米中対立で決裂に至った先のパプアニューギニアでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議。議長のパプアニューギニア首相、オニールも「(反対したのは)部屋にいた2人の巨人だ。その他、何が言える……」とサジを投げざるをえなかった。米中間の対立は経済・貿易面にとどまらず、安全保障面に波及しそうな勢いである。米中決裂の予兆は首脳会議に先立つ関連会合にあった。中国国家主席、習近平(シー・ジンピン)は
米中対立で決裂に至った先のパプアニューギニアでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議。議長のパプアニューギニア首相、オニールも「(反対したのは)部屋にいた2人の巨人だ。その他、何が言える……」とサジを投げざるをえなかった。米中間の対立は経済・貿易面にとどまらず、安全保障面に波及しそうな勢いである。米中決裂の予兆は首脳会議に先立つ関連会合にあった。中国国家主席、習近平(シー・ジンピン)は
ロシアのプーチン大統領は、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉に関連して日本が同盟国のアメリカに対して負っている安全保障上の義務を見極める必要があると指摘し、交渉を進める上では、日米安全保障条約の影響を考慮する必要があるという立場を改めて強調しました。 この中で、プーチン大統領は、北方領土問題を含む日本との平和条約交渉について、「日本が、同盟国のアメリカに対して安全保障上負っている義務が、交渉にどのような影響を及ぼすのか見極めなくてはならない」と述べ、交渉を進める上では、日米安全保障条約の影響を考慮する必要があるという立場を改めて強調しました。 さらに、プーチン大統領は、「われわれは、こうした点について、すべて明らかにしなければならない。大変な作業だ」とも述べ、交渉には時間がかかると指摘しました。 一方、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、プーチン大統領は、「核保有国になることは認め
安倍晋三首相は5日夕、官邸で記者団に対し、今月26、27両日に米ハワイでオバマ大統領との首脳会談に臨み、ともに真珠湾を訪問することを明らかにした。首相の発言の全文は以下の通り。 ◇ 「今月の26日、27日、ハワイを訪問し、オバマ大統領と首脳会談を行います。この4年間、オバマ大統領とは、あらゆる面で日米関係を発展させ、そして、アジア太平洋地域、世界の平和と繁栄のためにともに汗を流してきました。 先のオバマ大統領の広島訪問に際して、核なき世界に向けた大統領のメッセージは今も多くの日本人の胸に刻まれています。ハワイでの会談は、この4年間を総括をし、そして未来に向けてさらなる同盟の強化の意義を世界に発信する機会にしたいと思います。これまでの集大成となる最後の首脳会談となります。 そして、この際、オバマ大統領とともに真珠湾を訪問します。犠牲者の慰霊のための訪問です。二度と戦争の惨禍を繰り返してはなら
【北京・石原聖】中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は19日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が行われるペルーの首都リマで会談し、戦略的協力を深めることで一致した。中国外務省が20日発表した。ドナルド・トランプ次期米大統領は米露関係改善に前向きとされるが、米露関係改善が中露の戦略的協力に影響を与えないことを中露双方が強調する狙いがある。 会談で習氏は「来年も、中露の全方位にわたる戦略的な協調を強め、相互支持の拡大、政治と戦略面での相互信頼を確かなものとしたい」と強調。「双方はアジアの自由貿易を進め、アジアと世界の経済成長のためにAPECがさらなる貢献をするように推進すべきだ」と指摘した。
日中韓首脳会談、終わってみれば日本の圧勝だった~中韓は焦っている。安倍首相は、どっしり構えていればいい 習近平は焦っている 日本と中国、韓国の首脳会談が10月31日から11月2日にかけてソウルで開かれた。日中韓の首脳がそろって会談するのは3年半ぶりだ。時間の空白はなぜ生まれたのか。そして、なぜいま首脳会談だったのか。 会談を避けてきたのも再開に動いたのも、鍵を握っていたのは中国の習近平政権である。 マスコミは首脳会談について連日、大報道を繰り広げた。日中韓については「自由貿易協定(FTA)の交渉加速や首脳会談の定例化で合意」、日中は「東シナ海のガス田共同開発協議の再開を目指す」、日韓は「慰安婦問題で交渉加速」といった具合だ。 それぞれの合意内容や首脳たちの表情はそれなりに詳しく報じられた。だが、そもそも今回、会談がなぜ開かれたのか、逆にこれまでなぜ長い間、開かれなかったのかについての分析は
(2014年11月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国のバラク・オバマ大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)・CEOサミットで檀上に立つと、聴衆の間に興奮の渦が広がり、満員の会場が光を放つスマートフォン画面の海と化した。 国の支配下にある国家主義的な中国メディアの社説が「レームダック」大統領の「退屈な陳腐さ」や、自由民主主義と「怠惰な」米国の衰退について何を書こうと、オバマ氏は中国でロックスターなのだ。 プーチン大統領のスピーチと対照的な反応 聴衆の反応は、オバマ氏の前に同じ会場で行われたロシアのウラジーミル・プーチン大統領のスピーチと全く対照的だった。 プーチン氏の講演では、聴衆がはるかに少なく、誰も同氏と自撮り写真を撮ろうとしなかった。 前日に講演した中国の習近平国家主席でさえ、大半が中国人の聴衆がオバマ氏に浴びせた興奮と熱心な関心には、遠く及ばなかった。この対比は、ビ
(米「パシフィックフォーラム CSIS」ニュースレター、2014年45号) By Mendee Jargalsaikhan 「カーン・クエスト」(米・モンゴル共催多国間共同訓練)は、当初は沖縄のアメリカ海兵隊やアメリカ国防省からはっきりした反応をもらえず、質素に始まった小規模な2カ国間演習であった。だが、それ以来10年以上も続けられ、現在は米軍とモンゴル軍によるモンゴル外交の討議の場であり、複雑な近隣地域における独特な平和維持訓練行事となっている。 モンゴル人は、モンゴル軍の国際平和維持活動への貢献を促進し、また旧ソ連の訓練基地(ファイブヒル)を地域の平和維持訓練センターへ転用させることを進めるため、2カ国間演習の実施を熱心に要請した。その結果、アメリカ国務省はファイブヒル訓練基地で軍事援助を提供することを検討し、アメリカ海兵隊がモンゴル軍と小規模訓練を実施することを許可したのである。 こ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く