国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者だった故ウサマ・ビンラディン容疑者の息子ハムザ容疑者の結婚式の様子を映した動画の一場面(撮影日不明、2017年11月1日公開)。(c)AFP/FEDERATION FOR DEFENSE OF DEMOCRACIES 【11月2日 AFP】米中央情報局(CIA)は1日、国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」の最高指導者だった故ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者が2011年にパキスタンの潜伏場所で殺害された際に押収した、同容疑者の手書きの日記などを含むアルカイダ関連の膨大な資料を公開した。 CIAがオンライン上で新たに公開した47万点の資料は、2011年5月に米軍特殊部隊が故ビンラディン容疑者の潜伏場所だったパキスタンのアボタバード(Abbottabad)を急襲、殺害した際に押収されたもの。 この資料にはサウジアラビア出
バングラデシュのウキヤで、食料の支援物資を配給するトラックの周りに集まる、ミャンマーからのロヒンギャ難民たち(2017年9月14日撮影)。(c)AFP/MUNIR UZ ZAMAN 【9月15日 AFP】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の武装組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)」は14日、「アルカイダ(Al-Qaeda)」をはじめとする国際テロ組織との関係を否定する声明を出した。 ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)では、ARSAによる治安施設襲撃をきっかけに軍が取り締まりを開始し、人道的危機が加速。アルカイダは12日、ロヒンギャに対する支援をイスラム教徒に呼び掛けていた。 ARSAは、仏教徒が多数を占め、ロヒンギャに市民権が認められていないミャンマーで、長く続いてきた迫害から同民族を守ろうとしていると主張しているが、既に宗教と民族の緊張が高まってい
アルカイダの元指導者ウサマ・ビンラディン(右)殺害に抗議するパキスタンのイスラム主義者たち(2011年) Naseer Ahmed-REUTERS <ISISの台頭で一時目立たなくなっていた9.11の首謀者アルカイダが動き出した。まずはイスラム教徒の少数民族ロヒンギャを迫害するミャンマーを攻撃して勢力拡大を狙う> ミャンマー軍がイスラム系少数民族ロヒンギャの武装勢力に対し大規模な報復攻撃を行い、混乱が広がるなか、9.11米同時多発テロで悪名を馳せた国際テロ組織アルカイダが、不穏な動きをみせている。イスラム教徒のロヒンギャを迫害したミャンマー政府は当然の報いを受けることになると、警告を発した。ロヒンギャ危機を口実に攻撃を仕掛け、勢力範囲を拡大しようというのだ。 「ムスリムの同胞に対する残虐な処遇を......懲罰なしに看過するわけにはいかない。ミャンマー政府はムスリム同胞が味わった苦痛を味わ
英マンチェスターのコンサート会場やアフガニスタン・カブールなどで大規模テロ事件が続発する中、こうした犯行を繰り返す過激派世界に“新しいスター”が登場した。米同時多発テロ「9・11」を起こした国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンの息子ハムザ(28)だ。ビンラディン伝説が蘇ろうとしている。 ニューヨーク・マンハッタンの双子の高層ビル「世界貿易センター」に旅客機を突っ込ませて崩壊させたビンラディンはテロリストたちにとってはすでに伝説化、崇拝の対象にさえなっている。現在、アルカイダと対立している過激派組織「イスラム国」(IS)でさえ、ビンラディンを批判することはない。 ビンラディンが2011年、潜伏先のパキスタン・アボタバードで米海軍特殊部隊シールズに殺害された後、アルカイダの指導者にはエジプト人の元医師、アイマン・ザワヒリが就いた。しかし米軍の空爆などでアフガニスタンとパキスタン
時間の経過と共に、サルマン・アベディ容疑者の実像が浮かび上がってきた。しかし、マンチェスターで生まれた男の子が、いったい具体的にどうやって自爆犯になったのかは、いまだに不明だ。 イスラム教徒コミュニティーの生活相談員はBBCに対して、アベディ容疑者が過激で暴力的な思想の持ち主だと、警察の対テロホットラインに通報したことがあると明らかにした。数年前のことだという。
米ネバダ州で訓練飛行を行う米空軍の無人機(2013年5月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/US AIR FORCE/432nd Wing/432nd Air Expeditionary Wing 【3月3日 AFP】国際テロ組織「アルカイダ(Al-Qaeda)」は、組織のナンバー2とされるアブ・カイル・マスリ(Abu Khayr al-Masri)容疑者が、シリアで米主導の有志連合が実施した無人機攻撃により死亡したと認めた。 エジプト生まれのマスリ容疑者は、アルカイダを設立した故ウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の義理の息子に当たり、現指導者のアイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者の副官とみられている。 マスリ容疑者の死は、「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を含むアルカイダ系2組織が出した1日付の声明で公表された。イスラム過激派内
イエメン情勢 2017年02月06日 11:48 イエメンサウジアラビア イエメン情勢につき、取りまとめたところ次の通り。 この情報の通りであれば、政府軍の「黄金の槍」作戦は大きな成果を上げつつあり、またISに対する摘発も成果を上げているようですが、何しろmidiについては、これまでも制圧したとの報道があったし、また制圧したはずのモカでも政府軍の後退等必ずしもすべてうまくいっているようにも見えないのですが、やはりトランプの就任はイエメンにも大きな影響があるのでしょうね? ・midi方面政府軍司令官は、政府軍が一部の南部地域を除いて、midiの港と街を完全に制圧したと語った。 政府軍は4〜5日の戦いで、midi地域でhothy連合戦闘員30名を捕虜にしたと発表した。 ・政府軍とサウディ空軍の「黄金の槍」作戦は、モカとmidiを制圧し、南・北からホデイダを挟撃し、紅海沿岸を完全支配することを狙
イエメン情勢(トランプ政策の影響等) 2017年02月04日 10:51 イエメンアメリカの外交政策 イエメン情勢につき取りまとめたところ、次の通りです。 ・確か、アルカイダに対する降下作戦はトランプ大統領が決断し、許可したものと大きく報じられていますが、今度は米駆逐艦の紅海入り口への派遣です。 アラビア語メディは、米の複数の軍事筋は、米軍が駆逐艦コール(この名前が間違っていなければ、確か90年代末にアデン港で停泊時に、アルカイダのゴムボートの自爆攻撃を受けて、水兵17名だったか?が死亡した、あの駆逐艦ではないかと思います)を、イランの支援を受けたhothy連合から、航行の自由を守るために、派遣したとしている由。 また、昨日お伝えした、アブヤンだったかのアルカイダ訓練基地への海上からのミサイル攻撃は、米艦によるものだとの現地筋の話が伝えられています(米軍からは特段の発表もない) (どうも、
米軍の対アルカイダ作戦(イエメン) 2017年01月30日 16:53 アメリカの外交政策アルカエダ イエメンのal beidha での、米軍の降下作戦がトランプ大統領の許可で行われたことは、朝方お伝えしましたが、米軍は同作戦から24時間程度しかたっていないのに、イエメンで再びアルカイダ・メンバーに対する攻撃をしました。 今回は、al beidha 県の隣の、シャブワ県の西のベイハン地域とのことで、今回はドローンが、アルカイダのメンバーの乗った自動車を襲撃し、メンバー2名を殺害したとのことです。 https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/yemen/2017/01/30/اليمن-عملية-أميركية-ثانية-تستهدف-القاعدة-خلال-24-ساعة.html 小浜政権時代は、効果作戦はもちろん、ドローンを使った作戦も
トランプ大統領と対テロ戦争(イエメン) 2017年01月30日 10:42 アメリカの外交政策アルカエダ トランプは国防総省に対して、IS等過激派に対する新戦略を30日以内に策定するように命じた、といわれていますが、アラビア語メディアは米中央軍司令官が、昨日お伝えしたイエメンのal beidha県での降下作戦は、大統領が許可したものだと語ったと報じています。 実際の作戦は、トランプ就任後のものですが、アルカイダの幹部に関する情報収集、兵員、ヘリの準備等作戦の準備は、オバマ時代から行われてきたものだろうとは思われます。 しかし、就任直後に、このような(危険を伴う)作戦を許可したことは、今後のトランプの対テロ作戦が、オバマ時代よりもより米軍の介入(特に特殊部隊等の地上兵力)の方向に傾くことを示唆するような気がしますので、とりあえず一言だけ。 なお、作戦そのものは、昨日のal jazeera n
米軍?の降下作戦(イエメン) 2017年01月29日 21:37 イエメンアメリカの外交政策 トランプが国防総省に、IS撃滅のための作戦を30日以内に策定するように命じたとかいうニュースが流れていますが、最近米軍はリビアでもシリアでも、戦略爆撃機を使ってISを空爆しています。 さらに、どうやらイエメンでも降下作戦でアルカイダの幹部を殺害した模様で、米軍は日本等ではあまり報じられてはいないが、結構地道(でもないか!B2の使用は地道とは言えないですね)に過激派退治に取り組んでいるように見えます。 al jazeera netは、29日、イエメン中部のベイダ県(昔からアルカイダの活動拠点として有名)で、3機のヘリからの降下作戦で米軍とみられる部隊が、アルカイダの幹部を襲撃し、abdel raouf zahab とその弟等を殺害し、彼らの家を破壊したが、その過程で婦女子複数も死亡したと報じています
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