポール沖で死者を伴う衝突事故が起きるなど、米軍艦が絡む事故がアジア海域で相次ぐ中、一連の事故の原因について、米海軍はサイバー攻撃の可能性を考慮せざるを得なくなっている。 米海軍のセキュリティーシステムを考えれば、そうした衝突事故を仕組むことなどあり得そうもないと考える専門家がいる一方、最近の事故の原因を人為的ミスや偶然で片付けるのは説明として不十分だと主張する専門家もいる。 シンガポールの港に向かっていたミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン(USS John S. McCain)」は21日朝、タンカーと衝突。船体に大きな穴が開き、乗組員10人が行方不明となり、5人が負傷した。 米海
【ワシントン=黒瀬悦成】米CNNテレビは22日、シンガポール東方沖の南シナ海で起きたイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」とタンカーの衝突事故について、マケインの操舵システムの異常が衝突につながった可能性があると伝えた。 米海軍当局者がCNNに語ったところでは、マケインは操舵機能が衝突の直前に失われ、事故後に回復した形跡がある。マケインには予備の操艦システムが搭載されているが、同システムは使われていなかった。 米海軍のリチャードソン作戦部長は21日、記者団に対し、イージス艦がサイバー攻撃を受けたことを示す証拠は現段階で見当たらないと説明した上で「調査では全ての可能性について探る」と述べた。 ホワイトハウスは22日、事故に関し声明を発表し、犠牲者の家族や友人に「哀悼の意」を表明した。
(CNN) 米海軍の誘導ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がシンガポール沖で商船と衝突した事故で、現場では捜索活動が続けられている。海軍は原因究明のために包括的な検証を行うと表明しているが、専門家からは、回避行動をとるべきだったのは、駆逐艦のほうだったとの見方が出ている。 マラッカ海峡は世界で2番目に船舶の交通量が多い。マレーシア当局の記者会見によれば、両船とも南シナ海からシンガポールへ向かう途中だった。 軍事評論家のリック・フラコナ氏は、タンカーがどんな動きをしていたとしても、機動性に勝る米駆逐艦の方が回避行動をとるべきだったと述べ、「複数のレーダーシステムや通信設備を搭載し、甲板で万全の監視を行っていた米海軍の最新鋭駆逐艦が、なぜ低速で航行する3万トンの巨大船を見つけて回避できなかったのか」と問いかけた。 今回の事故について、トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し「最悪だ」と
コンテナ船との衝突で激しく損傷し、横須賀の米海軍基地に到着したイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」(2017年6月17日撮影)。(c)AFP/Kazuhiro NOGI 【8月18日 AFP】今年6月に静岡県・伊豆半島沖で米海軍のイージス駆逐艦「フィッツジェラルド(USS Fitzgerald)」とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突した事故で、米海軍は艦長を解任するなど十数人を処分する。米海軍作戦副部長のビル・モラン(Bill Moran)大将が17日明らかにした。 モラン大将は記者団に対し「対象者はそれぞれの職責において指揮を執る能力についてわれわれの信頼を失ったため艦を降りることになる。艦に戻ることはない」と述べた。モラン大将は今回の懲戒処分は責任を問うための最初の一歩だとしており、今後の調査結果によりさらに処分が下される可能性がある。 横須賀を母港とする米海軍第7艦隊(7th Flee
(CNN) 米海軍のイージス駆逐艦フィッツジェラルドがコンテナ船と衝突した事故に関する米海軍の調査分析によれば、死亡した7人の乗組員のうち5人はほぼ瞬時に「身動きが取れなくなり」、まもなく死亡した可能性がある。国防総省関係者が23日までに明らかにした。 コンテナ船はフィッツジェラルドの右舷、乗組員が眠る居住区画のすぐ横に衝突した。 この関係者によれば、水が流れ込む中で2人の水兵が5人を救出しようとしていたことを示す証言があり、米海軍は裏付けを取ろうとしているという。この2人も死亡した。7人の遺体はすべて、艦内の浸水した区域で見つかった。 また、衝突により居住区画の船室の一部が内側に向かって崩れたとみられ、そのために内部の人々の脱出が困難になったという。 居住区画を閉鎖する水密扉を閉める命令が出た時に、2人が生きていたかどうかは全く分からないだろうとこの関係者は言う。居住区画以外の部分への浸
政治と経済 'I add my voice to those calling on Russia to urgently release Savchenko' - Mogherini - uatoday.tv
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
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