韓国・ソウル(CNN) オーストラリア国防省は5日、中国の戦闘機が攻撃的な飛行を行って、南シナ海周辺の上空をパトロール中だったオーストラリアの哨戒機を危険にさらしたと発表した。 オーストラリアのマールズ国防相によると、中国の戦闘機J―16が先月、公海上空で通常の偵察飛行を行っていたオーストラリアの哨戒機P―8に接近し、フレアとチャフを放出。少なくとも1片がオーストラリア軍機のエンジンに入った。 チャフはアルミニウムまたは亜鉛の小さな金属片で、軍用機がミサイルを混乱させる目的で放出するが、航空機を妨害する目的で使用することもできる。 オーストラリア国防省は声明を発表し、中国戦闘機の飛行について「P―8機とその乗員の安全を脅かした危険行為」と位置付けた。 マールズ国防相がオーストラリアのテレビ局9ニュースに語ったところによると、J―16はP―8に異常接近し、至近距離を並んで飛行しながらフレアを
アメリカのトランプ政権が台湾海峡に艦艇を派遣するペースを加速させる中、カナダ海軍の艦艇も初めて通過したことがわかり、アメリカと連携して中国に圧力をかけるねらいがあるものとみられます。 台湾の国防部は19日「カナダの軍艦が台湾海峡を通過した」と発表しました。 台湾当局の関係者によりますと、通過したのはカナダ海軍のフリゲート艦「レジャイナ」と補給艦の合わせて2隻で、カナダ海軍の艦艇が台湾海峡を通過するのは初めだということです。 レジャイナのフェイスブックによりますと、先週、南シナ海で日本の海上自衛隊などと共同訓練を行っていて、訓練を終えたあと台湾海峡を南から北に向けて通過したものとみられます。 トランプ政権は米中の貿易摩擦が激しさを増す中、台湾海峡に艦艇を派遣するペースを加速させていて、ことしに入って毎月、アメリカ海軍の艦艇が海峡を通過しています。 カナダをめぐっては、アメリカの要請を受けたカ
カナダを訪れている河野外務大臣は、記者団に対し、北朝鮮問題をめぐる関係国の外相会合について、圧力を最大限まで高めていくことで参加国が一致したのは非常に有意義だったとしたうえで、「対話ムードや融和ムードは一切無かった」と強調しました。 そして、会合では、国連安保理決議の完全な履行に向けて、北朝鮮関連の船舶が関係する海上での違法な取り引きに対する日本の取り組みを説明し、北朝鮮による制裁回避の動きが巧妙になっているとして、さらに対策を強化していくことで一致したと明らかにしました。 そのうえで河野大臣は「会合で、対話ムードや融和ムードは、一切無かった。認識のずれも無かった」と強調するとともに、会合に参加していない中国とロシアにも議論の内容は、直ちに伝えられるとして、中国やロシアとも連携し、朝鮮半島の非核化に向けた取り組みを推進していく考えを示しました。
米国の軍事行動などに伴う朝鮮半島有事にあたり各国が自国民を避難させる非戦闘員退避活動(NEO)について、韓国政府が米国以外とは各国軍の活動に関する協議を拒否していることが15日、分かった。このため日本政府は、自衛隊の航空機と艦艇の活用に向け、カナダやオーストラリアなど有志連合で韓国政府と協議する検討に入った。協議の枠組みとしてティラーソン米国務長官が提案した国連軍派遣国会合を有志連合会合に改編することも視野に入れる。 NEOでの自衛隊の活用には韓国政府の同意が必要だが、韓国では自衛隊に抵抗感が強い。そのため日本政府は米国やカナダなどを中心とした有志連合の一角として、各国軍と連携した形で自衛隊を派遣することを検討している。 NEOについて、韓国政府は米国との協議を受け入れている。一方、複数の日本政府高官によると、自衛隊の活動に関する日本との協議を拒んでいるほか、カナダやオーストラリアなどとの
■政府、枠組み検討 政府が、米国の軍事行動などに伴う朝鮮半島有事にあたり在韓邦人を避難させる非戦闘員退避活動(NEO)について、米国やオーストラリア、カナダを中心とした有志連合による枠組みでの対処を検討していることが24日、分かった。邦人退避に自衛隊機を活用するには韓国政府の同意が必要で、韓国で抵抗感の強い自衛隊を有志連合の一角と位置づける方が同意を得やすいと判断している。 ◇ 各国の退避活動で日本が主要な中継地点になることを念頭に、政府は米国とともに有志連合構築を主導する。軍事作戦とは切り離した有志連合の正当性を印象づけるため、退避活動という人道的措置に関する国連決議の採択を求めることも視野に入れている。 韓国国内には仕事などを理由とする長期滞在の日本人が約3万8千人、観光などが目的の短期滞在が約1万9千人で計約5万7千人いる。米国人は20万人以上で、オーストラリア人やカナダ人も多いとさ
アフガニスタン・カンダハルの基地に向かう輸送機上のカナダ軍兵士ら(2011年7月5日撮影)。(c)AFP/SHAH Marai 【6月7日 AFP】カナダのクリスティア・フリーランド(Chrystia Freeland)外相は6日、自立した外交に向けて国防費を大幅に積み増し、世界のリーダーとしての責務を負うことに消極的な米国への依存を低下させる方針を明らかにした。カナダの外交政策の大きな転換を示すものだ。 フリーランド外相は議会で行った演説で「過去70年にわたり不変と思われてきた国際関係に疑問が投げかけられている」と指摘。カナダが世界でこれまでよりも大きな責務を担っていく姿勢を打ち出した。 その上で、外交や国外での開発事業を支援するため、自国の軍事力を「ハード面」で強化する必要があると強調した。国防政策の詳細は7日に発表される予定。 フリーランド外相は演説後、記者団に「2本の足で自立すると
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