ロンドンの外交シンクタンク「ヘンリー・ジャクソン協会」は4日、英国内で過激思想が広がる最大の海外要因となっているのはサウジアラビアだとする新たな報告書を発表した。 同協会は、海外から資金提供を受けるイスラム主義組織や憎悪を語る説教師、暴力を推進するイスラム教聖戦主義(ジハード)組織との間に「明白で、強まりつつあるつながり」が認められたと指摘した。
【ブリュッセル】最近欧州で発生した2件のテロ未遂事件は、イスラム主義者のテロが新たな段階に入ったことをうかがわせると治安当局者はみている。テロの手口は比較的単純で計画もずさんなものだが、身近な物を何でも凶器にして殺人を試みるケースが増える恐れがあるという。
ロンドン中心部で発生した3日のテロ攻撃は、英国では過去72日間で3度目の攻撃だった。それは自由な社会に難しい選択を突きつけている。つまり、国内で発生するこのようなイスラム至上主義者のテロを封じるために、より多くの措置を今講じるのか、あるいは何もせずに、あえて政治的反動が起こる危険を冒すかだ。後者の場合、市民の自由や人権にはるかに厳しい制約が課される結果になるだろう。
ロンドン在住のクラム・バット容疑者がほかのロンドン市民を殺して回った時、サッカープレミアリーグ、アーセナルのジャージーを着ていた。ロンドンの地元チームだ。
英国ロンドンの中心部のロンドン橋付近で6月3日土曜日の夜10時頃、車が暴走して歩行者を轢いた上で、車から降りた3名の犯人たちが刀やナイフで通行人に襲いかかった。犯人たちは切りつけながら「これはアッラーのためだ」と口走ったという。警察によって銃殺された犯人たちを含め、7名が死亡した。 3月22日のロンドン・ウェストミンスター橋・宮殿での轢殺・刺殺事件、5月22日のマンチェスターのコンサート会場での自爆に続き、英国で過去3カ月で3回の大人数を殺害するテロが実行されたことになる。2005年の7月7日と14日の地下鉄・バス爆破テロは、グローバル・ジハードの西欧での展開の初期のものだったが、その後英国は概ね大規模なテロを防いできた。しかし2017年に相次いで大規模なテロが発生することで、新たな対策を迫られそうだ。
時間の経過と共に、サルマン・アベディ容疑者の実像が浮かび上がってきた。しかし、マンチェスターで生まれた男の子が、いったい具体的にどうやって自爆犯になったのかは、いまだに不明だ。 イスラム教徒コミュニティーの生活相談員はBBCに対して、アベディ容疑者が過激で暴力的な思想の持ち主だと、警察の対テロホットラインに通報したことがあると明らかにした。数年前のことだという。
3月27日、英国の警察当局はロンドンの国会議事堂付近で先週起きた襲撃事件について、実行犯として現場で射殺されたハリド・マスード容疑者と過激派組織「イスラム国(IS)」、あるいは「アルカイダ」とのつながりを示す証拠は見つかっていないと発表した。写真は犠牲者を悼んで事件現場に置かれた花束(2017年 ロイター/Stefan Wermuth) [ロンドン 27日 ロイター] - 英ロンドンの国会議事堂付近で先週起きた襲撃事件で、警察は27日、実行犯として現場で射殺されたハリド・マスード容疑者(52)について、過激派組織「イスラム国(IS)」あるいは「アルカイダ」とのつながりを示す証拠は見つかっていないと発表した。 ただ、同容疑者が「聖戦(ジハード)」に関心があったことは明らかだとし、動機の解明を進める方針を示した。 英国生まれのマスード容疑者は22日、国会議事堂近くのウェストミンスター橋で通行人
チュニジ情勢(内相暗殺計画等) 2016年10月17日 10:42 チュニジアテロ チュニジアではバルドー美術館でのテロ(邦人も犠牲になった)に引き続き、スースだったかの海岸ホテルで英国人観光客が多数殺されるテロがあり、その経済の主柱たる観光産業の再建のためにも、治安の確保が政府にとっては最重要の課題ですが、チュニジア情勢に関し、断片的ですが・・・・ ・チュニジア治安当局は、その内相の暗殺及び政府の中枢機関に対する攻撃を企図していたテロリストの改革を未然に防いだ。 治安当局は、過激派をフォローしていたが、彼らは男女62名からなり、うち32名が逮捕され、20名が逃亡中で6名は証拠不十分で釈放された。 また彼らの所持していた武器類も押収された (テロリストのグループ名やIS等との関係等は不明) ・チュニジア治安機関は、abdel rahaman hajj が、国家安全保障本部長の職に復帰してか
リビア情勢(仏兵士の死亡) 2016年07月21日 17:09 リビア仏 リビアではhaftar将軍部隊のヘリに同情していた仏兵士3名(当初2名とされたが、その後3名に訂正された)がヘリの墜落で死亡したことは昨日お伝えしましたが、仏政府がその兵士の死亡を確認した数時間後に、トリポリの国民統一政府は、声明を発して、リビアにおける仏軍兵士の存在はリビアの主権侵害であるとして、深刻な遺憾の意を表明しました。 声明は、リビアとしてはISと戦うために、いかなる外国からの支援も受ける用意があるが、それはリビア政府の要請と同意に基づくべきものであると指摘した由 他方haftar 将軍の空軍司令官は、声明にて仏人兵士は、1年以上前からhaftar 軍を支援している英米仏特殊部隊の一員であるとして、遺体はベンガジに送られた後仏に送還されると述べた由 この事件に関し、トリポリ、ミスラタその他の都市で、外国軍の
2016年に関する予想を評価する際には、「連続性バイアス」に気を付けた方がいい。今年は昨年に少し似た年になる、ただ、その様相が強まるだけだと想定したくなる衝動のことだ。 実際、最近の政治史は、1年を決定付ける出来事は概して大きなサプライズや連続性が突然途切れる断絶であることを示している(どうしても必要なら、それを「ブラックスワン」ないし「未知の未知」と呼ぶといい)。 2014年の初めに、筆者の知る識者でロシアがクリミアを併合するとか、ISISと呼ばれるジハード(聖戦)主義者集団がイラク第2の都市モスルを制圧すると予想している人は誰もいなかった。 また、2015年の初めに、多くの人がこの年に100万人以上の難民がドイツに到着すると予想したり、米国でのドナルド・トランプ氏の信じ難い台頭を予見したりしていたという記憶はない。 これらはすべて、2016年の最も重要な地政学的な出来事もやはり、識者と
後藤さんらの処刑動画に登場日本人ジャーナリスト後藤健二さんをはじめ米国や英国のジャーナリストら多数を公開処刑した過激派組織「イスラム国(IS)」の「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」が乗った車に対し、シリア北部ラッカで米軍の無人機(ドローン)による攻撃を加えたと12日、米国防総省が発表した。 英大衆紙デーリー・スター(2014年8月の1面)米軍は「ジハーディ・ジョン」が死亡したかどうか確認を急いでいる。菅義偉官房長官は13日の記者会見で、「事実関係を米側に確認している」と述べた。一方、キャメロン首相は同日、首相官邸前で「我々は揺るがぬ決意を持っており、我々の市民を決して忘れない」との声明を読み上げ、「ジハーディ・ジョン」への攻撃の正しさを強調した。 黒装束で覆面をした悪名高き「ジハーディ・ジョン」は英国人のモハメド・エンワジ(27)とされ、1988年にクウェートで生まれ、94年に英国に移住した
(CNN) 米当局者は4日、エジプトで墜落したロシアの旅客機について、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」か系列組織によって爆弾を仕掛けられたとの見方を強めていることを明らかにした。 英国のハモンド外相も、同機が爆発物によって墜落したことをうかがわせる「重大な可能性」が浮上したと指摘。中東の関係者も、同機に爆弾が仕掛けられていた可能性が高いと思われると語った。 ロシアのコガリムアビア航空9268便は10月31日、エジプトのシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かう途中で空中分解してシナイ半島に墜落し、搭乗していた224人全員が死亡した。 直後にISISが犯行声明を出していたが、当局はこれまでテロの可能性を否定していた。 しかしある米当局者は、これまでに収集した情報を分析した結果、ISISか系列組織が同機に仕掛けた爆弾が爆発した可能性が最も高いことが分かった
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