オーストリアでは、先月までの1年間で新たにおよそ6万5000丁の銃が販売されるなど、銃の所有者が増えていて、専門家は、難民や移民の問題を受けて市民のあいだで不安が高まっていることが原因ではないかと指摘しています。 内務省によりますと、届け出のある銃の数は、先月1日の時点で96万丁余りで、去年の同じ時期と比べておよそ6万5000丁増え、所有者も28万人余りとおよそ3万人増えたということです。 増加の理由は明らかになっていませんが、首都ウィーン市の西部にある銃の販売店には、去年から、女性が多く訪れ、「グロック」と呼ばれる拳銃や、護身用のペッパースプレーなどを購入していくということです。 販売店の店主は、「客の半数近くを女性が占めるようになった。難民や移民による凶悪な犯罪の報道を新聞などで見て、身を守りたいと話す人が多い」と説明しました。 犯罪社会学が専門のラインハルト・クライスル氏は、ヨーロッ
Austrian Chancellor Christian Kern attends a news conference in Budapest, Hungary, July 26, 2016. REUTERS/Lazslo Balogh VIENNA (Reuters) - Austrian Chancellor Christian Kern said on Wednesday that he would start a discussion among European heads of government to quit talks with Turkey about joining the European Union because of the country’s democratic and economic deficits. European leaders have
【ベルリン=赤川省吾】オーストリアの憲法裁判所は1日、5月に行われた大統領選の結果を無効とする異例の判断を下した。開票の手続きに不備があったとして、大統領選をやり直すように命じた。再選挙では欧州統合に懐疑的な極右政党の候補者がどこまで票を伸ばすのかが焦点となる。英国の欧州連合(EU)からの離脱交渉にも影響を与えそうだ。オーストリアでは5月の大統領選でリベラル系の緑の党が推すファン・デア・ベレン
<第一次大戦により、オーストリア帝国は国家解体に至ったが、その指導者達は国が解体するとは夢にも思っていなかったはずだ。100年が過ぎた今、ナショナリズムに突き動かされたイギリスがEU離脱を決めたが、その指導者達もまた、意図せぬかたちでイギリスを解体させようとしている>(写真は、第一次大戦時のハプスブルク帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世夫妻を描いた絵画、ウィーンのオークション会場にて) 今からちょうど100年前のこと。1916年に、68年間皇帝に君臨してきたハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフ1世が死去しました。これは第一次世界戦中のこと。 第一次世界大戦は、ご承知の通り、サラエボ事件を契機としたオーストリアのセルビアへの最後通牒から始まります。ハプスブルク家は、ヨーロッパでも名高い名門の王室。長年、神聖ローマ帝国の皇帝に就き、神聖ローマ帝国終焉の後は、ハプスブルク帝国の皇帝としてヨーロッパの
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