東京の海運会社「国華産業」の堅田豊社長は14日の記者会見で、イラン沖のホルムズ海峡近くで攻撃されたタンカーに関し「乗組員は飛来物でやられたと言っている」と説明した。計2回の攻撃のうち、2回目は乗組員が飛来物を目視していたという。機雷や魚雷による攻撃を受けたとの見方を強く否定した。 タンカーは当時、パナマ国旗を掲げて運航していた。堅田社長は「よほど精査しないと日本の船と確認できない。日本だからやられたとは考えにくい」とも述べた。 堅田社長は「攻撃を受けた場所は水面よりだいぶ上。魚雷や機雷であれば海面より上で損害を受けることはない」と話した。