ケルチの悲劇に関して、ロシアの複数のマスメディアが「タタール人の痕跡」が見られると報道したことは、占領政権がクリミア・タタール民族に対して新たな弾圧を準備している可能性を示している。 17日、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」代表の声明として、レファト・ジュバロフ・メジュリス代表が自らのフェイスブックに公開した。 声明には、「『レンタ.ru』が報じた今回の悲劇の『タタール人の跡』という表現は、多くの他のロシアのマスメディアに瞬時にキャリーされた。これは、ロシ占領者が一時的被占領下クリミアのクリミア・タタール民族対して、新たな弾圧・迫害を開始する準備があることを話せるようにするものである」とある。 また、同発表には、ロシア政府のコントロール下にある「レンタ.ru」は「治安機関」や「目撃者」の発言をもとに、あたかも「ケルチ工科大学の爆発に関与した疑いのある人物は、23歳ぐらいの風貌で